カテゴリーアーカイブ:著作と講演

何度やっても、講演は難しい

2019年2月18日   岡本全勝

いろいろと講演を引き受けています。大学の講義も。しかし、何度やっても、話すことは難しいです。「宮城県市町村行財政セミナー
場慣れはしているのですが、毎回「あそこは、もう少し違った話し方をすれば良かったなあ」と、振り返ることが多いです。

もちろん、講演会の評価は、伝えたいことを伝えることができたか。そして、聴衆に満足してもらえたかです。
前段は、何を伝えるかを考え、脱線しないようにレジュメを配ります。これで、伝えたいことは、はっきりします。後段は、聴衆の反応やアンケートで評価がわかります。

私はもう一つ、伝えたいことを明確にするだけでなく、楽しみながら聞いてもらうことを考えます。白板を使って動きを入れたり、質問をして興味を引いたり。楽しく聞きながら、重要なことを持って帰ってもらう。これが、私の理想です。
話している最中は、「聴衆に受けているか」を気にします。受けが良いと、私も話が乗ります。聴衆の反応を見ながら、次の話の展開を考えます。その場合に、受けが良くないときは、どうしたら受けるかを必死に考えます。

聴衆が雑多な人からなっている場合は、難しいです。そのテーマに関する知識、関心がばらばらなので、全員を喜ばせることが難しいのです。
次に、話が同じ内容で、聴衆もよく似た人たちであっても、受けが良い場合と、いまいちの場合があります。これには、頭を抱えます。
同じ内容を話しているつもりでも、興味を持ってもらえる場合と、そうでない場合があるのでしょう。ちょっとした言い回しとか、表現の違いだと思います。

わかりやすいように、抽象論でなく具体例、簡単に言うと私の体験談や失敗談を多用します。また、なるべくリラックスして聞いてもらえるように、笑い話などを織り込むのですが。これが受けない場合があります。
関西漫才を目指している私にとって、これはつらいです(苦笑)。で、時に「ここは笑ってください」と、笑いを強要するのです。これは反則行為ですね。
壇上で、あるいは終わってから次回に向けて反省し、工夫を重ねます。「難しい速記録起こし

一対一での会話は、相手の表情を読みながら応答しなければならないので、もっと難しいのですが。この場合は、相手とのやりとりなので、直ちに修正が可能です。

宮城県市町村行財政セミナー

2019年2月15日   岡本全勝

きょう2月15日は、宮城県市町村行財政セミナーに呼ばれて、講演に行ってきました。170人の方が聞いてくださいました。

第1部は小西砂千夫・関西学院大教授で、第2部が私です。東北で、二人で関西弁でしゃべってきました。まあ。村井・宮城県知事も大阪出身だし、アイリスオーヤマの大山健太郎会長も大阪出身ですよね。
「G7の中で日本がゲベです。おっと、ゲベってわかりますか」と聞いたら、「わかりません」といわれました。最下位、ビリのことです。

東北の方はまじめなので、それなりに手を打ちました。笑って欲しいところは、「ここは笑ってください」と強要しました(笑い)。
何度も講演はしているのですが、観客と波長が合う会と、あわない会があるのです。きょうは良かったかな?
話し方は関西弁、笑いも取りましたが、内容は、もちろん重要なことですよ。

三井住友海上火災保険、自治体向け働き方改革セミナー

2019年2月6日   岡本全勝

きょう2月6日は、自治体向け働き方改革セミナー「実践!働き方改革~三井住友海上の取組」に行ってお話ししてきました。「パンフレット
私が、自治体現場での働き方の問題点と改革の進め方をお話ししました。続いて、三井住友海上火災保険の担当課長が、実践事例を説明しました。

働き方改革が叫ばれていますが、この実践は難しいことです。通達を出すだけ、機械を導入するなどでは、実効性がありません。これまでの行革とは性格が違うのです。そのあたりを、私が解説しました。そして、多くの社員を抱える会社が、どのように働き方改革を進め、成功しているか。失敗事例を含めて、具体例を話してもらいました。
元復興庁次官と損保会社人事課長という、「不思議な組み合わせ」です。でも、自治体には、参考になると思います。

2月という自治体職員には忙しい時期でしたが、80席がほぼ埋まりました。質疑応答では、県庁職員や某省の幹部から鋭い質問が出ました。
要請があれば、再度開催し、また地方でも開催する用意はあります。ご相談ください。

(参考)このホームページでも取り上げ、マスコミも取り上げているように、三井住友海上火災保険は2年前から社を挙げて働き方改革に取り組んでいます。「残業削減、やればできる」「退社宣言ポップ」。1月7日日経新聞「2019年の法律こう変わる 働き方改革」の記事の中の写真。

難しい速記録起こし

2019年2月2日   岡本全勝

しばしば講演を頼まれ、お役に立つならと引き受けています。
主催者の意図や聴衆の関心を考えて、話の内容とレジュメ、配付資料を準備します。これはこれで、大変なのですが。今日の話は、講演のあとです。

講演を、文字で残す場合があります。私の話は、その場で聞いてもらわないと面白くないので、速記録はできれば勘弁してもらっています。しかし、主催者の都合で、文字に起こして配布する場合があります。
何が困るか。話の内容をそのまま活字に起こして、「手を入れてください」と送ってこられるのです。中には、読めるように、手を入れて送ってくださるところもあります。そうでないと、意味が取れないところあります。これは、私が悪いのです。すみません、ええ加減にしゃべって。でも、テンポ良く、聴衆を引き込むことも、私の語りの特徴です。関西漫才ですわ。

しかし、手を入れてもらっていても、話しているときは通じていると思われる内容が、活字にすると通じないか所があります。
例えば「・・・です」です。これが断定なのか疑問なのか、活字ではわからないのです。疑問文の場合は、語尾が上がっているはずです。「です?⤴」
微妙な間合いも、再現できません。
さらに、主語述語が不明瞭な場合や「・・・で、・・・ですが・・・」と文章が長く続いている場合があります。これは、私のしゃべり方が悪い。
ここまでは、言ってみれば「普通の悩み」です。次の場合は、少々難しいです。

私は、しばしば黒板(白板)に、図や絵を描いて説明します。この語りを活字にしても、ちんぷんかんぷんになります。
「ここが・・・なのですよね」と文章になっても、「ここが」は読んでいる人は全くわかりません。
聴衆に質問して、手を挙げてもらうこともあります。人数を見て「たくさんおられますね」と発言した場合は読んでわかるのですが、「この程度ですか」はその場にいた人はわかるけど、文章になると何人かはわからない。
パワーポイントを使って講演する場合は、どうするのでしょうね。語った内容を文章にして、その間にパワーポイントの絵をはさむのでしょうか。

語りと文字とは、伝える、伝わる情報量に大きな差があります。
戯曲と演劇の違いです。同じ戯曲でも、演出家と俳優によって、演劇は変わってきます。舞台演劇やテレビドラマ、映画を文字越ししても、面白くないですわね。
シェークスピアの戯曲は文字で読んでも、面白いです。というか、文字だから残ったのです。読者ごとに、行間を想像で補って、舞台を思い浮かべるのでしょう。あるいは、あらすじだけを追いかけて、それで楽しむとか。

埼玉県庁企業局研修

2019年2月1日   岡本全勝

今日午後は、埼玉県庁企業局の幹部研修に行ってきました。
どのようにして、効率的な経営をするか、職員の生産性を上げるか。
どこの職場も、悩んでおられます。
企業局も、積極的に取り組んでおられるようすが、うかがえました。

皆さん熱心に聞いてくださいました。
終わってからの質問も、的を射た内容で、私も考えるところがありました。