カテゴリーアーカイブ:講演

マレーシア政府研修講師2

2026年10月3日   岡本全勝

マレーシア政府研修での写真が届いたので、載せておきます。初級職と中間管理職を一緒に講義したので、写真も2枚です。
研修員のアンケートの回答も送っていただきましたが、私の意図が通じているようでよかったです。話の途中でも班別討議でも、たくさんのしかも広範な質問が出て、それに答えたこともよかったのでしょう。講義はその分短くなるのですが、研修生の満足度は上がります。

マレーシア政府研修講師

2026年9月30日   岡本全勝

昨日9月29日は、国際協力機構に呼ばれて、マレーシア政府行政官研修に行ってきました。去年から呼ばれています。中央と地方の公務員、初級職15人と中間管理職15人です。9月29日から10月16日まで、東京のほか大阪や京都でも研修を受けます。

私の担当は、「日本の発展を支えた行政機構」です。この内容は、外国の政府幹部に何度か講義しています。
以前は日本の発展を2期に分けていたのですが、3期に変えました。これまでは、明治維新から敗戦までを第1期(近代国家への転換)、敗戦から現在までを第2期(驚異的経済成長)と説明していたのです。しかし「経済成長外国比較」の図が年とともに伸びていくと、長期停滞を説明しなければならなくなりました。1991年のバブル経済崩壊から現在までを、第3期(成熟社会での模索)と位置づけ、説明しています。「時代は進む2」

マレーシアも発展著しく、1人当たりGDPは1万5千ドルを超えています。日本の発展の図に韓国と中国をつけてあるので、マレーシアの位置を確認してもらい、また日本の発展の要素や問題とマレーシアとを比べてもらいました。
今回は、研修生による討議も組み込みました。6班に分けて議論し、発表や質問をしてもらいました。日本の農業、教育、子育て、少子化などに関心があるようです。主催者の指示で、途中でお祈りのための休憩も取りました。
「2025年マレーシア国政府行政官研修」

サヘル諸国講師

2026年9月11日   岡本全勝

今日9月11日は、国際協力機構の依頼で、「サヘル諸国・周辺国における地方行政能力強化による強靭な地域・社会形成」研修の講師に行ってきました。去年に引き続きで、もう4度目になります。好評のようです。
参加は、ブルキナファソ、ブルンジ、コートジボワール、モーリタニア、チャド、マリ、ニジェールから11人でした。9月日から広島市で研修を受け、東京に移動して、30日に帰国します。あいにくの天気で、富士山は見えなかったとのこと。

私の担当は、「日本の発展を支えた行政機構」です。この講義は最近しばしばやっています。それを踏まえ資料を加筆し、話す内容の重点も変えています。フランス語の通訳です。言葉より、写真や図が伝わりますね。
講義を繰り返しているうちに、日本の行政機構が機能したのは、社会にそれだけの素地があったからだと痛感しました。国民の資質と努力、社会の安定などです。公務員の汚職に悩んでいる国もあります。それらのよい条件がないと、いくら行政が頑張っても、効果が出ません。社会的共通資本のうち、関係資本や文化資本が重要なのです(「公共を創る」第256回)。そして社会の発展には、官共業のうち、共と業の貢献も必要です。

質問時間を30分取ったのですが、様々な質問が出て、20分延長しました。
講義の内容を理解してもらうことも重要ですが、日本を好きになってもらうこと、「我が国も日本のように発展しよう」と思っていただくことも重要です。

広島県・市町幹部研修講師

2026年8月20日   岡本全勝

今日8月20日は、広島県自治総合研修センターでの県と市町の幹部研修のため、広島市に行ってきました。集合研修参加者は17人、オンライン参加者が50人あまりで、合計約70人です。

これまでこの研修は講師による講話・オンライン受講が主だったようですが、主催者にお願いして、集合研修・班別討議を組み合わせることにしてもらいました。全員が集合するのは困難なので、オンライン受講との併用です。
班別討議は、4班に分かれ、短時間のうちに課題の答えを考える必要があります。課題は、事務局と相談して、参加者に適した問を考えました。
さらに、それを発表し、ほかの班から「突っ込みの質問」があり、それに答えなければなりません。しかも、初めて会った人もいる共同作業です。皆さん、なれない作業ですが、そこは県と市町の幹部です。適確な答えと、質疑がありました。

私は、オンライン講義が嫌いです。参加者の反応が十分にわからないのです。「この人はこの話題はわかっているな。あの人はどうかな」と反応を見ながら話します。また、一方的な講義、特にオンライン研修は効果が低いと思っています。オンライン受講は、画面をつけたまま、内職ができますよね。研修は、職場から隔離された部屋でカンヅメにされる方が効果があります。そして、聞くだけでなく、参加型の負荷がかかるのがよいです。「会社員のeラーニング受講完了4割、ながら受講は8割」

追記
講義で紹介したこのホームページの「明るい課長講座」
「明るい公務員講座」3部作