9月17日の日経新聞有価に「絶滅危惧種の渡り鳥コアジサシ、観察減らすと繁殖成功 福島の営巣地」が載っていました。保護活動が逆効果だったのですね。
・・・絶滅危惧種の渡り鳥「コアジサシ」が今夏、福島県いわき市の夏井川河口で繁殖し、20羽以上のひなが巣立った。東北の太平洋側では貴重な営巣地だが、2年前まで15年間、カラスの捕食被害などで巣立ちは確認されていなかった。
会員減による人手不足に悩む保護団体が、窮余の策で観察日を減らし「知らんぷり」したところ、人間の姿で巣の場所を特定していたカラスの攻撃を受けにくくなったとみられる・・・
・・・県は毎年5〜8月、河口の立ち入りを規制しているが、ひなは親鳥が餌の小魚を捕りに巣を離れている間に、たびたびカラスに食べられていた。
一方、同支部では近年、会員数が最盛期の半数近くまで激減。人手が足りず、観察する日を限定して放任することにした。
すると昨年、2009年以来となる5羽が巣立った。原因を調べると、一端は「人間の姿」。立花博支部長代行は「カラスは会員らが向けたレンズの先にひながいることを覚え、襲っていた」と振り返る・・・