カテゴリーアーカイブ:著作と講演

JICA強靱な社会づくり研修

2026年10月26日   岡本全勝

今年も、国際協力機構(JICA)に呼ばれて、強靱な社会づくり研修の講師を務めました。今回の参加国は、パキスタン、パレスチナ、リビア、スーダン、エチオピア、ナイジェリア、ソマリア、ウガンダ、ブルキナファソ、ブルンジ、南スーダン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、コソボの13か国です。それぞれの国が、どこにあるかわかりますか。

私の出番は3度。10月15日は日本の発展を支えた行政機構の講義、22日は東北復興の講義、そして26日が全体の振り返りです。2回の講義はその主題に沿って話しますが、いつものことながら、それに限らずいろんな質問が出ます。最近は、質疑時間を全体の半分にしています。
岡本講師は、どんな質問にも明瞭簡潔に答える(そう心がけている)ので、参加者からは好評です。正確に答えようとすると時間がかかり、また理解しにくいでしょう。そこは割り切りです。

歴史や社会が異なるので、日本の経験はそのまま当てはまらないでしょうが、各国の発展を考える一助になればうれしいです。「2025年国際協力機構「強靱な国・社会づくり」講師」

静岡大学で講義2

2026年10月25日   岡本全勝

先日の「静岡大学で講義」、学生からの感想文が送られてきました。長短はありますが、それぞれの思いがしっかりと書かれています。内容もしっかりしていて、文章も読みやすいです。

大震災対応や総理秘書官の仕事は、彼ら彼女らには珍しいので、勉強になったようです。あわせて、「公務員は法令に書かれたことを実行するだけでなく、書かれていないことを考える」「公務員は接客業」「職場は集団演技」といった話も、新鮮だったようです。
「自分探しは自分作り、経験を重ねることで自分ができる」「一人で悩むな」「わからなかったら人に聞く」「新聞を読む意味」などの、社会人の先輩としての助言も心に響いたようです。そのような話を聞く機会はないでしょうから。

枚数が多いので、読むのは一苦労ですが、私の話がどの程度通じているかを測るよい資料です。「へえ、こんな話が記憶に残ったのだ」と思うような記述もあります。
一つ注文をつけるなら、改行のない文章がいくつかありました。長くなると、読みにくいです。これは、山田准教授から指導してもらいましょう。

JICAウクライナ復旧・復興支援講義

2026年10月20日   岡本全勝

今日10月20日は国際協力機構(JICA)の「ウクライナ国緊急復旧・復興プロジェクト 本邦招へいプログラム」で講義をしてきました。
JICA は2023年3月から、ウクライナ政府に復旧・復興の技術支援、機材供与、都市復興計画策定支援とともに、日本に招いて日本の戦後復旧・復興及び東日本大震災からの復旧・復興の知見を伝えています。
今回は、復興・インフラ・運輸省次官ら11人が来られました。遅れてもう一人参加とのこと。

東日本大震災からの復旧・復興を話すのが、私の役割です。これまでの経験を踏まえて、話の重点を少しずつ変えています。今日も、みなさん熱心に聞いてくださり、質疑の時間が足らなくなりました。喜んでもらえたようです。このあと、被災地の視察も組まれています。
「2025年ウクライナ政府幹部講義」

連載執筆、主題が繰り返される

2026年10月18日   岡本全勝

「連載「公共を創る」を本にすると2」の続きにもなります。

連載を読んでいただいている方は、お気づきのことと思います。同じ話題が、しばしば出てきます。官共業三元論、社会的共通資本、この国のかたち、成熟社会の課題・・・。
全体の構成は執筆前に考えてあって、それに従って文章を書いています。しかし、主題を念頭に、さまざまな角度からそれを説明しているので、どうしても同じ話題が出てくるのです。単行本なら「××ページ参照」と書けば省略できるのですが、連載の場合はそうもいきません。
さらに連載が7年にもなり、同じ話題なのに状況が変わっているものもあります。例えば労働の形の変化で転職が増えたことです。

他方で、「これは以前にも書いたよな」と思っても、探すのに苦労する場合があります(反省)。
4月から「これまでの振り返り」を書いていて、「違った角度からの同じ話題の説明」が明確になりました。

静岡大学で講義

2026年10月16日   岡本全勝

10月16日は、静岡大学の「公務労働の世界」で講義をしてきました。山田健・准教授の依頼です。国家公務員や地方公務員が仕事の話をして、進路選択の一助にしてもらう授業です。

ほかの大学でも同様の講義をしているので、話す内容や使う資料はできています。ただし、毎回の講義を踏まえて、少しずつ変えています。限られた時間で、興味を持ってもらい、伝えたいことが伝わるように工夫しています。

学生には、私の経験は珍しいでしょう。私が学生時代にこんな講義があったら、聞きたかったです(笑)。
今日も、100人を超える学生が熱心に聞いてくれました。質問の時間をたくさん取るようにしています。「採用面接の予行演習だと思って手を挙げてみてください」と薦めたら、積極的に手が上がりました。質問も適確でした。学生の反応がよいと、話していてやりがいがあります。ありがとう。