
お知らせ
- 2026年3月27日連載「公共を創る」目次11
- 2021年9月20日「明るい公務員講座」3部作の解説
- 2017年3月1日主な著作
最近の記事
- 2026年7月19日希望がないと不満もない
- 2026年7月19日10年前の方が今より生きやすかった?
- 2026年7月18日インテレクチュアル・ヒストリー
- 2026年7月18日経営陣と管理職は外国人、日本人は従業員
- 2026年7月17日センメルヴェイス反射
- 2026年7月17日街路樹や公園の木の保存
- 2026年7月16日連載「公共を創る」第265回
- 2026年7月16日母親が働く世帯は81%に
- 2026年7月15日コメントライナー寄稿第29回
- 2026年7月15日夏でも元気な肝冷斎
希望がないと不満もない
連載「公共を創る」第264回(7月9日)に、次のようなことを書きました。
NHK放送文化研究所が行っている「日本人の意識調査」「今の生活にどの程度満足していますか」という問いには、2024年では、満足している人(どちらかといえば満足しているを含め)が75%、不満だ(どちらかといえば不満だを含め)は24%です。かつてに比べ満足度が低下していますが、4人に3人が満足しています。
NHKのウェッブサイトに、博報堂生活総合研究所との座談会(2019年6月14日公開)が載っています。そこに、若者の生活満足度が上がっていることについて、次のような趣旨の発言があります。
・・・「今の生活に不満がある」ということは、「これから先良くなる可能性がある」ということであり、今よりもっといい生活があるという期待があると、今の生活に不足があると感じられてしまう。しかし、「将来が今より良くなるわけではない」と考えれば、今の生活に満足するしかなくなる。日本の行方や今後のくらし向きについて、「現状のまま特に変化はない」「同じようなもの」という回答が最も多くなっていることとあわせ考えると、「将来への期待がないから不満もない」と理解できるのではないか・・・
確かに、将来に希望や期待がないと、不満も生まれません。それが、この調査結果の「4人に3人が満足」の内容なら、喜べません。