
お知らせ
- 2026年3月27日連載「公共を創る」目次11
- 2021年9月20日「明るい公務員講座」3部作の解説
- 2017年3月1日主な著作
最近の記事
- 2026年7月5日法令通りとこれまでにないこと
- 2026年7月5日模索中のケアラー支援
- 2026年7月4日難しい会話
- 2026年7月4日渋谷区 ポイ捨てに過料 1か月で324件
- 2026年7月3日少し古本を処分13
- 2026年7月3日福井ひとし氏の公文書徘徊14
- 2026年7月2日連載「公共を創る」第263回
- 2026年7月2日平等ではトッププレーヤーは生まれない
- 2026年7月1日ホームページが復旧しました
- 2026年7月1日少し古本を処分12
法令通りとこれまでにないこと
公務員を目指す大学生に、体験談を講義をすることがあります。その際に、公務員には、「法令通りにする仕事」と「これまでにないことを考える仕事」があることを説明すると、多くの学生が驚きます。
「法律による行政の原理」を勉強したのでしょう。もちろん、国民の権利義務に関することは、法令による必要があります。予算の執行は、議決された予算の範囲内で行わなければなりません。しかし、社会に問題が生じているときに、知らぬ顔をするようでは公務員は失格です。国民や住民の幸せために働いているのであって、機械的に法令を執行するのが公務員ではありません。
困っている住民がいるのなら、どのようにしたらそれを救えるのかを考えるのが、公務員の役割でもあります。新しく生まれる課題は、法律や予算には載っていません。改善と改革を考えなければならないのです。
「法令に書かれていません」「予算がありません」というのは、仕事をしたくない公務員が考えた「屁理屈」でしょう。
まことに便利な言葉ですが、そこで立ち止まったり、思考停止したりするのではなく、だったらどうすればよいのかを考えなければなりません。