三井住友海上保険の退社宣言ポップ

朝日新聞夕刊「へぇな会社」8月28日は、三井住友海上火災保険の「退社時間をポップで宣言」でした。
・・・ 「お先に」の一言が言いづらい日本のカイシャ文化。三井住友海上火災保険(東京)は今年4月から「原則19時前退社」を決め、パート含む全従業員が自分が決めた退社予定時刻をポップで掲げ、みんなに「宣言」する試みを始めている。
「パソコンでスケジュールを共有したが、見るだけで終わってしまう。もっといい可視化の方法がないか考えていた」と人事部・働き方改革推進チームの荒木裕也課長(40)はそう話す。上層部には「みんなが面白く参加できる改革がやりたい」と積極的に後押しする声もあり、この方法を思いついた。
効果は抜群。みんな早く帰るようになった。お互いの予定がわかるので、仕事を頼むタイミングも考えるようになり、チームワークもよくなった・・・

・・・改革の最大の目的は仕事を効率化し生産性を高めること。早く帰ればいいという話ではない。職場によっては繁忙期もあるし、客の都合もある。制度は柔軟に運用し、必要があれば残業も認める・・・

連載「明るい公務員講座・中級編」第30回「働き方改革は仕事の改革」で、その写真を付けて紹介したものです。