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日記

岩波新書

今月の岩波新書「リサイクル社会への道」(寄本勝美早稲田大学教授著)が出版されました。その中で、清掃費についての交付税措置の重要性が書かれています。最近、交付税制度を十分理解せずに批判する人が多い中で、これほど的確に書いていただくとありがたいです。寄本先生、ありがとうございます。

お礼状

最近、著書を頂くことが多くなりました。小生も、拙い書をお贈りすることが増えました。人様々ですね。某大学総長は、すぐに礼状が来ます。大先輩の某元官房副長官も、直筆の礼状が届きます。お二人ともお忙しいのに。メールででも、一言「届きました」と来るとありがたいのですが。音沙汰ない人には、「届きましたか」と聞くわけにもいかず・・。

朝日新聞のオピニオン

10月6日の朝日新聞大阪版オピニオン欄「いらちの小憩」に、論説副主幹の桐村英一郎さんが、市町村合併について書かれています。「一人旅選んだ明日香村」です。文中に、「『村民が合併しない道を選ぶのは自由。だがそれならそれで自らの負担で自治を支える覚悟が必要だ』明日香村出身の岡本全勝総務省交付税課長はそう語る。」とあります。桐村さんの主張にすべて同意するわけではありませんが、この点は、正しく伝えていただきました。残念ながら、この記事もインターネットでは読めません。

最近の副業

9月27日付け南日本新聞に、インタビュー記事「地方交付税の今後」が載りました。新聞社のHPに載らないので、鹿児島県外の方にご覧頂けないのが残念です。韓国では、すべての新聞記事が、インターネットで見ることができるそうです。大野支社長、木脇記者、遅れてまっせ。(9月29日)
東大の新学期も始まるし、原稿もまだいくつか抱えていて。ほいほい引き受ける自分が悪いのですが。原稿書きのない日曜日の朝が来ないかなあ・・。(連休も債務奴隷状態の・・より)

普通交付税の算定結果

月刊『地方財政』8月号(地方財務協会)に、拙稿「平成15年度普通交付税の算定結果等」が載りました。今年の特徴は、総額の7.5%減少、県分留保財源引き上げなどの改革です。また、普通交付税のほか、交付税を補完する財源についても解説してあります。すなわち、交付税の算定に併せて、臨時財政対策債・第1種と第2種の地方特例交付金・恒久的減税補てん債・先行減税補てん債の5種類も計算しています。地方交付税総額は18.1兆円、これら補完的財源は7.6兆円になっています。地方交付税を語るときには、これら「補完的財源」(交付税の類似財源)も説明する必要があるのです。