カテゴリー別アーカイブ: 日記

日記

教授2年目

東京大学大学院での、2年目の講義が始まりました。1年が経つのは、早いですねえ。初回(10日)には、37人の院生・学部生・留学生が参加してくれました。もっとも、これはガイダンスなので、次回からは少し減ると思いますが。今年は、日本の政治と行政を取り上げます。副題を付けるとすると、「官僚が見た、日本の政治と行政の機能不全」です。かなり荷が重いと自覚しているのですが、挑戦してみます。

村田大臣の訃報

秘書官としてお仕えした村田敬次郎元自治大臣が、お亡くなりになりました。いたらぬ秘書官に対し、たくさんのことを教えていただきました。また、カンボジアPKO緊急出張など、多くの思い出があります。体験記の写真がそれです。ご冥福をお祈りします。

新年度

新年度になり、交付税課も新人を迎えました。15年度の算定作業も開始です。4日には、各県の担当者にお集まりいただき、連絡会議を開きます。今年度も算定方法の見直しがたくさんあり、会議も大変です。頑張れ、佐々木係長、北代係長。

肝冷斎

下宿人をもう一人増やしました。中国古典を趣味とし、「肝冷斎主人」と名乗っています。彼も、元部下です。私は、その造詣の深さに「大人」と呼んでいます。彼の著作の一部を載せます。絵も彼の作です。今回は、一挙に3部作です。

欧州地方行財政調査報告書

昨年秋に行ってきた「欧州地方行財政調査報告書」が完成しました。私の論文(月刊「地方財政」に掲載したもの)の他、団員の力作ぞろいです。B5版で100ページです。小さな市町村がどのようにして自治を守っているか、参考になると思います。余部が少々ありますので、ご入り用の方は、地方財務協会にお問い合わせ下さい。協会の渋谷さん、岡田さん、お世話になりました。(2月10日)
私の担当部分は、月刊『地方財政』2002年12月号に、「制度と運用と-ヨーロッパで地方自治を考える」として掲載されています。その訂正です。69ページの記述で、ドイツの町会議員の手当を年間36万円、「月2万円」と書きましたが、「月3万円」の間違いです。中学生の息子に、間違いを指摘されました。「お父さん、ドイツは一年18か月か?」と。