実家の門松

奈良の実家の門松の写真です。現在は、弟がつくっています。一日早いですが、正月を迎えるにあたって、今日載せておきます。
東京の我が家は、輪飾りをつけた1メートルほどの高さの若松1本を、対に立てただけです。

 

令和4年大晦日

早いもので、今日は12月31日。令和4年も終わりです。
皆さんにとって、今年はどのような年だったでしょうか。うれしいこと悲しいこと、さまざまなことがあったでしょう。

毎年のことですが、あっという間に1年が経ってしまいます。
毎日の時間は、流れるように過ぎていきます。先日書いたように、年末はそれを振り返り、「節目」をつけるよい機会です。時間は、何もしなくても過ぎていきます。そこで活動し、またそれに意味をつけるのは、各人の意識次第です。そんな大げさなことではなくても、この1年が無事すぎたことを感謝し、あるいはつらかったことを置き去りにして、明日から新しい時間を作っていきましょう。

今年も、このホームページをご覧いただき、ありがとうございました。私的な日記なので、受けを狙った記事を書くわけではありませんが、たくさんの人に見てもらうと、うれしいです。

令和4年の回顧3、生活

今年の回顧の3は、生活です。
今年も、新型コロナに振り回された1年でした。みなさんは大丈夫でしたか。夏の第7波と最近の第8波の拡大で、日本人の6人に1人は罹患しています。私と家族は罹患しなかったのですが、知人には苦しい目に遭った人もいました。
ワクチンは、5回打ちました。知らない人と出会う場所でも、マスクをして適度な距離を取っていたら、おおむね防げるようです。また、オミクロン株は、症状が比較的軽いようです。

息子が結婚しました。これで、父親としては一安心です。娘には、2人目の孫ができました。近くに住んでいるので、キョーコさんがしばしば応援に行っています。私は休日に、上の孫娘の相手と、この二人目をだっこするくらいしか役に立ちません。

この7月に、結婚40年を迎えました。よく続いたものです。仕事でも家庭でも、私のわがままにつきあってくれたキョーコさんのおかげです。世間知らずの未熟者がここまで仕事ができたのも、キョーコさんの指導のたまものです。有無を言わさない厳しい指導で、従うしかなかったのです。

今年は海外旅行はできませんでしたが、キョーコさんのお供をして、国内旅行や美術館などに行きました。
体力と気力は、若いときのようには、いきません。年相応の健康です。お酒の量を控えめにして、階段で躓いたり走って転ばないように、それなりに気をつけています。健康で過ごせることが、一番の幸せですね。

令和4年の回顧2、執筆や講演

今年の回顧、その2は執筆や講演についてです。かつては「副業」と言っていましたが、最近は「第二の仕事」です。今年も繁盛しました。

まず、執筆です。連載「公共を創る」は、138回まで続きました。2019年4月から3年半以上、よく続いたものです。毎回、細かく手を入れてくれる右筆や、意見をくれる知人たちのおかげです。最近は原稿を書きためることができず、締め切りに追われる自転車操業です。来年中には完結しますかね。
今年から新しく、時事通信の「コメントライナー」の執筆を引き受けました。今年は8回寄稿しました。官僚の経験を生かして、報道では見過ごされている事実や、報道とは少し違った分析を書くようにしています。「このような見方もあるのだ」と知ってもらえればうれしいです。

講演は、今年も結構な数のお呼びがありました。ありがたいことです。新型コロナ下で、延期やオンライン方式や録画方式もありました。目の前に聴衆がいないと反応が分からず、いまいちですねえ。

このホームページも、毎日欠かさず記事を載せました。年間で合計700本を超え、累計では9600本を超えています。時間のあるときに書いておき、ホームページ作成サイトに予約投稿しておきます。すると機械が、決められた日時に公開してくれます。カウンターは年初に370万人でしたから、延べ19万人の方が見てくださいました。ありがとうございます。

生産ではないのですが、読んだ本についても書いておきましょう。通勤電車は時間があるのですが、新聞切り抜きなどを読むので終わってしまいます。原稿執筆に必要な本を読むのに精一杯で、好きな読書は寝る前の布団の中が主になっています。難しい本は進みません。「生産の読書、消費の読書、貯蓄の読書
その中でも今年は、近藤先生の新訳によるE・Hカー『歴史とは何か』とリチャード・J.エヴァンズ著『歴史学の擁護』が勉強になりました。歴史やものの見方がよく分かり、私の見方に自信を持つことができました。その点では、ミルズ著『社会学的想像力』も社会学と政治の役割を考えるに際して、役に立ちました。「実用の学と説明の学」。長谷川公一先生のおかげです。

ついでに、生産を支える器具についてです。自宅のパソコンやルーターを、10年ぶりに買い換えました。記録を見ると、前回の買い換えは、2012年でした。松島社長に、すべてをお願いしました。いくつか便利な機能もつけてもらったのですが、まだ慣れません。

令和4年の回顧1、仕事

年末になったので、今年も1年の回顧を始めましょう。第1回は、仕事についてです。

市町村アカデミー学長は、1年余りが経ちました。
コロナの影響で、集合対面授業ができない時期がありました。感染拡大が下火になってから、制限をつけて再開しました。
研修所内でのコロナ蔓延はなかったのですが、春に熱を出した研修生がでて、検査結果が出るまでその対応が大変でした。結果として陰性だったのですが、発熱外来が予約でいっぱいで結果が出るまで1日半かかったのです。その間、宿泊室に隔離して、食事を運んだりと。

集合研修を再開してからは、大勢の自治体職員に、研修に来てもらっています。
この研修所の基本の形は、これまでの35年間に先輩たちが築き上げ、また進化させてきました。なかなかよくできています。その蓄積の上に、研修の主題を変えたり、内容を変更しています。1週間から2週間程度の研修が多いので、内容の変更や講師の交代も柔軟にできます。

仕事ではありませんが、異業種交流会には、今年も困りました。コロナのせいで、お互いに自粛することが多くなりました。重要な情報源なのですが。