カテゴリー別アーカイブ: 講演

講演

インドネシア政府幹部への説明

昨日11月12日には、インドネシアの防災庁幹部など国と地方の復興関係者の訪問を受け、日本の復興についてお話をしました。インドネシアも、大きな津波にしばしば襲われています。
事前に資料を用意し、インドネシア語に翻訳しておきました。通訳を介してですので、あまり細かいことを伝えることは難しいです。そこで今回も、写真を多用し、解説もわかりやすいことを心掛けました。英語と違い、通訳者が通訳しているのを横で聞いていても、どこまで話が進んだかまったくわかりませんでした。

東大公共政策大学院講義

今日午後は、東大公共政策大学院で、講義。曽我豪・朝日新聞元政治部長が持っておられる「政治とマスメディア」でゲストスピーカーを務めました。マスメディアとは少し外れますが、日本の行政や公務員について、日頃考えていること、復興を通して考えたことなどを、お話ししました。公共政策大学院生、法学部大学院生、法学部生が30人あまり、熱心に聞いてくれました。
事前に私の著作(今回は「被災地から見える町とは何か」)を読んでもらい、20分ほど話した後に、4班ごとに質問を受けて私が答えます。的確な質問で、やりがいがありました。また、呼んでください。
放課後は、曽我先生と受講生有志で、赤門前で、さらなる意見交換会。体制内で改革を目指すのか、外から改革を目指すのか。出世するコツは何か、などなど。授業中も放課後も、興に乗って好きなことをしゃべってきました。

 

2015年10月26日、東京大学公共政策大学院での講義風景です。法学部研究室の中庭に建てられた高層建築物の会議室、教授会に使われているようです。景色が良かったです。

2015-10-26toudaikoukyouseisakudaigakuin

昨日の講義風景を写真に撮って、送ってくださいました。それを載せました。写真をホームページに載せるのは久しぶりなので、やり方を忘れていました。試行錯誤したら、できました。(2015年10月27日)

日本広報学会シンポジウム基調講演

今日9月12日は、東京大学(本郷)での日本広報学会シンポジウムで基調講演をしてきました。演題は「東日本大震災からの復興と情報発信」です。広報学会には、発災の2011年秋にも呼んでいただき、「行政機関の情報発信の課題」を話しました(2011年10月22日)。今回は、4年経って復興の現状と情報発信の課題を話せとのことでした。
災害に関する情報発信は、事前の防災、発災時の緊急事態、そして落ち着いてからの情報提供に分けることができます。前回お話ししたのは、発災直後の緊急事態についてでした。今回は、4年経って復興庁として何を心掛けているか、何が課題として残っているかです。
現在では、特段変わったことはしていないのですが、復興の進み具合や今後の見通しを正しく理解してもらえるように、ホームページを通じてできる限り情報を提供しています。わかりやすく早く提供できるように、かなり力を入れています。「復興庁のホームページ」。関係者には、結構良い評価をもらっています。ホームページは、新しい情報を追加したり更新するだけではダメで、定期的に構成を見なおす必要があります。事態がどんどん変わっていくので、関係者の関心も私たちの仕事の重点も変わっていくのです。それなのにページの構成をそのままにしておくと、What’s new が、What’s old になってしまいます。そして必要な資料がどこにあるのか分かりにくく、探すのに一苦労することになります。
残る課題はなんと言っても、風評被害対策と、放射線についてのリスクコミュニケーションです。今日のシンポジウムでも、福島からの発言があり、勉強になりました。
これで、木金土曜と続いた3連続の講話講演が、終わりました。次は、待ってもらっている原稿を、片付けなければなりません。

国際研修交流協会セミナー講演

今日は、福島県裏磐梯まで行って、「国際研修交流協会セミナー」で講演。といっても、大勢の発表者が順次話します。同時通訳付きなので、通訳しやすいように、ゆっくりとかつ文章を短く切って、話しました。時間も限られているので、要点だけ話さなければなりません。前列に座っている外国の方の顔を見ながら、イヤホンで通訳さんの英語がどこまで来ているかを確認しつつ、そして全体の観客の反応も見ながらです。これは、気を遣いますわ。本当に要点しか話せません。でも、いつもの早口より、今日の話の方が、理解しやすかったでしょうね。
車中から見える田んぼは、稲が実りつつあり、別の畑では、蕎麦の花がきれいでした。来週は、3回、人前で話す機会があります。