カテゴリーアーカイブ:生き様

強すぎる冷房

2017年7月23日   岡本全勝

暑い日が続いています。冷房はありがたいです。
しかし困るのは、公共の場で冷房がきついことです。新幹線に乗る際には、上着は必需品です。年を取ったこともあるのでしょうが、あの寒さはいけません。
昨日の土曜日、午前中に30度です。ある企画を見るために、銀座の大きなホールまで出かけました。「ちょい悪おやじ風」で、カラフルな半袖シャツで行こうとしたら、キョーコさんに叱られました。「絶対寒くて、風邪を引くから」と。で、上着を持っていきました。
持っていってよかったです。ギンギンに冷房が効いています。客席を見渡したら、周囲の人も、持ってきた上着などを途中で羽織っておられました。中には、ビニールカッパに近いものを鞄から出す人も。私だけじゃなかったのですね。
主催者は、寒くすることがサービスだと考えているのでしょうか。料理店などでは、お願いして「弱」にしてもらうのですが。

カエル

2017年7月22日   岡本全勝

先日、カルガモ親子を書きました(7月20日の記事)。昨晩、帰宅途中に、Hさんご夫婦に会って、その話で盛り上がりました。
「次回は、カルガモ親子が安心して住めるように、庭に池をつくって、道路から入っていけるようにしてください」と言ったら、奥さんが「考えましょうか」と(笑い)。「池は小さなのがあるのよ。カエルも住んでいるし」とのこと。
「ほら」と指さされた先には、あの大きなカエルがいました。さらにご主人が、「もう一匹いるから、入って見てください」と。照明を付けてくださって、庭に入れていただくと、早速もう一匹が出てきました。

これで、「池もないのに、どうして生きているんだろうか」という疑問は解けました。「どのようにして繁殖しているのでしょうか」という問には、「昔から住んでいるのよ」との答えでした。

今日、キョーコさんがH婦人に会って、その話をしたら、「あの後、もう1匹出てきたのよ」とのこと。合計3匹棲んでいるようです。

(追記)
お向かいのSさん(生き物博士)に報告したら、「うちの庭には、もっとたくさん棲んでいますよ」とのこと。夜になると、いっぱい出てくるそうです。(7月23日)

公文書館企画「ふしぎなふしぎな百人一首」

2017年7月22日   岡本全勝

国立公文書館で、企画展「ふしぎなふしぎな百人一首」が始まりました。関係者から「宣伝せよ」との指示が来たので、紹介します。
子ども向けの仕掛けもあります。夏休みの自由研究にもよいですよ。入場無料、冷房も効いているはずです。しかし、最近の子どもって、百人一首を知っているのかなあ。

ところで、リンク先のページの下に、カラー刷りのチラシが付いています。「企画① 教えて蓮生さん」「企画② うちわで塗り絵」などです。ここに出てくる貴族やお姫さまの絵って、どこかで見たことがありますよね。
かつて、このページに下宿していた「肝冷斎」、例えば「地仙ちゃん登場」に似ていると思いませんか。(新しいサイトでは、引っ越しの際に混乱したので、古いサイトを見てください。まだホームページを作り始めの頃で、作成年月日も入っていません。おぼろげな記憶では、2005年頃でしょうか)。
公文書館も、面白いことをしますね。肝冷斎が売り込んだのでしょうか。まあ、絵草紙の無表情な古典的挿絵より、子どもには親しみが持てるでしょう。
もっとも、最近の肝冷斎は、画風が変わってきています。

カルガモの親子

2017年7月20日   岡本全勝

皆さん、カルガモってご存じですよね。川や池にいて、親鳥が雛を連れて移動する光景が、ニュースで取り上げられます。
今朝、出勤の用意をしていたら、玄関に出たキョーコさんが大声で、私を呼びます。「早く来て!」と。「なんかいな。大声出さんでも・・」と言って、靴を履いて外へ。
そこで見えたのは、わが家の前を歩いている、カルガモの親子です。親鳥はトコトコと、その後ろを2羽の雛がよちよちと付いていきます。登校途上の小学生は喜び、犬を散歩中のおじさんは、犬を押さえつけて、カルガモ親子を通します。

ところが、わが家は都会の住宅街、家の前の道路は、4メートル幅の舗装道路です。カルガモが歩いていく方向に、入っていける庭はありません。そのまま100メートル進むと、青梅街道に出てしまいます。車がひっきりなしに通っています。これはいけないと、追いかけて、まずは方向転換をさせ、元来た方向へ誘導。しかし、解決にはなりません。
で、さらに100メートルほど先にある交番まで、ひとっ走り。運良くお巡りさんがいました。「困っているので、保護をお願いします」と、現場に来てもらいました。お巡りさん曰く「困りましたねえ。私が、ずーっと見張っているわけにも行かないし」。早くもカラスが2羽、電線から親子を狙っています。
私は、「動物保護は区役所に頼みましょう。電話してください」とお願いして、私も仕事があるので離れました。
地下鉄に乗ったら、汗びっしょりでした。久しぶりに走りました(苦笑)。

夜、家に帰ってキョーコさんに聞いたら、パトカーが来てくれたそうです。ひとしきり、ご近所の話題になっていたようです。
それにしても、池や川のないわが家の近くで、どうして卵をふ化させたのでしょうか。雛が2羽ということは、既に何羽かは犠牲になったのでしょうか。
何回かここに書きましたが、大きなカエルも住んでいるのです。キョーコさんによると、TさんちとHさんちの庭に、1匹ずつ生きているそうです。

読書のサーフィン

2017年7月18日   岡本全勝

ひょんなことから、高田康成著『キケローヨーロッパの知的伝統』(1999年、岩波新書)を読みました。なぜこの本を読もうとしたのか、もう忘れたのですが(反省。別の本に紹介されていたのでしょう)。キケロは、長年気になっていたのです。彼の人生と言うより、中世から近世まで、ヨーロッパの教養としてその雄弁術が引き継がれたことについてです。
次に、吉村忠典著『古代ローマ帝国―その支配の実像』(1997年、岩波新書)を読みました。古代ローマ帝国の時代の話は、興味があるとともに、現代日本とは時空が離れているので、お気楽に読めるのですよね。寝転がってです。

さらに本棚にあった、石川明人著『キリスト教と戦争ー愛と平和を説きつつ戦う論理』(2016年、中公新書)を読みました。連想ゲームのようにです。
へえ、と思うことが多いです。特に、『キリスト教と戦争』では、初期キリスト教が、私たちがイメージしているような、絶対平和主義・非暴力主義とは異なっていたこと。後のキリスト教徒も、異教徒や他教派を迫害し、戦争や植民地支配を行って勢力を拡大したこと。
愛と平和を説きつつ、イスラム教徒と激しい戦いを続け、新大陸では原住民を虐待し、黒人を奴隷にする。組織的かつ大量にです(もっともこの本には、そのあたりはあまり取り上げていません)。異教徒である私には、理解しがたいことも多いです。この本は、現代日本のキリスト教団の「平和主義」についても、冷静に批判しています。

キリスト教の成立については、かつて読んだ、佐藤研著『聖書時代史新約篇』(2003年、岩波現代文庫)と、山我哲雄著『聖書時代史旧約篇』(2003年、岩波現代文庫)が、勉強になりました。というか、刮目でした。イエスは生きているときに、キリスト教をつくったのではないことなどです。今、彼が再度復活してキリスト教会を見たら、びっくりするでしょうね。中世に復活したら、もっとびっくりでしょう。
私の場合は、宗教・信仰としてではなく、歴史として読んでいます。