北海道大学の宮脇淳先生から依頼されていた、原稿の校正をしました。「行政改革の現在位置~その進化と課題」年報『公共政策学』第5号(2011年3月予定、北海道大学公共政策大学院)です。1990年代以降の行政改革を分類し、その範囲と目的の変化を論じました。この数年間にわたり温めていた勉強の成果なので、自信作です。
今日の話は、原稿の校正についてです。かつては、手書きの原稿が活字になって帰って来るので、ゲラ刷りを校正することは楽しみでした。ところが最近は、ワープロ原稿を渡すので、汚い手書きがきれいな活字に変わる喜びは小さくなりました。それどころか、校正をするたびに、がっかりします。
原稿を書き終えて提出した時は、ほっとするとともに、書き上げた高揚感で満足しています。「我ながら良く書いた」と。ところが、ゲラになって戻ってきて読み返すと、落ち込みます。時間をおいて読み返すことで、書き足りなかった点や、読みづらい文章が見つかるのです。自らの力不足を反省します。 しかし、執筆の分量は限られ、締め切りが迫っているので、最小限の手直しをして送り返します。その際、編集長の朱が入ったところは、「なるほどねえ。そうだわ」と納得し、安心します。ありがたいことです。
私は依頼を受けると、なるべく早く骨子だけは書いておき、それをいったん原稿にした後、締め切り前にもう一度加筆するようにしています。そしてできれば、誰かほかの人に読んでもらって、意見を聞くようにしています。時間をおいて読み返すと、書き足りないところや読みにくいか所が見えてきます。また、読み返すたびに、加筆する場所が見つかるのです。もっとも、今続けている連載は、毎回締め切りに追われて、「熟成させる」時間が取れません。反省。
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黒川和美先生ご逝去
法政大学教授黒川和美先生が、お亡くなりになりました。まだ64歳の若さです。とても残念です。
先生には、親しくしていただきました。気さくなお人柄で、そうそうたるメンバーの研究会にも小生を誘って下さいました。私にとって、異業種の方との交流は、勉強になりました。例えば、「世間では、交付税制度はこう思われているのだ」とか。
先生のお病気は難病でした。早い段階で、私にもお話し下さいましたが、先生流の達観したお話し方でした。昨秋にお会いし、お元気そうでしたので、安心していたのですが。ご冥福をお祈りします。
豪雪と火山灰
今年は例年になく寒く、また積雪が多いようです。被害に遭われている方に、お見舞い申し上げます。鹿児島と宮崎県では、新燃岳が噴火し大量の火山灰を降らせています。
27年前、鹿児島に勤務していたときに、県庁の人たちに連れられ、霧島縦走をしました。新燃岳はその途中にあります。当時は新燃岳の活動は活発でなく、円形火口の上の縁を歩いて通過しました。縁は砂(火山灰)でできていて、切り立っていました。内に落ちると火口湖、外に落ちると遙か下まで転げ落ちるという、怖いところです。先輩たちはすいすい歩いて通過しますが、私は四つんばいで通過しました。きれいな景色とともに、記憶に残っています。早く終息することを祈っています。
中邨章教授最終講義
今日は、明治大学中邨章先生の最終講義に出席してきました。先生は行政学、特に危機管理や信頼の研究で有名です。自治大学校、総務省や地方自治体も、お世話になっています。今日は、全国から教え子や大学教授を中心に、400人近い人が集まり、大盛会でした。
また先生は、国際行政学会副会長を務めるなど、海外、特にアジアでの行政官の育成に力を入れてこられました。11月に私が出席したエロパでも中心的な役割を果たしておられます。幹事団が中邨先生に秘密で、韓国から、Yonsei大学のPan Suk Kim教授(国際行政学会長)を呼んで、スピーチをしてもらいました。私は、ネパールでご一緒しました。中邨先生は、びっくりしておられましたが。
その後のパーティーで、乾杯の音頭を取れとのことなので、先生に感謝の言葉を述べさせてもらいました。ますますのご健勝をお祈りします。
職場のパソコンが壊れました
職場のパソコンが、壊れました。今朝、いつものように電源を入れたら、エラーと数字の表示が出ます。職員に調べてもらうと、ハードディスクが壊れているとのこと。庶務課長に、「僕のパソコンを壊しただろう(笑い)」と言いがかりをつけたら、「私が壊すのなら、たたき壊しますよ(笑い)」と、軽くいなされてしまいました。
すぐに予備の機械に替えてくれましたが、古い方のパソコンにあったデータが失われました。パソコンは「入院」して、データが取り出せないか、「手術」してもらうそうです。
さて、困るのは、メールのやりとりの結果です。処理が終わっていない案件が、わからなくなります。また、相手のメール・アドレスが失われたので、これから必要に応じて、電話をかけてアドレスを教えてもらう必要があります。結構な人数が、入っていたのですが。とほほ。
自宅のパソコンが壊れたら、怖いですね。5年前に引っ越した際に、ハードディスクが壊れ、大変な目に遭いました(2005年12月10日の記事)。バックアップを取っておかなければならないのでしょうが・・・