カテゴリーアーカイブ:人生の達人

砂原庸介教授、大佛次郎論壇賞受賞

2018年2月1日   岡本全勝

昨日1月31日は、砂原庸介教授が大佛次郎論壇賞を受賞されたので、授賞式とパーティーに行ってきました。朝日賞と一緒の式です。
作家・僧侶の瀬戸内寂聴さん、トポロジーの理論物理学者の甲元真人さん、睡眠を司るオレキシンを発見した睡眠科学者の柳沢正史さん、100メートルで9秒98の日本新記録を出した桐生祥秀さん・・・。様々な分野の方がおられ、挨拶も面白かったです。
柳澤先生は、座右の銘を2つ紹介されました。その一つ「真実は仮説より奇なり」は、記事にも載っています。もう一つは、「良い問を見出すことは、問を解くことよりも難しい」です。納得しました。

違う分野の話を聞くのは、勉強になります。関西から政治学、行政学の先生方がたくさん来ておられました。ゆっくりと話したかったのですが、別件があったので途中退席しました。もったいなかったです。

「ところで、全勝さんと砂原教授とは、どんな関係ですか」と質問されます。このようないきさつです。

残された時間をどう使うか

2018年1月27日   岡本全勝

かつて、定年後に残された時間をどう使うかについて、書いたことがあります。「熟年に残された使い切れない時間」(2007年4月6日)。気になって、再度調べてみました。

まず、定年後の自由時間です。一日24時間のうち家事や睡眠に10時間使うとすると、残る時間は14時間。1年間では、14時間×365日=5,110時間。65歳で退職するとして80歳までの15年では、76,650時間。

次に、労働時間です。1年間では、8時間×250日=2,000時間(休日と祝日を除く。残業と年休を無視します)。22歳で就職して60歳まで38年間働くと、総労働時間は、2,000時間×38年=76,000時間。ほぼ同じです。
約40年間働き続けたのと同じくらいの時間がある。これは困ったことです。

次に、学校に行った時間と比べてみます。小学校から大学までに受けた授業時間は、標準で12,000時間程度です(それぞれ一定の想定を置いて、試算してもらいました)。
小学校、4,756時間。
中学校、2,747時間。
高校、2,685時間。
大学、1,395時間。
16年間の授業時間の6倍もの時間です。

ところで、年間総時間は、24時間×365日=8,760時間。労働時間は2,000時間と、4分の1もないのです。
かつて同僚と「災害って、休みの日か寝てるときに起きるねえ」と言ったことがありますが、勤務中に起きる確率は4分の1なのですね。
さらに、老後の時間をどう使うかを悩む前に、今現在の自由時間をどう使うかを考えるべきでした。これまで、飲み屋で費やした時間は仕方ないとして、毎日の放課後と土日をどうするか。寝ているのも、勉強するのも、運動するのも、同じ1時間です。

冨山和彦さん、エリートコースだけではダメ

2018年1月25日   岡本全勝

1月24日の読売新聞「経営者に聞く」、冨山和彦さんの「デジタル革命 乱世が来た」から。
・・・経営の醍醐味って、人間ドラマにあるんですよね。いい経営をすると、そこで働いている人の人生を良くする。悪い経営をすればその人たちが不幸になる。超一流企業には、ドラマ性があるようでないのです
(山崎豊子の小説)「沈まぬ太陽」では、航空会社のエリートが左遷されるけど、ケニアに飛ばされただけでしょ。それに比べ、地方の旅館やバス会社は、切ない話がいっぱいある。来月の給料が払えないとか、連帯保証しているから自己破産するしかないとか・・・

・・・エリートコースと称して有望な若手を企画部門や管理部門に配置する大企業がありますが、最悪ですね。全く役に立ちません。その人が社長になる頃には、すべてが変わってしまっているのだから・・・
・・・これからは経営者も若者も、360度、あらゆる方向に好奇心を持つことがすごく大事です。
世の中はどんどん変化していますから、いろんな可能性があります。どれだけ多様な領域に関心を持っているか、あるいは人間関係を持っているか。
いわゆる高学歴のエリートさんの空間で生きているだけではダメです。過去はそれで成功したかもしれないけど、新しいことと接点が持ちにくくなる・・・

電子メールの生産性向上

2018年1月21日   岡本全勝

1月16日の日経新聞夕刊「Bizワザ」は、「重要メール ラベルで選別」でした。
・・・ビジネスパーソンにとって、電話やファクス以上に仕事に欠かせなくなった電子メール。ファイルも添付でき、コミュニケーションになくてはならない。ただ、生産性を高める道具になるかは使い方次第・・・
原文をお読みください。

平野友朗・日本ビジネスメール協会代表理事(そのような協会があるのですね)の言葉が載っています。
・・・我々は1日のうち平均して2時間をメールのやりとりに費やしています。多くの企業が働き方改革に取り組んでいますが、メールの書き方については何のメスも入っていないのが実態です・・・

生産性を高めるメールの使い方も列記されています。
1 重要なメールを見逃さない
2 メールを書く時間を短縮する
3 結果につながるメールの書き方
4 メールに固執しない
これらは、私が「明るい公務員講座・中級編」でお教えしたことと、共通していますね。

新聞に載る、このような仕事のこつは、役に立ちます。このコーナー「Bizワザ」は、1月から始まった「かしこく仕事をするのに役立つノウハウやコツ」とのことです。

人生を豊かにする「性格」

2018年1月16日   岡本全勝

1月15日の日経新聞経済教室は、鶴光太郎・慶応大学教授の「人生100年 伸ばせ「性格力」 」でした。ここでの主張は、学び直しの際に、知識・技能だけでなく、「性格スキル」を向上させようという主張です。
職業人生に大きな影響を与える「性格の要素」が明らかになっています。真面目さ、外向性(社交性や積極性)、精神的安定性(不安や衝動が少ない資質)、協調性(思いやりや優しさ)、開放性(好奇心や審美眼)の5つです。
このうち、外向性を除いて、ほかの要素は成人後でも伸ばせることができるのです。
『明るい公務員講座』でお教えしていることと同じですね。
原文をお読みください。