年別アーカイブ:2026年

連載「公共を創る」を本にすると

2026年8月24日   岡本全勝

連載「公共を創る」は毎回4ページです。1ページ目は22字×20行×3段=1,320字。2~4ページ目は22字×28行×3段×3ページ=5,544字。合計6,864字。400字詰め原稿用紙で17枚です。毎回きちんと4ページが埋まるわけではないので、この文字数より少ないです。

岩波新書は、1ページが630字だそうです。400字詰め原稿用紙で1枚半程度なのですね。単純に換算すると、連載の1回分が新書の10ページになります。連載は月に3回で、新書だと30ページ。1年だと360ページになります。
また岩波新書は、1冊が原則224ページだそうです。連載「公共を創る」だと、22回分で1冊になります。連載は現在、260回を超しています。新書に換算すると、10冊を超えます。へえ~。

こうしてみると、とんでもない分量ですね。
原稿用紙17枚は、万年筆の手書きだったら、とても書き続けることはできないでしょう。ワープロのおかげです。その時々は、分量は意識せず書いていたのですが、7年も書き続けると、こんなに溜まってしまいます。「公共を創る」という主題なのですが、様々な内容に言及したので、こんなことになったのでしょう。
「粗製濫造」ではないのですが。手書きなら(万年筆を持つ手が疲れることもあり)、じっくり考え文字数を少なくするでしょうが、ワープロだと、頭の赴くままに書いてしまいます。もちろん読み返して、論旨に関係ない文章は削除し、それぞれの文章もできるだけ簡潔になるようそぎ落とします。この項続く。

旅行しなくなった日本人

2026年8月24日   岡本全勝

8月7日の日経新聞経済教室に、山口誠・独協大学教授の「旅行しなくなった日本人、観光の社会的価値を再考せよ」が載っていました。「世界で類を見ない観光離れが日本で進行」とのことです。

2025年のパスポート保有率は、日本が18.6%。イギリス60%、アメリカ50%、韓国42%だそうです。大きな開きがあります。
円安や日本が貧しくなったことなどが理由として挙げられることもありますが、かつてはもっと円安の時代もあり、貧しかったのですが、多くの若者が海外旅行を目指しました。どうも、消極的な国民になったようです。

歩行者専用道路通行許可証

2026年8月23日   岡本全勝

我が家の前の道路、引っ越してきたときは車が通れたのですが、いつかの時点で歩行者専用道路になってしまいました。狭い道路なので、それは安全なのです。しかし、タクシーが家の前まで来てくれません。雨の日の孫を連れての場合は、大変です。100メートルも歩く必要があります。

ご近所の車は通行許可証をもらっているようなのですが、タクシーはどうするのかと考えていました。調べると、個人に対して通行許可がでるのですね。「許可申請」。杉並警察署に相談に行ったら、親切に教えてもらい、申請をしました。もっと早く、例えば知り合いの警察官に相談すべきでした。

残る問題は、歩行者専用道路なのに、通り過ぎる車(業務用でない)が後を絶たないことです。

日本人の真ん中は50歳

2026年8月23日   岡本全勝

8月5日の日経新聞オピニオン欄に、辻本浩子・論説委員の「「50歳真ん中社会」の設計図は 少子化対策こそ成長戦略」が載っていました。
・・・店のスタッフが足りない、介護の担い手がいない、バスが運休する。少子化と人口減は、私たちの暮らしに直結している。
少子化は社会の姿も変えた。50年前、日本の人口の「真ん中」の年齢は、およそ30歳だったが、今や50歳だ。
なのに、社会の仕組みには30歳時代のものが色濃く残る。ここが変わらなければ少子化はさらに進み、社会の活力に影を落としかねない・・・

赤ちゃんからお年寄りまで人口を年齢順に並べたとき、ちょうど真ん中に来る年齢を「中位数年齢」というのだそうです。
1950年は22.3歳、1975年は30.6歳でした。50歳が真ん中とは、あらためて驚きます。会社だと、部長に上り詰め、先が見えてくるころです。
平均寿命が伸びたこと、少子化が進んだことによるのでしょう。
アメリカは39.1歳、イギリスは40.7歳、フランスは42.5歳です。
30歳が「社会の中堅」という社会と、50歳が中堅の社会では、社会の仕組みも個人の人生(労働)も、変わらざるを得ません。

偉大な発明、保育園

2026年8月22日   岡本全勝

1歳児と0歳児の孫の相手をしていると、保育園は実に偉大な発明だと再認識します。
働いている親は、保育園がないと働きに出ることができません。片働き家庭や祖父母がいる家庭でも、終日、乳幼児の面倒を見ることは、とんでもない負担です。まったく子育てをしなかった(時にはそれを自慢していた)私は、キョーコさんの苦労をあらためて感じています。反省。その乳幼児をたくさん預かって世話をしてくれる保育園、保育士さんにも感謝します。
0歳児は動けないので、まだましです。1歳児は動き回るし、言うことをきいてくれないので、朝の通園前は一騒動です。今はキョーコさんと私が手助けしていますが、共働き夫婦や1人親では大変でしょうね。

保育園落ちた日本死ね」は、2016年に投稿された匿名のブログです。その気持ちは、私でもわかります。学童保育も、同様に必須の制度です。「学童保育の必要性2」「学童保育の重要性

「保育園や学童保育、共働き夫婦・ひとり親家庭の苦労などの記事が多いですね」との意見をもらいました。
ええ、再チャレンジ政策を担当してから、社会保障制度では救えていない、社会の弱者や困っている人がたくさんいることに気がつきました。それまでは「各人の責任」と考えていたのですが、普通に暮らしている人が困る社会はおかしいです。娘や息子が共働きなのを見ていると、まだまだ暮らしにくい社会だと実感します。人間は、この目で見たり、体験したりすると、それまで見えていなかったものが見えてきます。
これは、連載「公共を創る」の問題意識とつながっているのです。行政の役割も、殖産興業から、弱者を生まない社会づくりに転換すべきなのです。官僚は西欧を見ていましたが、自分の足下、家族の暮らしは見ていませんでした。霞が関で働き方改革や男女共同参画が進むと、私の主張に賛同する官僚が増えてくるでしょう。

ところで、雨の日の保育園の送り迎えは大変です。乳母車には透明の覆いを掛けるのですが、私はレインコートまたは傘を差してです。傘を差すと片手になります。子どもの着替えなどは、乳母車の下に入れるとしても。親が通勤途中で送っているのなら、仕事鞄も持っています。天気予報と雨雲の動きが、とても気になります。
一人を抱いて一人を乳母車に乗せては、まだしたことがありません。
朝夕の混雑している電車で、乳母車を押しているお父さんお母さんも大変ですね。周囲の人も、気を配ってください。「電動補助自転車