年別アーカイブ:2018年

単線、系統樹、網の目5

2018年6月12日   岡本全勝

単線的見方の続きです。直線的時間と円環的時間について。

時間や社会の進み方を見る際に、2つの見方があります。直線的時間と円環的時間です。直線的時間は、過去から現在そして未来へと、一方向に進みます。
それに対して、円環的時間は、繰り返されます。1日の太陽の動き、1か月の月の満ち欠け、1年の季節の移り変わり。朝起きて顔を洗い・・・、春が来て種をまきという農作業・・毎日の日常生活が繰り返されます。時間が経っても、変わることはありません。

直線的思考では、原因があって結果があります。円環的思考では、原因の後に結果が出ますが、その結果は次の原因になり、それが次の結果を生みます。そして一巡します。
直線的時間では、キリスト教のように、社会は終末に向かって進みます。ある目的があるのです。仏教では、輪廻転生で、終末や目的はなく、繰り返されます。

二つの思考の合成は、円環的時間が直線的に進むことです。自動車のタイヤがそうです。タイヤは一回転して元の位置に戻りますが、地面についていると、タイヤ自身が前進します。スタンドを立てた自転車なら、ペダルをこいでもタイヤは回転するだけで、前に進みません。

夕方に「やれやれ、今日も一日仕事が済んだか」と思い、朝に「今日もまた仕事か」と考えるのが、円環的思考。「今週中には、これだけ片付けるぞ」とか「今年1年、これだけのことができた」と考えるのが直線的思考です。
後者について「それでも、また次の週や来年には、次の仕事があるじゃないですか」という人が出てくるでしょうが、その間に、あなたは能力を上げているはずです。『明るい公務員講座 仕事の達人編』をお読みください。

関西大学で講演

2018年6月11日   岡本全勝

今日11日は、関西大学に講演に行ってきました。経済学部の客員教授も、引き受けているのです。
演題は「公共政策と財政-予算でできることとできないこと」です。林宏昭教授の指示で、大震災を事例に、財政学の授業に関わる話にしました。
200人を超えると思われる大勢の学生と一般の方が、熱心に聞いてくださいました。
実務家の授業ですので、政府が何をしているか、公務員は何をしているかなどを、話してきました。

補足
5月23日の毎日新聞の私の発言は「論点 国家公務員の不祥事」です。
これからの地方自治体については、4月26日の日経新聞夕刊コラム「この国のかたち」をご覧ください。

 

東へ西へ

2018年6月11日   岡本全勝

このホームページに書いているように、昨日とおとつい(土曜と日曜日)は、福島へ。今日月曜は、大阪往復。明日あさっては、福島勤務です。よく働いています。

今日の行きと帰りの新幹線では、資料の整理やら次の大学講義の準備やら・・。ここでやっておかないと、時間が取れないのです。動く書斎ですね。そのための資料を持ち込んで。

ところで、困るのは、寒暖の差です。昨日も書いたように、30度まで上がった翌日が16度です。福島、東京、大阪と移動すると、気温が大きく違うことがあります。もちろん天候も。これは困ります。
行き先の天候や気温を確認して、服装を準備するのですが。そんなにたくさん下着や服を持っては、移動しませんから。
私でもきついのですから、両陛下におかれては、お疲れだったと思います。

山崎外務審議官の活躍

2018年6月11日   岡本全勝

カナダで行われたG7サミット。保護主義を唱えるトランプ大統領に対し、各国首脳が自由主義貿易で対立しました。各紙が、その生々しい協議の状況を、写真で伝えています。座っているトランプ大統領に、メルケル首相や安倍総理が詰め寄って、議論しているようです。
そのトランプ大統領と安倍総理の間で、首を突っ込んでいるのが、日本の山崎和之外務審議官です。首脳たちの後ろで、支えているのでしょうね。
はからずも、こんなに大きく写真に載りました。シナリオ通りの会議なら表には出てこないのでしょうが、混乱した際に顔がでてしまうのでしょう。

山崎くんは、時々このホームページに登場します。
ペンス副大統領と協議」「中国で事件に巻き込まれた時