今日、10月5日午前に、総理官邸で復興推進会議を開催しました。新内閣が発足し、全閣僚に、大震災からの復興についての思いを共有してもらうためです。
今回も、わかりやすい資料「復興加速への取り組み」を公表しています。ご利用ください。
すみません。その関係で、慶應大学での講義は休講としました。
今日、10月5日午前に、総理官邸で復興推進会議を開催しました。新内閣が発足し、全閣僚に、大震災からの復興についての思いを共有してもらうためです。
今回も、わかりやすい資料「復興加速への取り組み」を公表しています。ご利用ください。
すみません。その関係で、慶應大学での講義は休講としました。
岩手県被災地視察2の続きです。
町が津波で流され、新しく街並みを造っている地域では、いわゆる「コンパクトシティ」ができています。かつては、街並みが広がり(といっても空き家も多かったのです)、集落が点在していました。再開発の際に、住民が減りつつあることや、工事費用を抑えるために、町の中心にそれらを集めたのです。
そして、図書館や公共ホールなども。これらは、平時だと土地の買収のために、郊外に作られることも多いのです。しかし、それは町中の賑わいを寂れさせることになっていました。町の中心、駅近くに寄せることで、人が集まるようになっています。山田町、大槌町、釜石市、陸前高田市がそうです。
便利になっています。大災害からの復興が、町を集約化する機会になりました。
なお、大槌町では、高校生が、町の復興状況を定点観測(同じ場所を写真でとり続ける)しています。たくさんの地点と写真がありますが、お勧めは町の中心である「町方」です。例えば「B10」。
「岩手県被災地視察」の続きです。
まちの復旧を考える時、住宅や道路などインフラの復旧を想像しますよね。まずは、住むところと施設が必要です。ところが、町が復旧するには、そのような建物や施設だけではなく、生活に関する各種のサービスと働く場が重要なのです。
お店がないと、暮らしていけません。働く場がないと、生活できません。災害で町を離れた人が、新しく作られた町に戻ってくるかどうか。そして、その地域ににぎわいが戻るかどうかは、このサービスと働く場にかかっています。
町の中心部を流されたところと、福島の原発事故で避難した町で、このことを痛感しています。商業サービスも公的サービスも、利用者がいないと、成り立たないのです。しかし、各種のサービスが再開されないと、住民は戻ってきません。需要と供給は、ニワトリと卵の関係です。
他方で、商店や工場を再開しようとしても、働く人がいないと、運営できないのです。すると、徐々に住民が戻り、徐々に商店が再開するという「時間」が必要なのです。
そして、その地域に今後どの程度の人口が定着するか。それは、働く場にかかっています。
三陸沿岸の町は、水産業が主たる産業です。飲食店もガソリンスタンドも運送業も、水産業があってなり立ちます。他方で、水産業もそれらの支えがあって成り立ちます。昨年は、サンマが記録的な不漁でした。今年は、今のところ元に戻りつつあるようです。
また、いくつかの地域では、水産業を含め全体の経済活動が(復興の建設需要を除いても)大震災前の水準まで戻っています。これは、明るい話です。この項続く。
なお、9月30日の朝日新聞が、「東北の仮設商店街、迫る退去期限」を大きく解説していました。
今日は、「ふたばワールド2018 浪江」に行ってきました。
この催しは、平成25年から、双葉郡内の町村持ち回りで、開催しています。帰還が可能になった町で、住民が集まり、また復興が進む姿を見てもらうためです。
浪江駅前の体育館と広場には、たくさんの人が詰めかけてくださいました。出店している屋台には、人の列が。浪江焼きそばは、もちろん。
楢葉町の出店では、鮭を使った汁料理が振る舞われていました。今年、木戸川で獲れた鮭10匹のうち、6匹を使ったとのこと。シーズンはこれからですから、たくさん遡上してくるとうれしいですね。おいしかったです。NHKニュース。
浪江町は平成29年3月末で、町の中心部が、避難指示を解除されました。人口1万7千人あまりのうち、帰還した人は約800人です。着実に増えてはいますが。このような催しを見て、帰還する人が増えるとうれしいです。
原発事故による全町避難から指揮を執ってこられた馬場町長が、この夏にお亡くなりになりました。今日の模様をご覧になったら、さぞかし喜ばれただろうなあと、心の中で思いながら、会場を回りました。
秋学期の授業、地方自治論Ⅱが始まりました。今日の出席者は116人です。まず、授業計画を話すとともに、春学期の試験の成績評価を説明しました。
問ごとに、どのような基準で採点したか、どのような答案は及第点を与えなかったかを説明しました。今日の授業の終わりに書いてもらった学生の出席カードには、「私の答案の評価の理由がわかりました」と書かれたものがありました。
そして、地方財政学とは、どのような学問かを説明しました。財政学が経済学と政治学の接点であること、地方財政にはどのような特徴があるかです。
学生の多くは、経済学や財政学を履修していません。よって、経済主体と相互の関係、経済原理だけでは達成されないことを政府が担うことなどです。
この点は、学生に新鮮だったようです。そうですね、多くの教科書は、個別の説明から入っているので、財政学が経済学や政治学でどのような位置づけにあるのか、初心者にはわかりませんよね。
今日も、学生の出席カードには、様々な質問が書いてあります。来週は、このいくつかにも答えましょう。今日配った相模原市の住民向け情報誌「ナイスガイドさがみはら」は、来週使います。持ってきてください。