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慶應大学、地方自治論Ⅱ第1回目

2018年9月28日   岡本全勝

秋学期の授業、地方自治論Ⅱが始まりました。今日の出席者は116人です。まず、授業計画を話すとともに、春学期の試験の成績評価を説明しました。
問ごとに、どのような基準で採点したか、どのような答案は及第点を与えなかったかを説明しました。今日の授業の終わりに書いてもらった学生の出席カードには、「私の答案の評価の理由がわかりました」と書かれたものがありました。

そして、地方財政学とは、どのような学問かを説明しました。財政学が経済学と政治学の接点であること、地方財政にはどのような特徴があるかです。
学生の多くは、経済学や財政学を履修していません。よって、経済主体と相互の関係、経済原理だけでは達成されないことを政府が担うことなどです。
この点は、学生に新鮮だったようです。そうですね、多くの教科書は、個別の説明から入っているので、財政学が経済学や政治学でどのような位置づけにあるのか、初心者にはわかりませんよね。

今日も、学生の出席カードには、様々な質問が書いてあります。来週は、このいくつかにも答えましょう。今日配った相模原市の住民向け情報誌「ナイスガイドさがみはら」は、来週使います。持ってきてください。

祝290万人

2018年9月28日   岡本全勝

今日9月28日、カウンターが290万人を超えました。280万人達成が、5月29日でした。4か月で、10万人に見てもらっています。
毎日見てくださっている方に、お礼申し上げます。少しでもお役に立つよう、(元)官僚の生態学や、社会の見方などを書き続けましょう。

あと10万人で、300万人達成です。

岩手県被災地視察

2018年9月27日   岡本全勝

26日27日と、岩手県沿岸の被災地を視察してきました。毎年に一度、復興状況を確認するために、出かけています(2017年)。街並みの復興状況を見るとともに、市町村長さんたちの話を聞くことが、目的です。あとするべきこととして何が残っているか、何に困っておられるか、それを聞くのが仕事です。
結論から言うと、復興事業(住宅やインフラの整備)はほぼ終わったか、めどが立ちました。この点では、市町村長さんたちは、ほっとしておられます。もう7年半がたつのですからね。仮設住宅に入っておられる方には、長かった時間だと思います。

今回は、岩泉町、宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市を見てきました。岩泉町は、大震災の復興事業はほぼ終わったのですが、平成28年の大水害で大震災をはるかに上回る被害を受けました。この復旧事業が、これから本格化します。
町の中心を流された、山田町、大槌町、陸前高田市も、中心市街地のかさ上げが終わり、この1年でどんどん建物が建っています。基礎工事ができれば、上物は早いですね。
公営住宅や住宅移転用地完成のめども立ち、いくつか残っている仮設住宅を終了させる目標も立っています。

三陸自動車道が、部分的に次々と開通しています。移動には、この高速道路を使います。国道45号線に比べ、上り下りやカーブが少なく、早くて、かつ乗り心地も良いです。
ところが、困ったことがあります。山の中を通っているので、浜にある集落を通らないのです。役場の近くのインターチェンジから、次の役場の近くのインターチェンジに直進します。すると、これまで国道を走っていた時に通っていた集落が、見えないのです。これは、困りものです。次回は、高速道路を使わず、下の道を通りましょう。
この項続く

坂茂さん、避難所の間仕切り

2018年9月18日   岡本全勝

9月13日の朝日新聞オピニオン欄に、建築家・坂茂さんのインタビュー「避難所、通い続けるわけ」が載っていました。
坂さんは、避難所でのプライバシーを守るために、紙の管と布で、簡単な間仕切りを作ってくださいました。災害が起きるたびに、その支援をしてくださっています。ありがとうございます。
そろそろ、このような仕切りは、「避難所の標準装備の一つ」と位置づけても良いと思います。

福島の災害と復興を見る観光

2018年9月13日   岡本全勝

ホープツーリズムって、ご存じですか。ダーク・ツーリズムは、聞いた人もいるでしょう。災害や事故の現場を訪ねる旅行です。
復興庁では、民間の協力を得て、福島を対象地域とした災害と復興を見る、体験旅行を進めています。「ホープツーリズム」という事業を立ち上げました。
災害や事故は、見たくないものです。しかし、起きるものです。それに対してどのように対応したか、そこからどのように復興したか。その経験は、後世の糧となります。

災害と事故をそのままで終わらせたら、それはダーク・暗いものです。それを、後世に生かす。過去を振り返るだけでなく、未来に生かすのです。ダークでなく、ホープです。これは、日本の財産になると思います。
趣旨から引用します。
・・・福島をフィールドとした「主体的・対話的で深い学び」の実現
~今、福島でしか学べないことがある!~
ふくしまの「ありのままの姿」と未来を見据え復興に挑戦する「人々」との出会いを通じて、希望を感じ自分自身を成長させる旅。震災と原発事故を経験したふくしまならではの”新しい学びの旅”・・・

今回、体験ツアーを募集中です。「ふくしま 発見・体感モニターツアー」。いくつもコースがあります。画面をクリックして、探してください。
地元の人でも、復興庁の職員でも、2~3日でこれだけの場所を見て、これだけの経験をすることはありません。
興味のある方は、ご参加ください。参加費用は、私の推計では、通常費用の半額から4分の1でしょうか。お得です。