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五百旗頭先生、防災復興庁の提案

2019年5月24日   岡本全勝

5月20日の日経新聞経済教室は、五百旗頭真・ひょうご震災記念21世紀研究機構理事長の「災害からの安全保障 常設の防災復興庁が不可欠」でした。

・・・復興庁は発災から10年を経る21年3月に設置期限を迎える。そこで廃止してよいのか。福島を中心になおケアすべき復興課題が残る。それに加え筆者は、今後予想される大災害に備える防災復興庁として再発足させることを提案したい。
平成から令和に移行したからといって、日本列島に大災害の時代が終わるわけではない。18年は大阪と北海道が地震に見舞われ、岡山、広島、愛媛で豪雨災害があった。活発な地震活動と地球温暖化に伴う水害は今後も続く。それに備え「災害からの安全保障」を強化することは、国の国民に対する根幹的任務だ。
おそらく列島の地震活動期は、全国各地に直下地震を起こし、南海トラフの巨大地震に行き着くまで終わらないだろう。首都圏、大阪、京都など大都市に地震が起きれば、想像を絶する悲惨となる。大災害が起きてから、どんな機関をつくるべきかなどと時間を費やすのを繰り返すべきではない。常設の防災復興庁を持ち、あらかじめ対処法を準備して、発災とともに直ちに動かねばならない。
災害の現場へ走る第一線部隊の自衛隊、警察、消防、海上保安庁、医療救援の災害派遣医療チーム(DMAT)、国土交通省の緊急災害対策派遣隊(テック・フォース)など、分権化された日本の機関は極めて優秀だ。だがそれらは総司令部を欠く個別部隊である。全部隊を投入しても足りない大災害で、全体対処をどう決めるのか、日ごろからの研究と準備が不可欠だ・・・

東電原発事故、防げた可能性

2019年5月23日   岡本全勝

5月19日の読売新聞、科学面「福島第一事故 防げた可能性…事故調」から。
・・・原子力発電所のテロ対策は、2001年9月に米国で起きた同時テロをきっかけに世界各地で強化された。しかし、日本は対応が遅れ、福島第一原発事故後の13年7月施行の新規制基準で、ようやくテロ対策施設の設置が義務付けられた。
米原子力規制委員会(NRC)は02年2月、米国の原子力事業者に対し、航空機の衝突や全電源喪失などへの対策を講じるよう求めた。これらの措置は、NRCの命令の項目名から「B5b」と呼ばれている。

福島第一原発事故についての国会事故調査委員会の報告書によると、当時の日本の規制機関「原子力安全・保安院」は、NRCからテロ対策強化の情報を得ていたものの、電力各社には伝えなかった。
報告書は保安院について、「海外からの知見の導入に対して消極的だった」と批判したうえで、「機微情報に配慮しつつ、必要な部分を電気事業者に伝え、対策を要求していれば、(福島第一原発)事故は防げた可能性がある」と指摘した。
元NRC委員長のニルス・ディアズ氏は11年10月の国際シンポジウムで、福島第一原発事故について、「もし日本でB5b型の安全性強化策を効果的かつタイムリーに実施していれば、事態は軽減されていたであろう」と述べた・・・

東京電力廃炉資料館、紹介動画

2019年5月13日   岡本全勝

東京電力がつくった廃炉資料館。このホームページでも、紹介しました。
インターネットで、施設紹介動画を見ることができるようになりました。パンフレットも。施設では、どのような内容を見ることができるか、よくわかります。

展示資料や情報をすべて、インターネットで見ることができればよいのですが、著作権などの関係もあり、それはできないようです。

世論調査、復興の評価

2019年5月7日   岡本全勝

5月3日の朝日新聞、世論調査結果から。安倍内閣や憲法改正について問う中に、復興への評価を問う質問がありました。

「次にあげる安倍内閣の政策の中で、あなたが評価する政策にいくつでもマルをつけてください」については、
景気・雇用28%の次が、震災復興27%です。以下、教育・子育て23%、外交・安全保障23%、社会保障・福祉21%です。

「では、次にあげる安倍内閣の政策の中で、あなたが評価しない政策にいくつでもマルをつけてください」については、
高い方から、消費税増税52%、景気・雇用39%、社会保障・福祉37%、原子力発電・エネルギー37%、財政再建30%、憲法30%、教育・子育て29%、外交・安全保障29%と続きます。
震災復興は22%で、TPP(環太平洋経済連携協定)12%に次いで、低いです。

ありがとうございます。かなり高い評価をいただきました。

ホームページの改築

2019年5月4日   岡本全勝

このホームページの、一部改築を行いました。
日々思ったことを書き連ねる際に、設定してある分類(この表紙の左欄にあるカテゴリー)に分けます。一つの記事が、二つ以上の分類に属する場合もあります。両方の分類に入れることも可能なのですが、私はできる限り、一つの分類に位置づけることにしています。

ところが、記事が増えていくうちに、既設の分類がそぐわなくなることがあります。そこで、時々、分類を再編しています。いま使っているホームページ作成ソフトは優れもので、大分類や中分類を自由に設定できて、自由に移し替えできます。

今回は、まず、「社会」という分類から、「歴史」を独立させました。
歴史に関する記述が増えて、「社会」に入れておくには、多くなりすぎました。といえば簡単ですが、これまで「社会」に入っていた400記事から、歴史に分類すべき記事を選別して、移植する必要があります。

次に、大分類として「社会の見方」を立てて、大分類「行政」から「マスコミ論」「社会」「社会と政治」「経済」を、大分類「生きざま」から「生き方」「ものの見方」をここに移植しました。「歴史」も、ここに入れました。

生き方」には、私の生き方とともに、人生の先輩たちの生き方も入って、混在していました。そこで、私の生き方は、「体験談」に移植しました。

いつか改築しなければと思っていて、方針は立ててあったのです。まあ、過去の記事は、よほどのことがない限り読むことはありません。調べたいときは、語句で検索するので、どの分類に入っていても困らないのですが。
過去の記事を読むと、いろんなことを書いていますね。また、「こんな本も読んだんだ」と、すっかり忘れていることに気がつきます。