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23年度復旧予算の執行状況

2012年6月29日   岡本全勝

今日、平成23年度の復旧・復興関係予算の年度末での執行状況を、公表しました。
予算総額は、14.9兆円。これは、何度かの補正予算を積み上げたものです。そのうち支出済み額は、9.1兆円。これは、国庫から支出された額です。すなわち、中には地方自治体に支出されたけれども、自治体から業者へ支払われていないものも含まれている可能性があります。
差し引き5.8兆円のうち、翌年度に繰り越された額(翌年度に使うことが決まっているもの)が4.8兆円。残りの1.1兆円が不要額です。

通常の予算なら、多額の不要額が出ると、お叱りを受けます。「もっと正確な見積もりをすべきだった」とか「なぜ、付けた予算が使われなかったのか」というようにです。しかし、今回はお叱りを受けないと思います。
復旧予算は年度途中で、急いで積算して計上しました。自治体などに安心して復旧事業をしてもらうために、急ぐとともに細かい精密さを求めませんでした。そんな余裕もありませんでしたから。「予算が足らなくて、工事に着手できなかった」とか「積算をきっちりしていたので、事業着手が遅れた」という方が怖かったのです。
不要額は、国庫に戻されます。まだ、復旧・復興事業は始まったばかりです。これから、事業が追加され、また動き始めた事業も金額が正確になっていきます。息の長い仕事です。
そして、繰り返しになりますが、復興はいくら予算を使ったとか、いくら余ったとかではなく、現地での復旧状況で評価されるべきものです。

パソコン入れ替え

2012年6月29日   岡本全勝

明日、パソコンを入れ替えます。と書けば簡単ですが、このホームページのデータや、電子メールのうち保存するものなどを、移す必要があります。大変な作業です。もちろん、私の手には負えないので、専門家に来てもらいます。
もし、うまく行かなかったら、明日から、このページは更新されなくなります。「あれ、更新されないなあ」と思ったら、このような事情です。予告しておきます。

復興指標

2012年6月28日   岡本全勝

先日紹介した「復興状況の把握手法」の全体を、HPに載せました。これは、いわゆる「復興指標」です。
私たちの仕事は、被災地の復旧復興と被災者の生活再建が目標です。現地がどれだけ復旧したか、被災者の生活がどれだけ再建されたかによって、評価されます。いくら予算を使ったと言っても、法律改正をしたと自慢しても、現地で成果を上げないと意味がありません。
「これだけ資金を配りました」「これだけ制度改正をしました」は一つの指標ですが、それでは十全ではありません。インプットではなく、アウトカム指標が重要なのです。
今回お示しした指標は、そのような観点から作ってあります。また、抽象的なものではなく、現地で把握できるものとしました。
もちろん、これら以外にも、様々な指標や把握手法があります。多くの研究者や学会が、調査に入っています。それぞれ有意義なので、目的に応じて、活用するのだと思います。

復興本部から1年

2012年6月26日   岡本全勝

昨年6月27日に、復興本部事務局に異動しました。内閣府ビルから三会堂ビルに移って、1年が経ちました。早いものですね。歳を取って、毎日が早く過ぎることと、毎日忙しくしていて、これまた時間が早く過ぎていきます。
その頃何をしていたか。事務記録を見ても、思い出せません。昨年3月の被災者支援本部は、あまりに強烈で、いくつかの場面を思い出すことができるのですが。日記や手帳を見ると、「そんなこともしていたなあ」と思い出にふけることができます。日記(災害復興のページ)は、書き続けて27ページにもなりました。
当時は、仮設住宅の建設を急ぎ、避難所から移ってもらうことが一番の課題でした。また、復興基本方針を作っていました。
復興本部は、2月に復興庁に衣替えしましたが、課題は同じなので、仕事の仕方に大きな変化はありません。もっとも、内容は、福島再生が大きな比重を占めるようになりました。

自治体の復興指標

2012年6月26日   岡本全勝

被災自治体が、復興状況を自ら把握できるよう、「各種指標及びその分析手法」を取りまとめました。
被災自治体がつくっている計画から、どのような事業があるかを調べました。そしてその約40の事業について、それぞれどのような指標があるかを探しました。それらの指標は公開されていて、更新されるので、それを使うと、各自治体の復興状況がわかるという仕組みです。
復興庁ではこれを使って、被災地域全体の復興状況を把握します。各自治体は、これを使って自らの復興状況がわかります。