カテゴリーアーカイブ:著作と講演

雑誌への寄稿

2013年7月21日   岡本全勝

(広報誌への寄稿)
富山県のIT企業であるインテックの広報誌「インターリンク」2013年4月号に、「復興への企業の貢献」を寄稿しました。その場を借りて、救助や復興での企業の貢献に、お礼を申し上げました。
中尾哲雄代表に求められて、書きました。かつて富山県庁に勤めたときに、お世話になりました。拙文にも書きましたが、中尾さんが歌われる後ろで、フルートを吹くという無謀なこともしました。なんと、新川文化ホールでです。もちろん、私一人ではなく、難しいところは息を吸っていました(苦笑)。

日本学術振興会による大震災シンポ

2013年5月26日   岡本全勝

今日は、仙台で開かれた、日本学術振興会による「震災に学ぶ社会科学―東日本大震災学術調査シンポジウム」で基調講演をしてきました。パネルディスカッションや懇親会にも、参加してきました。光栄なことです。
先日、予告編で書きましたが、発災直後から2年、引き続き救助と復興に責任を持っている官僚として、経験をお話しすることは務めだと信じています。千年に一度、百年に一度の経験をしたのですから。発災以来2年が経ち、関係者が、客観的にかつバランスよく物事を見ることができるようになりました。
聞くところによると、日本学術振興会は自らは事業をしないそうですが、これは村松岐夫先生の肝いりで進められているとのことです。これだけ広い分野でこれだけのメンバーが大震災を検証することは、貴重なことだと思います。
たくさんの日本を代表する学者の方々が、参加しておられました。旧知の先生たちにご挨拶をするとともに、お名前だけしか知らない先生方とも知り合いになってきました。ありがたいことです。

経済同友会での講演概要

2013年4月30日   岡本全勝

経済同友会の広報誌『経済同友』4月号に、3月10日に仙台で行った講演の概要(P3)が載りました。
地域の復興には、産業と雇用の回復が不可欠です。また、この講演でも強調しましたが、東日本大震災が「行政と民間企業とNPOの連携元年」になってほしいと、期待しています。
経済界の方が、復興に関心を持ち、協力していただけるのは、力強い限りです。ありがとうございます。

経済同友会講演、2年間の総括

2013年3月10日   岡本全勝

今日は、経済同友会に呼んでいただき、仙台で講演をしてきました。これまで2年間に政府は何をしたか、現地はどこまで復旧したか、これからの課題は何かなど、2年間の総括をしました。
発災直後の被災者支援から引き続き復興に携わっている者として、経過を整理し評価するのは、私の責務です(ただし、原発事故対応は私の所管外でしたので、別の方にお願いします)。
そのような観点から、レジュメと資料を作り直しました。レジュメの方は、これまでと余り変わっていませんが、資料を作り替えました。これまでにたくさんのデータが蓄積されているのですが、その時々のものなので、2年分を振り返るという視点からは、見にくいです。たくさんのデータを再整理して、簡単にわかるようにする必要があります。職員の協力を得て、作りました。順次、復興庁のホームページでも、公開します(まだ未定稿なので、確認が必要です)。
全体像を見るのは、案外難しいです。どのような視点から見るのか。そのためには、どのようなデータを選ぶか。インフラ復旧、仮設住宅や高台移転の進捗状況だけでは、今回の大災害の復旧は見えてきません。国土の復旧だけでなく、住民の生活の再建という視点が必要なのです。
そして、今回の大災害が日本社会に与えた変化や、復興に当たってどのような社会を作り上げるのか、といった日本社会論の視点などもあります。これは、数字では表すことはできません。合わせて、これまでにない災害に対して、国家行政(官僚)に問われていること(前例通りでは解決しないこと)。自治体、企業、NPO、住民の役割とは、などなど。視点は、たくさんあります。
今日のお話は、焦点を絞りつつも、欲張った内容になりました(いつものことですが)。マスコミにも公開されているので、「やや控えめに」お話ししました。歯切れが悪くなります。かえって疲れますねえ(苦笑)。