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講演

日本青年館清渓セミナー

今日は、日本青年館清渓セミナーに行ってきました。講演とパネルとに出演しました。パネルは、福岡政行立命館大学客員教授と穂坂邦夫前志木市長とでした。観客は主に市町村議員で、150人ほどの方が熱心に聞いてくださいました。数字や事実を基に、私の日頃の考えを主張してきました。皆さん熱心なので、ついつい調子に乗って、厳しいことをしゃべりました。申し訳ありません。でも、これが事実なのです。

自主研究グループ「ソーシャルアクションスクール」(大阪)

今日は大阪に行って、3時間しゃべって来ました。公務員や学生さんの自主研究会「ソーシャルアクションスクール」です。50人ほどの方が、熱心に聞いてくださいました。休みの日に集まって、こうして勉強されるのは、頭が下がります。私も応援します。がんばってください。
1時間目はちゃんと90分で終えたのですが、2時間目は30分勘違いして、100分もしゃべってから質疑応答をしてしまいました。三位一体改革が日本の政治改革・革命であることと、政策をどう実現していくかを、私の体験を基にお話ししました。後段がどういう話かは、企業秘密ですよ・・。そう簡単には公開・伝授できません。現場の経験のない学生諸君には、どの程度理解してもらえましたかねえ。
12日に講演に行ったメンバーから、いくつか便りが来ました。半分お世辞とと思いつつ、うれしいですね、反応があるのは。よいしょばかりじゃ、私にとっても進歩がありません。批判こそが、ものごとを進めます。それぞれに返事を書きますが、しばらく時間を下さい。(11月14日)

舞鶴市役所若手有志勉強会

今日は、舞鶴市の若手職員勉強会に行ってきました。このグループは、拙著「新地方自治入門-行政の現在と未来」を、みんなで10回に分けて読んでくださったそうです。その人たちの手あかに汚れた=読み込んだ跡のある拙著に、サインを求められました。ありがたいですね。そして、今日、市役所のほかの職員や近隣の自治体職員に声をかけて、講演会を開催してくださいました。60人ほどの方が、土曜日の午後に集まって、熱心に聞いてくれました。
各地で、勉強意欲に燃えた職員、問題意識を持った職員、改革意欲を持った職員が増えていることは、うれしいですね。私も及ばずながら、応援させてもらいます。こういう人たちが増え、役場の中心に育ってくれると、間違いなく地方自治は変わるでしょう。今、進めている分権改革・三位一体改革は政府主導ですが、地方に自由度が増えたときに、現場でその自由度をムダにすることなく活用してくれるでしょう。
講演後の「質問ペーパー」も多く、全てに十分なお答えができませんでした。ごめんなさい。何度やっても、人前でしゃべることは難しいです。時間配分、笑いをとるところ、力を入れるところ・・。今日は特に聴衆が若く、年齢差を感じました。感想欄に、ある人は導入部で話した「『戦後60年の地方行政』は知っている話で退屈だった」と書いてあり、別の人は「あの部分がおもしろかった」と正反対の反応が書いてありました。全員を引きつけるのは、難しいですね。
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(追加)
昨日の講演会は、最初に主催者から私に対する10の問いで始まりました。公私にわたる質問を5秒で答えよ、というものです。場がすっかり和やかになりました。講演後には直ちに聴衆からの質問票が集められ、それへの回答をする、といったように、主催者は「なかなかの知恵者」でした。
主催者の人たちからメールが来ました。一部を転載します。
「今日の参加者は、我々の予想=50名前後をはるかに超え、77名でした」→話をしながら、えらい多いなあと思ってたんです。「ある職員が、『必ず講演会には眠たくなり、寝てしまうのに、今回の講演会は寝ることがなかった。良かった』と言っていました」→ありがとうございます。「『自らのサラリーの一部が、返すあてのない赤字国債であることなどへの絶望感と焦燥感を感じた』、ともらすメンバーの言葉を聴いて、思いを一にすると同時に、勉強会メンバーの心配をよそに、たくさんの若い連中が休日に足を運んでくれたことに希望と期待を感じ、今夜はさまざまな感情が交錯する夜となっています」→私の思いが伝わりましたかね。(9月4日)
先週末に行った「舞鶴市役所若手有志講演会」に関して、ある先輩から、「なんで、行ったの?」と聞かれました。「いやー、私の本を輪読してくださったのですよ」と答えたら、先輩曰く「そりゃ、いかなけりゃならんわな」。(9月5日)
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一橋大学国際・公共政策大学院集中講義「現代行財政論」

今日から、一橋大学国際・公共政策大学院集中講義「現代行財政論」を始めました。9時から昼の休憩を挟んで16時まで。さすがに、延べ6時間は疲れますね。でも、約10人の院生が、熱心に聞いて、質問や指摘をしてくれるので、やりがいがあります。明日も、早朝の本業を済ませてから、出講です。(7月25日)
4日間に渡る一橋大学大学院での、集中講義が終わりました。さすがに、毎日4コマ(90分×4限)を立ちっぱなしで、しゃべるのはきついですね。でも、座っては「電圧が上がらない」んですわ。
思っていることと、それをしゃべることの間には、大きな差があります。しゃべることと、それを理解してもらうこととの間には、もっと差があります。特に今回は「日本の行政の機能不全」という、広範かつ難しいテーマに取り組んだので、院生の皆さんには理解し難かったかもわかりません。
土日をつぶして、講義ノートを準備したのですが。ノートを見つつも、このような短期間に連続して、しゃべることを紡ぎ出すのは難しいです。すみません。でも、私にとっては、このような機会でもない限り、考えをまとめるめることはできません。しんどいけれど、貴重な機会です。(7月28日)
その際のレジュメは「一橋大学での講義」に載せてあります。

北海道地方自治土曜講座講義

9日は、北海道地方自治土曜講座に呼んでいただき、午前中は「三位一体改革とこれからの自治体改革」をお話しし、午後はパネルディスカッションに出てきました。250人もの参加者が、熱心に聞いてくださいました。この講座は、ボランティア組織、会費制で運営され、続いているそうです。すごいことですね。
先週は南の島で、今週は北の大地へと、空飛ぶ伝道師活動です。沖縄は真夏の日差しで、かりゆしウエアがぴったり。北海道はさわやかな風、夜は涼しいくらい。そして東京に着いたら、梅雨の大雨でした。時間と心に余裕があれば、観光とはいいませんが、いろんな所を見てきたかったのですが。(7月10日)
北海道地方自治土曜講座の様子が、HPに載りました。写真と資料付きです。(7月23日)