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連載「公共を創る」第43回

2020年5月15日   岡本全勝

連載「公共を創る 新たな行政の役割」の第43回「日本は大転換期―崩壊したバブルとその後続いた経済停滞」が、発行されました。
前回まで、昭和後期の経済成長による社会の変化を解説しました。今回から、平成時代の変化を議論します。平成はまだ終わったばかりで、その評価は定まっていませんが、無理を承知で話を進めます。

まず、経済です。バブル景気から始まった平成時代は、バブルの崩壊と、その後続いた経済停滞「失われた20年」に苦しみました。
経済成長が鈍化したのではなく、一時はマイナス成長になったのです。その後も、大きな成長はできず、そして世界での地位を落としています。それは、バブル経済の後遺症では説明できません。

ところで、この連載が掲載されている「地方行政」は、毎週月曜と木曜の2回発行されているのですが、コロナウィルスの影響を受けて、週1回の発行になるそうです。私の連載も、毎週木曜日でなく、隔週になるようです。こんなところにも、コロナウィルスの影響は及んでいます。

肝冷斎に茶化されました

2020年5月5日   岡本全勝

肝冷斎が、拙著を紹介してくれました。
「前例通りに前回通り、去年通りに今まで通り」についてです。

「中国の古典では、「先例どおり」を「率由旧章」(旧章に率(したが)い由(よ)る)といい、大切なことだと考えられています」とのこと。
中国清の時代の「前例通り官僚」が出てきます。そして、住民が困ったことも。

連載執筆状況

2020年5月3日   岡本全勝

連載「公共を創る」の原稿、第3章1(1)「成長から成熟へ」の残りを、書き上げました。
既に3分の1は記事になりました。次の3分の1はゲラになっていて、5月に掲載される予定です。ということは、今回書き上げた部分は、6月に掲載されます。いつも締めきりに追われているのですが、少々余裕ができました。

今回も、何人もの人にお世話になりました。
富山県の外国人の増加についてはまた富山県庁に、女性の活躍については内閣府の識者にお教えを乞いました。そして、全体を祐筆たちに見てもらいました。感謝です。

幅広い分野のことに言及しているので、文献を確認することに手間がかかります。書斎にあるはずの本が見つからず、図書館は閉まっていて。仕方なく、アマゾンで中古を買ったりしています。でも、すべてに目を通すことは不可能で、読まない本がたまっていきます。

続いて、第3章1(2)「成熟社会の生き方は」に取り組んでいます。素材を並べ、文章にし、どのように並び替えるのがよいか。当初考えた組み立てを、大幅に入れ替えたり。いつものように、苦心しています。

拙稿「住民の暮らしを支える町の機能」

2020年5月1日   岡本全勝

拙稿「住民の暮らしを支える町の機能」が、『自治実務セミナー』5月号に載りました。1月11日に、かながわ政策法務研究会で話した内容です。

自治実務セミナーは、自治体職員には広く読まれている雑誌です。私も若いころは、読んでいました。多くの職員の目に触れると、うれしいですね。

連載「公共を創る」第42回

2020年4月24日   岡本全勝

連載「公共を創る 新たな行政の役割」の第42回「日本は大転換期―経済発展で「一億総中流」の社会に」が、発行されました。

前回に引き続き、昭和後期の社会の変化を、私の体験を元にお話ししています。村の暮らしが、豊かになる前と後でどう変わったかです。この60年間の変化は、私にとっては、ついこの間のことなのですが、若い人にとっては半世紀も前のことです。えらい昔のことだと、思われるでしょうね。

統計数字に続いて、私の体験を書いたのは、その時代を生きた者の「実感」を伝えたかったからです。豊かで便利になっていく実感、さらに豊かで便利になるであろうという期待です。それは、豊かさを実現した社会では、感じることのできない感覚です。そしてこれは、統計では表すことはできません。

私たちより年上、さらに私たちより少し下の世代の人までは、この実感を覚えています。そして、日本が元気で輝いていた時代を。そこからの転換、考え方の転換が遅れているというのが、次の話になります。