カテゴリー別アーカイブ: 社会の見方

車椅子の知人のドイツ旅行記

知人の、元公務員が10月下旬にドイツに行ってきました。彼は車椅子なのです。その旅行記を、インターネットに載せています。

私の海外旅行は旅行会社のパック旅行ですが、彼は自分で計画を立てて、さまざまなところを見ています。美術、音楽、サッカー、建築物、鉄道・・・盛りだくさんです。事前準備が大変だったと想像できます。それも楽しいのでしょうね。
旅行記は、きれいな写真と一緒に記録しています。車椅子での苦労も、書かれています。

本人の了解を得て、紹介します。
38回にもわたるので、お暇なときに少しずつご覧ください。

中学教員、部活指導やりがい1割

11月28日の日経新聞夕刊に「部活指導「やりがい」1割 中学教員、負担が要因か」が載っていました。

・・・部活動業務にやりがいを感じている中学教員は1割にとどまることが27日、全日本教職員連盟の勤務環境調査で明らかになった。部活指導が教員の負担になっていることなどが要因とみられる・・・

このうち中学教員約1800人に、部活動業務全般への意欲を複数回答で尋ねたところ、「大いにやりがいを持っている」は12.0%で、「子どもの成長のために取り組んでいる」が30.7%だった。家庭の事情などにより「意欲が低い」とした人は計42.2%・・・

携帯電話2億2千万回線

11月28日の読売新聞に「岐路NTT 全国一律 負担重く 固定電話 膨らむ赤字」が載っていました。

・・・日本で電話サービスが始まったのは1890年。米国の科学者グラハム・ベルが電話を発明してから14年後だった。通話区間は東京―横浜間のみで当初の加入数は197回線だった。99年に東京―大阪間の長距離通話が可能となった。
電話の種類も変遷を遂げた。1933年にダイヤル式の黒電話が、69年にプッシュ式のプッシュホンが登場した。その後、留守番電話やファクスの機能が加わり性能が向上。総務省によると、固定電話の契約数は1997年度に6285万回線でピークを迎えた。

携帯電話サービスが1987年に始まると急速に普及し、2000年には携帯電話の契約数が固定電話を上回った。23年度の携帯電話の契約数は2億2192万回線で、固定電話の16倍にあたる。固定電話は減少し続けており、NTTは35年頃に500万回線になると見込む・・・

外国人観光客が期待していたこと

11月28日の読売新聞に「訪日客 地方にも広がり」が載っていました。
訪日客が急増しています。定番の東京、富士山、京都、大阪だけでなく、各県でも増えています。
そこに、「外国人観光客が期待していたこと」が載っています(観光庁調べ、複数回答)。景勝地より、日本食と買い物なのですね。繁華街や日本酒も多いとは。

・日本食を食べること、81%
・ショッピング、62%
・自然・景勝地観光、55%
・繁華街の街歩き、55%
・日本の酒を飲むこと、33%
・日本の歴史・伝統文化体験、27%
・美術館・博物館等、27%
・四季の体感、25%
・温泉入浴、24%

社会科の女性教員は理系科目より少ない

11月23日の日経新聞に「社会科の女性教員、実は理系科目より少ない」が載っていました。

・・・中学・高校の社会科の先生といえば、多くの人は「男の先生」を思い浮かべるだろう。日本では女性の社会科教員が非常に少なく、理系科目の女性教員数すら下回る。背景と影響を探った。

文部科学省の学校基本調査(2024年度速報)によると、教員に占める女性の割合は中学校で44.8%、高等学校で33.8%だった。この数字は過去最高だが、実は経済協力開発機構(OECD)加盟国で最低レベルにある。
とりわけ社会科の女性教員は突出して少ない。文科省の学校教員統計調査(22年度)によると、中学校の男性の社会科教員は男性教員全体の14.6%なのに対し、女性の社会科教員は女性教員全体の4.9%と主要5教科で最低水準だ。高校で公民科を教える女性教員はわずか2.8%で、理科や数学の半分にすら届かない。公民の教員を男女の人数比でみると男性が83%、女性が17%だ。

筑波大学教授で社会科教育学が専門の國分麻里さんは複数の要因を挙げる。まず「社会科、特に公民科の教員免許が取れる学部に進学する女性が少ない」。社会の教員免許は大学の法学部や商学部などでも取れるものの、社会科学系の女子学生の比率は36.7%と、工学系、理学系に次いで低い。欧州やシンガポール、タイでは社会科学系学生の過半数が女子だ・・・