カテゴリー別アーカイブ: 身の回りのこと

植木

拙宅に、椿と夏椿を植えてもらいました。狭くて庭はないのですが、玄関脇に左右に2カ所、少しだけ土を確保しておきました。建築士さん・庭師さんと相談して、赤い椿と白い夏椿を植えることにしました。桜は無理としても、梅を植えたかったのですが、横に広がる木はそれだけの空間がないのであきらめました。書斎の窓には梅が合うじゃないですか。学問の神様は天神様、とくれば梅ですもの。

書斎と椅子

ささやかな書斎を造ったので、椅子を探していました。机は、建築士さんと相談して、窓際2辺に、天板を70cmの高さに造りつけてもらいました。すなわち、L字型の長いテーブルになっています。書き物と読書用の部分、パソコンのコーナー、あとは書類を整理する(実態は載せておくだけの)スペースにと、かなり重宝しています。
問題は、それに合う椅子です。事務・書斎用の椅子は、いまやあの金属や合成樹脂でできた空気バネの椅子ばかりです。これは結構場所を取るし、重たいのです。僕のほしいのは、木製で重たくないもの、そして長時間座っていても疲れないものです。背もたれが、リクライニングになる必要はありません。家具屋をめぐったり、インターネットで探しましたが、なかなか見つかりません。木製の椅子はたくさんありますが、食堂用ばかりです。それらは、肘掛けがついていません。4人用の食卓と椅子のセットでは、肘掛けがあると立ったり座ったりするときにじゃまなんだそうです。
ようやく、見つけました。「セディエホリウチ」というお店の、「長時間座っても疲れない肘付き曲げ木イス」です。高さも、テーブルに合わせ、また肘掛けがテーブルの下はいる(しまっておける)高さにしてもらいました。色も、お店とメールのやりとりをして、決めました。こんな点は便利ですね。今日届いたので、これから座り心地を試してみます。しばらく使ってみないとわかりませんが、今使っているパソコン用事務椅子とは、座り心地は格段に違うようです。

新居顛末記

2005年11月に、家を建てました。そこに至るまでには、いろんな工夫と苦労がありました。また、引っ越してからも、住みやすくするために、手を加えています。その記録のページです。
本棚と蔵書については、私の読んだ本のページへ。
土地の選定、間取りの検討、内装とか細々としたことの決定など、不動産屋、工務店、建築士さんとの打ち合わせで、結構、時間と労力を使いました。家は小さくて、お見せするようなものではありません。しかし、間取りなど、一級建築士の田高さんと一緒に考えた工夫が、随所にあります(狭いが故の工夫です)。大変でしたが、楽しかったです、ああでもない、こうでもないと。また、たくさんの人から、アドバイスをいただきました。お礼を申し上げます。太平建設さんが、良い家を造ってくださいました。(2005年12月31日)

かばん

業務用の鞄を買い替えました。今まで使っていたのは、平成4年に大臣秘書官になった際、新しくしたものでした。通勤・官邸・国会が主たる活躍の場所ですが、国内はもとよりカンボジア、ヨーロッパ、アメリカ、中国、韓国と出張の際も連れて行った働き者でした。軽くて柔らかく、持ちやすく使いやすい、お気に入りでした。いよいよくたびれてきて、やむなく引退に追い込まれました。まだ捨てるには忍びなく、「歴史の目撃者」「産業遺産」として保管してあります。
控えに持っていた皮の書類鞄を、レギュラーに昇格させたのですが、これは高級でしっかりしているので、国会を走る回るのにはやや堅すぎるのです。私の要求は、軽い、柔らかい、持ちやすい、A4の書類を入れた封筒が何枚か入る、小物(手帳、財布、名刺入れ、鍵、筆入れ)や商売道具(幹部職員録、国会議員便覧、国会日程表、法案一覧など)が整理できる、すぐに書類が出る、開けなくても少しの書類は(後ろのポケットに)つっこめる、です。お客さんの前で、すぐに書類が出てこないと困るのです。
お店にはたくさん鞄が並んでいるのですが、この条件に合うのがなかなかありません。アタッシュケースは、重い、堅い、書類がすぐに出てこないので不採用。軽い鞄でも、口がファスナーなのはすぐに書類が出てこないので不採用。ダレスバッグなどしっかりした鞄も、重くてだめ。ブランドものの多くは、格好は良いが、後ろにポケットがついていない、ついていてもファスナーがついていてじゃま。取っ手のデザインは良いが、持ちにくいのはだめ。前に覆い被さるふたの部分が長い(大きい)と格好は良いが、書類を出すのにじゃまで不採用。トートバッグにした先輩がいます。これは出し入れに便利です。ただし私のように財布なども入れるには、ふたができないので心配です。ようやく妥協できるのを見つけました。手にしっくりなじむには、少し時間がかかるでしょう。