「身の回りのこと」カテゴリーアーカイブ

「絵画で読む『失われた時を求めて』 」

吉川一義著「絵画で読む『失われた時を求めて』」(2022年、中公新書)を読みました。
以前、吉川一義著「『失われた時を求めて』への招待」を読みました。もっとも、『失われた時を求めて』は、まだ最初の部分しか読んでいないのですが。
「絵画で読む」を読んで、プルーストを読むには、これだけの背景を知らないといけないのかと、あらためてその難しさを感じました。19世紀末から20世紀初めのフランス上流階級では、このような西洋絵画の知識は当然だったのでしょうね。

掲載されている絵画を見て、「これやこのような絵は、展覧会で見たよな」と思い出しました。それらがやってくる展覧会も多く、日本にいながらで、西洋絵画が古典から最近のものまで見ることができます。ありがたいことです。

12月のアサガオ

もう12月です。寒くなって、コートも必要になりました。
ところが、我が家のプランターのアサガオは、まだ3センチくらいの小さな花を一輪咲かせています。

2つの植木鉢と3つのプランターのツルは、種を取ったので、支柱とともに片付けたのですが。つぼみをつけていたツルはかわいそうなので、そのままにしてあったのです。この花がしぼんだら、片付けましょう。代わりに植えるチューリップは、今年の春に咲かせたので、連作障害を避けるために今年はプランターには植えません。

お向かいの柿の木もすっかり葉を落とし、鮮やかな柿色の実をつけています。渋柿なので、まだ熟していないらしく、カラスの攻撃に遭っていません。

神田古本祭り

今日の東京は、秋晴れのよい天気でした。締めきりの来た原稿を午前中に完成させ、神田古本祭りに行ってきました。コロナの影響で、3年ぶりの開催だそうです。大変な人出でした。

学生時代や若い頃は、神田神保町の古本街を歩くのが好きで、しょっちゅう行っていました。近年は欲しい古本はアマゾンで探すので、近くの古本屋はよく覗くのですが、神田まで出かけることは少なくなりました。
さらに、書斎や寝室に買ったままの本が山を作っているので、新しい本を買う前に、それらを片付ける必要があります。時々、寝る前に「今日は何を読もうか」と気分に合う本を探します。すると、「こんな本も買ったんだ」と思うような本が、発掘されます(反省)。
もっとも、集中できる時間帯は原稿執筆に当てるので、そのようなお気楽な本を読むのは、寝る前の布団の中だけです。先日の出張にも1冊入れていったのですが、資料整理や原稿書きで、読まずに持って帰ってきました(これも反省)。

神保町には、「家にたくさん本があるから、今日は買わないぞ」と決心して行ったのですが、誘惑に負けて買ってしまいました(さらに反省)。

西洋アサガオ、時差ぼけ?

今年は種まきが遅く、開花も遅かったわが家のアサガオ。9月になって、次々ときれいな花を咲かせています。

先日、友人と会ったときの会話です。彼は、日本アサガオと西洋アサガオの両方を育てています。いつもきれいな写真を送ってくれるのです。聞くと、西洋アサガオは日本アサガオより遅く咲いて、遅くまで開いているそうです。
「時差ぼけと違うか?」

インターネットで調べたら、西洋アサガオの開花時間帯は、午前から夕方までだそうです。そして開花時期は8月から11月頃とのこと。
それに対して、日本アサガオの開花時間帯は午前中。開花時期は7月から10月頃だそうです。
そうだったんだ。アサガオの季語は秋です。

アサガオが咲きました

昨日26日朝に、アサガオが1輪咲きました。私は気仙沼市に行っていて、キョーコさんから報告がありました。午後に帰宅したら、まだ開いていました。青紫のきれいな花です。
今年は種をまくのが遅く、今頃になってからです。小さなつぼみもたくさん付いているので、これから次々と花を咲かせてくれると思います。
毎朝、キョーコさんが水をやってくれました。あんどん仕立てにしています。私の仕事は、上に伸びる蔓を、毎朝毎晩、横の枠に這わせることです。あんどんはジャングル状態になっています。

このホームページを遡ると開花日は、去年は8月8日、一昨年は7月28日、その前年は8月5日です。今年の遅さは、群を抜いています。反省。