カテゴリー別アーカイブ: 再チャレンジ

行政-再チャレンジ

新しい仕事35

今日は衆議院内閣委員会で、大臣所信に対する質疑が行われました。私たちの再チャレンジも、結構質問がありました。内閣委員会には、再チャレンジ担当大臣の他、官房長官、国家公安委員長、経済財政担当大臣、沖縄北方担当大臣、分権改革推進担当大臣、規制改革担当大臣と多くの方が出席します。
担当室では、職員が手分けして、ブロック会議に行っています。そこでは、当方から施策の説明をする他、各自治体やNPOから取り組み事例を発表してもらっています。それぞれ、熱心に取り組んでおられます。教えていただいた事例は何らかの形でまとめて、広く他の方々にも紹介したいと考えています。

新しい仕事34

再チャレンジ支援では、働き方を中心に、日本の単線型社会の問題点を取り上げました。その延長線として、大学教育も、大きな問題を持っているようです。
入学試験が一斉に行われます。それは、資格のある人が随時入学する仕組みではありません。そして、一斉に卒業してくること。これを企業が一斉に採用します。多くの学部で、入学試験は難しいが、卒業試験は簡単なこと。それは、入り口での選別であって、製品(卒業生)の品質が保障されていないこと。企業も、卒業生に専門知識・技能を期待せず、大学名=ブランドで採用すること。その証拠に、文化系では、学部卒も大学院卒も処遇に大きな差がありません。資格を得るところとは、認識されていないのでしょう。
一括採用(入学)同時昇進という、企業と同じ丸抱えシステムなので、大学間の移動がないこと。そして、ある大学で単位を取っても、他の大学で認められることが少ないこと。評価が十分でないので、できないのでしょう。これなんかも、企業とそっくりです。他流試合をしないことは、教授が自校の卒業生で占められていることにも表れています。
そして、日本では威張っているけど、国際的には評価は低いこと。特に文化系です。日本語で授業を行っていることが、致命的だそうです。確かに、国内で威張っている分には、日本語で良いのでしょうが、国際的に開かれ評価されるためには、英語での授業も必要でしょう。もちろん、日本人だけの教授陣も、問題ですね。
大学は、単線型日本の延長線でなく、それとセットになった仕組み、単線型日本社会の入り口です。

新しい仕事33

15日の日経新聞は、未就学児を持つ専業主婦の95%が再就職を希望していると(リクルート社の調査結果)伝えていました。また、育児・介護支援制度を利用している部下を持つことについて、約7割の管理職が抵抗感はないと答えていると(日本能率協会の調査結果)も伝えていました。