カテゴリーアーカイブ:生き様

朝日新聞夕刊に出ました

2021年3月26日   岡本全勝

3月25日の朝日新聞夕刊「3・11を振り返る」に出ました。

・・・暮らし再建支援、行政哲学転換した
東日本大震災からの復興では、「国土の復旧」から「暮らしの再建」へと、政府の災害対応の守備範囲が大きく広がりました。行政哲学の大転換でした・・・

・・・単純計算で住民1人あたり数千万円~1億円の公費を投じ、高台やかさ上げの新市街地が各地にできた。ふるさとを取り戻したいという思いに、国がそれだけ支援したということです。
ただ次に南海トラフ地震が起きたとき、あれだけの街を広大な沿岸各地につくれるか。それだけの国力はあるか。インフラ整備は絞り、なりわい再生やコミュニティー再建を優先することになるのではないでしょうか。
私たちは走りながら復興を進めざるをえませんでした。そもそも住宅や道路、防潮堤の整備、なりわい再生、コミュニティー支援などの費用対効果を、同じハカリに載せて比較評価はできません。同じ財布の中でどう優先順位をつけ、どれを落とすか。それは政治の仕事でしょう・・・

この記事は、朝日新聞ウエッブサイトや、東北の地方版に載った記事の、縮小版のようです。

河北新報に出ました

2021年3月25日   岡本全勝

3月17日の河北新報1面「東日本大震災10年 語る」に、私のインタビュー「エース級集結 自腹で現地に」が載りました。

・・・震災当日から初動対応に当たっていた内閣府防災の職員に「被災地で起きている問題点を整理してくれ」と頼んだ。警察や自衛隊、自治体が持っている情報と、避難所で必要な物資の把握を急いだ。「おむつが足りない」というから赤ちゃん用かと思ったら、高齢者用だった。現場の声を拾うことは何より重要だった。
被災3県ごとに担当者を置き、意思決定プロセスを明確化した。定刻に会議を開いて論点整理し、宿題は翌朝に解決するルールを作った。「遺体袋が足りない」「人工透析患者がいる」。課題は刻々と変化した・・・
→情報集約と意思決定過程・仕事の進め方の明確化は、これまでにない課題に対し新しい組織を作って「戦う」際に、最も気を遣ったことです。

・・・当時はまだ組織の体をなしておらず、被災地とを往復する旅費が支給されずに個々が立て替えていた。若手は月3、4回新幹線で通い、宿泊費も入れると給料が消えた。何万人も犠牲になった重い現実が職員を鼓舞した。途中で離脱した職員もいたと思うが、みんなよく耐えてくれた・・・
→これも大変だったのです。組織運営担当者(省庁で言うと官房)が、旅費担当職員を増員してくれました(各省から借りてきました)。仕事をする際、組織を動かす際には、施策担当(前線)だけでなく、それを支える後方部隊が必要なのです。ところが、多くの役所で、後方部隊とそれを担う職員の重要性が忘れられています。

・・・復興庁は省庁縦割りを排せたのかとよく聞かれるが、横串を刺す一定の役割は担えたと思う。被災地の要望をたらい回しにせず、省庁とつなぐ「電話交換手」となった。館を設けず「○○本部」のままでは窓口がどこか分からず、責任を果たせなかっただろう・・・
→これも、復興庁の大きな成果だと思います。当初あれだけ批判を受けた復興庁ですが、今ではそのような批判を聞かなくなりました。職員たちが頑張ってくれたからです。

記事を紹介するのが遅くなりました。ウエッブサイトに載るのを待っていたので。このようにウエッブサイトに載って、リンクを張ることができると便利ですよね。ありがとうございます。

覚えやすさ スマホより紙

2021年3月24日   岡本全勝

3月20日の読売新聞に「覚えやすさ スマホより紙」が載っていました。

・・・東京大などの研究チームは19日、紙の手帳にスケジュールを書き留めると、スマートフォンなどの電子機器を使う時よりも短時間で記憶でき、記憶を思い出す時には脳の活動が高まることがわかったとの研究結果を、海外の専門誌に発表した。紙の教科書やノートを使った学習の効果が示された成果としている。
研究チームは、18~29歳の男女48人に、ある文章の中から14のイベントの日程を抜き出して、記録する課題に取り組んでもらった。記録の方法は〈1〉紙の手帳にペンで書き込む〈2〉タブレット型端末に専用ペンで書き込む〈3〉スマホに入力する――の3パターンで、各16人ずつで実験した。
その結果、紙の手帳を使ったグループは、電子機器を使ったグループよりも、全ての日程を書き終える時間が25%短かった。
1時間後にイベントの日付や内容などを思い出してもらうテストをすると、正答率は3グループとも差がなく、紙の手帳を使ったグループが短時間で記憶を定着させたと推測できた。
テスト中の脳の状態を観察すると、紙の手帳を使ったグループは、言語や視覚、記憶に関わる領域の血流がより多くなり、活発に働いている様子がうかがえた・・・

春の彼岸

2021年3月21日   岡本全勝

20日は、お彼岸でした。東京では、20日土曜日は晴れたり曇ったり、21日日曜日は雨、時に激しい雨でした。気温は少し肌寒い程度。「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、そうあって欲しいですね。
私は、土曜夕方に散歩に出たほかは、原稿書き。問い合わせた知人に鋭い指摘をもらって、それをどのように反映するか難儀しています。肝冷斎は、野球観戦史跡巡りと春を楽しんでいるようです。

わが家のツバキは、ほぼ花を終えました。今年もたくさんの花を付けて、私とメジロを楽しませてくれました。お向かいの花咲かおじさんが、早速チャドクガよけの薬をまいてくださいました。
鉢植えの五色散りツバキが、大きなきれいな花を咲かせています。こちらは鉢植えで小さいこともあり、花の数は少ないです。さて、この鉢植えをどこまで大きく育てるか、剪定するのか。難題です。
鉢植えの桜も、つぼみが大きくなってきました。こちらは頂き物で、枝が枯れたりして不格好な枝振りなのですが。かつていくつも枯らしてしまったのに比べ、2鉢とも元気にしています。キョーコさんが、こまめに水やりをしてくれたおかげです。
玄関でツバキと対になっている夏椿は、若葉の新芽が膨らんできました。

お向かいの花海棠も、鮮やかな花を咲かせ始めました。散歩途中の木蓮やコブシは真っ盛り。早咲きの桜も咲いています。善福寺川沿いの桜並木は、開花はまだです。「お花見禁止」の立て看板があります。
コロナで元気が出ませんが、日は過ぎていきます。あと10日ほどで、4月です。

春の嵐

2021年3月14日   岡本全勝

昨日3月13日の東京は、豪雨でした。たまたまその時間帯に出かけて、びしょ濡れになりました。革靴の中まで水が入るほどです。

その強風で、玄関のツバキの花がほとんど落ちました。長い間、くたくさんの花を付けて楽しませてくれました。メジロもやってきて。50以上も鈴なりだった花が、先週から20ほどになり、今朝は10ほどです。
鉢植えの小さなツバキと桜が、つぼみを膨らませています。玄関に対に植えてある夏椿も、芽を膨らませています。今年は、うまく咲いてくれるかな。
ご近所のミモザの花は終わり、黄色い水仙がまだきれいです。

東京は、桜の開花が宣言されたそうです。