カテゴリーアーカイブ:体験談

令和6年の回顧2、執筆や講演

2024年12月29日   岡本全勝

今年の回顧、その2は執筆や講演についてです。

まず執筆です。
共著ですが、英語の本が出版されました。『Public Administration in Japan』(2024年、Springer Palgrave Macmillan)の「第19章 Crisis Management」です。これは、うれしかったです。

連載「公共を創る」は、208回まで続きました。月に3回、12か月で36回です。1回あたりが400字詰めで17枚、6800字余り。毎回締め切りに追われる日々でしたが、右筆の助けを借りて、遅れることなく書くことができました。2019年4月から5年半以上、よく続いたものです。今年も、目次を見返すと、いろんなことを書いていますね。去年の年末にも「来年中には完結しますかね」と書いたのですが、今年も同じ台詞を書いておきます。こんどこそ。
時事通信の「コメントライナー」、今年は5回寄稿しました。世間の流行とは少し異なった視点から、社会を見ることを心がけています。こちらは1200字、短い分量に納めるため、文章をそぎ落とすことに苦労しています。
新幹線の車内誌「ウェッジ」に載ったり、朝日新聞「論壇時評」で宇野重規・東大教授に発言を取り上げてもらったこともありました。

講演は、今年もたくさんのお呼びがありました。
国や自治体の職員研修、東日本大震災の教訓などです。JICAの依頼で外国の方に、日本の発展を支えた行政を話す機会もできました。
昨春から、行政学者に官僚経験を話しています。毎月呼ばれ、19回になりました。でも、まだ半分を超えたところです。それらも入れて合計すると、人前で話すことは50回でした。
新聞記者などの取材も、いくつか受けました。官僚のあり方や大災害からの復興についての質問が多いです。

このホームページも、毎日欠かさず記事を載せました。毎日ほぼ2本、年間で合計730本を超え、過去最高のようです。これも、結構な時間を取られます。載せようと思った新聞記事切り抜きは、溜まるばかりです。最近は、肝冷斎がよく引用してくれます。やや無理な引用もあります。
カウンターは、437万まで来ました(もう少しで438万)。年初に413万でしたから、延べ24万人の方が見てくださいました。ありがとうございます。

令和6年の回顧1、仕事

2024年12月28日   岡本全勝

年末になったので、今年も1年の回顧を始めましょう。第1回は、仕事についてです。

市町村アカデミー学長は、3年余りが経ちました。
研修は、職員たちの努力で順調に実施されています。年間に約80本の研修を行い、5千人の研修生を受け入れることは、なかなか大変です。
社会の変化や研修生の要望に応じて、内容を入れ替えたり講師を変更したり、常に見直しをしています。そのおかげもあって、研修生からの評判も良好です。
今年は、研修動画の配信を始めました。

所内でも無線LANを強化し、会議も紙をなくしました。研修業務の管理や、自治体・研修生とのやりとりを行う電子システムを、入れ替えました。これも、職員たちが業者と苦労を重ねて、進めてくれました。
研修申し込みがインターネットでできるだけでなく、研修生へ配付する資料も電子化します。紙に印刷する手間が省け、研修生も重たい資料を持って帰る必要がありません。もちろん、紙で見たい人は印刷できます。

そのほか、組織管理の充実強化などにも、取り組んでいます。これらは、副学長を中心に、職員に分担してもらい、計画を立てて進めています。
それぞれ課題は生じますが、進んでいます。ありがたいことです。私は、「良いと思ったことは、少々お金がかかっても変えよう」と旗を振っているだけです。

ほっと一息、体が軽くなる

2024年12月20日   岡本全勝

体が軽くなるとは、このことを言うのでしょうね。
連載原稿の年内締め切り分を提出しました。なんと、1月23日掲載分です。次の締め切りは年明けなので、しばらく大丈夫です。と言っても、すぐに来るのですが。
講演会なども、年内の分は15日の仙台で終了。次々と、年内の仕事が片付いています。

とはいえ、年賀状書きがあり、口述の文字起こしへの加筆や資料の片付けが溜まっています。つかの間の「減量気分」ですかね。少しはゆっくりと本を読みたいものです。
一息ついて、新しい手帳に来年の予定を書き込みました。見ると、次の講演の準備をしなければならないことに気がつきます。

肝冷斎は、野球は終わったようですが、この寒い時期に休日に遠征しています。気力と体力が余っているようです。肝冷斎日誌には、ブツブツと愚痴を書いていますが、悩みはないようです。

忙しかった11月

2024年12月1日   岡本全勝

11月は忙しかったです。
手帳を見ると、合計14回、講演や取材をこなしました。11月のカレンダーを見ると、数日を除いて毎日のように出番が書き込まれています。
これには、時間を取られます。都内でも半日、地方だと一日仕事です。
話す内容と資料の準備は、1月前にしておきます。主催者に事前に資料を送っておく必要がありますから。話す内容の再確認は、前日に行います。

しわ寄せは、原稿の執筆に来ます。仕方なく、早起きしたり夕食後に頑張ったり。今月も締め切りを守ることができましたが、自転車操業は精神的にもよくありません。もっと時間をかけて、内容を考えたいのです。

忙しいことは、それだけ充実しているということですが、それで満足してはいけないのでしょう。
従業員なら「勤務時間を目一杯仕事しました」で満足できます。しかし、一人親方や自分の人生となると「時間内に頑張りました」ではだめで、「これだけの成果を出しました」が問われます。

ほかに加筆しなければならない原稿がたくさん残り、読まなければならない資料が溜まっています。夕食後は風呂に入り、本を読もうとするのですが、すぐに寝てしまいます。読みたい本も溜まります。
12月の講演は、それほど多くありません。でも、年末恒例の年賀状書きの修行が待っています。

桜の落ち葉

2024年11月30日   岡本全勝

公園や道路沿いの桜並木で、赤くなった落ち葉がたくさん散っています。きれいですね。木々の紅葉はそれぞれに素敵ですが、私は落ち葉では桜が特に好きなようです。もう一つは柿です。なにかしら、心に染みるものがあるのです。

銀杏の落ち葉は黄色一色でそれなりにきれいですが、桜と柿の落ち葉は赤を基調としつつさまざまな色合いが含まれています。それが、よりきれいに見えるようです。でも、桜と柿以外にも赤い落ち葉は、たくさんあります。

もう一つは、子どもの頃に、桜と柿が身近にあったからでしょう。桜の木が家の前に3本あり、毎日落ちるたくさんの落ち葉をほうきで掃除をさせられました。柿は、おいしかったおやつの記憶でしょう。昭和30年代の明日香村には(日本中でしょうが)、今のようなチョコレートやクッキーといったお菓子はふんだんにはありませんでした。

プルーストなら、紅茶に浸したマドレーヌの香りで、子どもの時の記憶がよみがえります(『失われた時を求めて』)。