カテゴリーアーカイブ:人生の達人

3連続出張

2014年9月6日   岡本全勝

これで、3日連続で東北新幹線に乗り、3日連続で昼は駅弁です。このようなときの必需品は、ウエットティッシュ(汗をかく)、ハンドタオル、歯ブラシ(昼食後の歯磨き)です。
大臣出張の新幹線の中(隣の席)で、全く分野の違う方に話しかけられ、名刺を交換しました。新幹線グリーン車の中で、みなさんくつろいでおられるのに、隣の男は書類にペンを走らせ、前の方の座席に行ってはなにやら話している。その人の周りには、黒服の男たちが取り囲んでいる・・。変な奴だと思われたのでしょうね(笑い)。「失礼ですが、おたくさんは、どのようなご職業ですか」と、話しかけてこられます。「復興やってます。前の方にお座りは、大臣です」と答えると、「頑張ってください」と言ってくださいました(例えば彫鍛金工芸家フルーティスト)。
月曜日もまた、大臣のお供をして宮城県視察の予定です。

インターネットによる攻撃

2014年8月16日   岡本全勝

政府機関を狙ったインターネットによる攻撃が、さらに激しくなっているようです。さまざまな対応がされています。復興庁でも、一定のルールで、外から来たメールを「隔離」する仕組みを入れています。今日の会話です。私の携帯電話が鳴りました。
職員H「見てもらいたい資料があるので、私の自宅からメールで、岡本統括官の自宅と職場のパソコンに送りました。職場にも着いていますよね」
この職員は、私の行動をよく知っています(笑い)。
全勝「今見ているけど、職場のパソコンに着いていないよ。アドレスを確認してみて」
職員H「まちがいないです。なぜでしょうね。じゃあ、家に帰って、自宅のパソコンで見てください。対応は、月曜日で良いので」
全勝「了解・・・ちょっと待って。あなたからのメールは、迷惑メールと認識されて、隔離されているのかも」
確認したところ、やはりそうでした。受け取り拒否を解除して、読むことができました。
少々面倒ですが、安全を守るためには、仕方ないことです。でも、個人の自宅のパソコンは、ここまで厳重に警戒していませんよね。ウイルス対策ソフトは、入れてありますが。先日届いた見知らぬ方からのメールに、添付ファイルが付いていました。怖いので、ファイルを開かずに対応しました。

仕事の段取り

2014年8月8日   岡本全勝

私たち官僚にとって、「仕事の段取り」は非常に重要です。目標を与えられた場合、あるいは目標を立てた場合に、いつ何をして、目標を達成するかです。内容をサブ、段取りをロジと呼ぶことがあります(もっとも、ロジは会議などの段取りの準備を指すことが多いです)。
その際に、内容を固めて上司の了解を得ることと同様に、そのほか誰に了解を取るか、関係者対策も重要です。マスコミには、どのように公表するか。マスコミに聞かれたらどう答えるかといった想定問答作り。関係者には、事前事後にどのように報告、根回しするかなどです。
自然科学の大発見と違い、私たちの仕事の多くは、関係者に納得をいただくことが「成果」です。どんなに良い内容でも、上司、関係者、マスコミ、国民に、理解と賛同を得られないと落第です。
段取り(の準備)には、いくつかのものがあります。まずは骨太の粗々したもの、いつ何をする必要があるかを確認することです。これは紙1枚。「工程表」と呼ばれます。次に、それをより詳しくしたもので、それぞれの段階で、誰が何をするか。対外的には、何をもって、誰が誰に根回しに行くか。役割分担表です。責任者たちでこの段取りを共有するために、漏れ落ちがないか確認するために、そして作業員が間違わないように、紙にする必要があります。
作戦本部長または参謀長は、この工程表と役割分担表を作ること、あるいは部下に作らせた原案を加筆修正することが仕事です。毎年の定例行事(予算、法案作成など)なら、前例があるのでそれを参考にします。しかし、初めての課題なら、一から作る必要があります。
私は最近の自分の役割を、「回転寿司ベルトコンベア」と呼んでいます(笑い)。
皿の上には、さまざまな寿司(仕事)が乗るのですが、それは部下が考えてくれます。私はその皿(できあがった説明資料)を、適切な時期に必要な人に届けること、届け先と時期を間違わないように指示を出すことが任務です。
これは、偏差値よりも、経験の多さと人間関係の熟知が、ものを言います。「俺は聞いていない」と言われないように、また「あの人に事前に報告をすると、新聞記者に漏れるわなあ」とか。
そして、発表や会議がうまく行ったときに、次に忘れてはならないのが、報告とお礼です。しばしば、これを忘れます。うまくいったので、うれしくなって打ち上げに行ってしまいます。そこにたどり着くまでに、陰で汗をかいてくださった人たち、また「俺はこれについては関係者だ」と思っている人に、まずは電話で第一報を入れ、お礼を言う必要があります。
いくつも失敗をした先輩の、反省談だと思って読んでください。しかし、このようなことは、失敗してみないとわからないのでしょうねえ。

なぜかしら忙しい毎日、仕事が整理できる休日

2014年8月2日   岡本全勝

今週も、怒濤の1週間が終わりました。いつの間にか、7月も終わっています。毎日、忙しく仕事をさせてもらっているので、それなりには充実しているのですが。「はて、今週は何をしたっけ」、「今月は、何を終わらせたかな」と悩んでしまいます。手帳を見なおして、「こんなことをしていたんだ」と納得。
大きな1つの仕事なら、どこまで進んだかが、わかりやすいのですが。私の立場は、たくさんの部下から、いろいろと相談が来るので、たくさんのことが同時進行で、しかも中途半端になります。そして、てんでばらばらな仕事と資料がたまります。テーマ別に半封筒に書類を入れて整理しているのですが、別に「近日中に片付けるもの」という雑多な案件を入れる半封筒があります。これが、くせ者です。
ここのところ昼間は、会議出席や相談を受けることが多くて忙しく(放課後も、もちろん。笑い)、資料が山のようにたまっていました。今日土曜日は、じっくりと片付けることができました。この1週間で片付けた書類を捨てて、「近日中に片付けるもの」の封筒は軽くなりました。また、私の部屋も、かなり軽くなったはずです。例によって、数センチ浮き上がったでしょう。
久しぶりに、お香を焚いて、ゆったりと仕事ができました。いろいろ次の段取りを考えてとか。もちろん、全ては片付かず、まだまだ仕事は残っています。いつも、同じことを書いています(反省)。
職場には、何人かの職員が出勤して、仕事をしていました。申し訳ないです。

かつての同僚

2014年7月31日   岡本全勝

今日の放課後は、かつての職場のOB会「全勝課長を囲む会」でした。平成13年(2001年)から、総務省自治財政局交付税課長を、3年勤めました。その当時の部下たちです。10年も前のことです。
今にして思うと、よくまあ、あのような過酷な仕事に、みんな耐えてくれました。一端は、このホームページにも書きました(2006年8月22日。もっともこの記事は、課長補佐時代のことです。課長当時の記録の多くは消してしまったので、このホームページに残っていません。当時大きなテーマだった三位一体改革このページに、日記はこのページに、少し残っています)。
今日は会場に行くと、ほぼ全員が揃っています。私が当時、「会合は、15分前には行くんや」と言っていたのを、実行してくれたのです。席に着くと、座布団の上に資料(出席者名簿や当時の記録)が乗っています。これも、私が部下への指示書を、座布団の上に置いていたことの「実践」です。後は、ご想像の通り。
その部下たちが、それぞれ出世して、ある人は交付税課に戻って交付税制度を支え、ある人は別の職場(これがまた幅広いのです)で活躍しているのがうれしいです。「あの時の青い××君がねえ・・」と。人材供給源になっています。みんな、「あの時のことを思えば、楽ですわ~」と。
私が課長補佐の時に始めた「富士山頂で明日の交付税を考える会」を、今年も明日金曜日の夕方に実行するそうです。
私はその後、官房の総務課長、内閣府官房審議官・内閣官房審議官、総理秘書官、(少し飛んで)大震災被災者生活支援本部、復興庁と、内閣や官房業務に「転籍」しました。でも、私の仕事の原点は、自治省での地方勤務と、地方財政です。その原点と官邸勤務が、今の仕事を支えています。本拠地(原点)があってこそ、さまざまな場所での活躍ができると、私は思っています。
ありがとう、N幹事長、みんな。