かつての同僚

今日の放課後は、かつての職場のOB会「全勝課長を囲む会」でした。平成13年(2001年)から、総務省自治財政局交付税課長を、3年勤めました。その当時の部下たちです。10年も前のことです。
今にして思うと、よくまあ、あのような過酷な仕事に、みんな耐えてくれました。一端は、このホームページにも書きました(2006年8月22日。もっともこの記事は、課長補佐時代のことです。課長当時の記録の多くは消してしまったので、このホームページに残っていません。当時大きなテーマだった三位一体改革このページに、日記はこのページに、少し残っています)。
今日は会場に行くと、ほぼ全員が揃っています。私が当時、「会合は、15分前には行くんや」と言っていたのを、実行してくれたのです。席に着くと、座布団の上に資料(出席者名簿や当時の記録)が乗っています。これも、私が部下への指示書を、座布団の上に置いていたことの「実践」です。後は、ご想像の通り。
その部下たちが、それぞれ出世して、ある人は交付税課に戻って交付税制度を支え、ある人は別の職場(これがまた幅広いのです)で活躍しているのがうれしいです。「あの時の青い××君がねえ・・」と。人材供給源になっています。みんな、「あの時のことを思えば、楽ですわ~」と。
私が課長補佐の時に始めた「富士山頂で明日の交付税を考える会」を、今年も明日金曜日の夕方に実行するそうです。
私はその後、官房の総務課長、内閣府官房審議官・内閣官房審議官、総理秘書官、(少し飛んで)大震災被災者生活支援本部、復興庁と、内閣や官房業務に「転籍」しました。でも、私の仕事の原点は、自治省での地方勤務と、地方財政です。その原点と官邸勤務が、今の仕事を支えています。本拠地(原点)があってこそ、さまざまな場所での活躍ができると、私は思っています。
ありがとう、N幹事長、みんな。