投稿者アーカイブ:岡本全勝

GAFA、プラットフォーマー

2019年12月18日   岡本全勝

GAFA、ガーファって、聞かれたことがあるでしょう。グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンの4大巨大IT企業です。
12月12日の読売新聞が「プラットフォーマーとは」で、詳しく解説していました。
・・・米グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コムなどの巨大IT企業は、デジタル経済の舞台を提供する「プラットフォーマー」として、人々の生活に便利なサービスを提供し、社会に大きな影響力を持つ。4社は頭文字から「GAFA」とも呼ばれる。だが、あまりに大きくなりすぎ、その全貌をつかむのは難しい。利便性の反面、影の部分も大きくなり、国家による監視の目も厳しくなりつつある。
巨大IT企業はインターネット上で便利なサービスを無料で提供し、世界中から膨大な個人データを集めている。個人データが自由に使われれば、利用者にとっては望まないサービスを繰り返し勧められるなど不利益を被る恐れがある。複数の個人情報を組み合わせて分析し、勝手に人物像が形成される可能性もあり、歯止めが必要となる・・・

皆さん、聞いたことはあるけど、詳しくは知らないのではないでしょうか。
これらが抱える問題点は、記事を読んでいただくとして、4社を並べて比較しています。これは分かりやすいです。
例えば「グーグル 検索 世界シェア9割」とか。それぞれの巨大さ、独占状態が、よくわかります。

食事の際の事故対策2

2019年12月18日   岡本全勝

「食事の際の事故対策」の続きです。

介護用品売り場に行って、勉強になったことがあります。他の売り場と、雰囲気が違います。なぜかなと考えると、店員さんが、経験豊富な方が多いのです。すなわち、婦人服や化粧品売り場にいる店員さんに比べ、年齢がかなり高いです。でも、この売り場で買い物客の相談に乗るには、20代や30代の若者では役に立ちませんわね。

伸びるクリップには、ハンカチを広げてはさみます。すると、男性用の紺色や黒っぽい色のハンカチでは、そぐわないのです。そこで、明るい色のハンカチを使うようにしています。
いくつか良いのを見つけました。美術館の売店です。明るくて、きれいな意匠が描かれています。東京国立博物館、サントリー美術館などで、気に入ったのを手に入れました。
懇親会の席で広げる際に、ひとしきりデパートでのいきさつを話して、みんなに笑われます。最近は、持って行かないと、「今日はしないのですか」と質問が飛びます。

刺身の醤油、パスタのトマトソースのほかに、もっと強敵がいます。カレーうどんです。これを飛ばさずに食べる人がいたら、見てみたいです。私は、カレーうどんを一度も食べたことがありません。あれは、関西人のうどん好きからすると、邪道です。

読者から連絡がありました。「 インターネットで、ディナーエプロンで検索すると、 オシャレなお食事エプロンがありますよ。ナプキンクリップも、検索すると色んな種類がでてきます」と。確かに。

リン・ハント著『なぜ歴史を学ぶのか』

2019年12月17日   岡本全勝

リン・ハント著『なぜ歴史を学ぶのか』(2019年、岩波書店)が勉強になりました。「E・H・カーの『歴史とは何か』の21世紀版」という書評もあるようです。

どちらの本も「歴史」と題にありますが、「歴史学とは何か」という本です。
かつて(19世紀から20世紀前半)、事実を探求すれば歴史がわかるとされていた実証主義に対し、カーは「歴史とは現在と過去との対話である」と喝破し、見る人の時代や立場によって、歴史の解釈が違ってくることを主張しました。

ハントはさらに進めて、立場の違いが解釈の対立を生んでいることを指摘します。戦争や虐殺による事実が、加害者(の子孫や国)と被害者(の子孫や国)との間で論争を引き起こしています。教科書の書きぶりであったり、「英雄」の記念碑の扱いです。被害者(の子孫や国)は、加害者の非道ぶりを国際社会で訴え続けます。アジアにおける日本もまた、例外ではありません。

また、これまで「歴史の事実」とされていたものが、ヨーロッパ人による、ヨーロッパ中心の歴史観であったことを、してきします。これらは、ハントが初めて主張したのではなく、ここ数十年の社会の実態であり、歴史学の進歩によるものです。この項続く。

参照「歴史学は面白い」「歴史は書き換えられるもの」「覇権国家イギリスを作った仕組み、7」「日経新聞夕刊コラム第16回 未来との対話

食事の際の事故対策

2019年12月16日   岡本全勝

もう1年になります。いつか掲載しようと書いてあったのですが、忘れていました。

どうもいけません。食事の際に、お刺身を醤油の小皿に落とします。話に夢中になっているからでしょうか。飛び散った醤油が、胸元を直撃します。上着、シャツ、ネクタイが被害に遭います。
お刺身がついていない和食って、少ないのですよね。食べないという方法もありますが。もう一つが、トマトソースのパスタです。これも、真っ赤なシミが・・。オリーブオイルが入っているので、よけい落ちないようです。醤油とトマトソースは、私にとって2大大敵です。

去年10月のことです。会食の際に、同席者が気を利かして、たくさん醤油を小皿に入れてくれました。落としてはいけないと、小皿を胸元まで持ってきて食べました。これが裏目に出て、刺身を落とし、醤油がネクタイやシャツに飛び散りました。シャツはクリーニングできれいになりますが、明るい色のネクタイは、元には戻りません。

その後、キョーコさんに連れられて、デパートへ。よだれかけ(エプロン)を買いにです。
どの売り場に置いてあるかわからないので、案内で聞きました。なかなか意図が通じませんでしたが、「焼き肉屋で出てくる白いエプロン」と言うと通じました。ところがあれは業務用なので、デパートには置いていないとのこと。まあ、あまりオシャレではないですわね。
店員さんは悩んだ上で、「介護用品売り場にあるかも」との回答。「遂に、私も要介護者か」と、情けなくなりましたが。「しょっちゅう汚す、あなたが悪いのでしょ」とのキョーコさんのご託宣。

介護用品売り場にありました。でも、かなり介護が必要な高齢者向けで、ナイロン製です。赤ちゃん用のを思い浮かべてください。こぼしたものを受けるポケットも付いています。これはねえ・・・。
「もっと、オシャレなのはありませんか」と聞くと、ありました。健常者向けのものです。一つは小さなエプロン風のもの。これはオシャレです。もう一つは、首に掛けるクリップ付きの紐(両端のクリップにハンカチなどを広げて止めます)です。ご婦人方が和服を汚さないようにかけておられます。あれです。
前者は少々仰々しいので、後者を愛用しています。その2に続く

企業と役所の思考の違い、その2

2019年12月15日   岡本全勝

千に三つ、役所と企業の違い」(9月8日)の続きです。このような企業と行政との思考の違いを、広げてみましょう(これもまた、下書きをしたまま、放置してありました)。

一つは公平な取扱いです。
企業の場合は、買ってくれる層を対象とします。買わない人は、相手にしません。しかし、役所の場合は公平原則で、対象となる人は全員平等に扱います。もっとも、企業であっても「公共的サービス」は、平等に扱うことが求められます。

時間についての、意識の差も出ます。
企業は、他の企業に先駆けて新しい商品やサービスを売ろうとするので、なるべく早く作るのが良いことです。完璧を期す必要はなく、やってみてダメだったらやめればよいのです。これに対し、役所の場合は税金で行うので、新しいサービスを作る際に検討することが多くなり、時間と手間がかかります。

もっとも、役所のすべての事業や仕事の進め方を、このような基本的条件の違いで説明することは問題でしょう。
「お役所仕事」という批判です。そこには、遅い、融通が利かないという指摘が含まれています。企業との違いを前提としつつも、そのような批判に説明できるように、しなければなりません。

あなたがやっている仕事について、それが正しいかどうか。その「試験」は、簡単です。あなたが、住民の立場に立ってみることです。
あなたBが申請者であって、市役所の担当者であるあなたAに向かって、「それはおかしいだろう」と言うようでは、あなたAの仕事ぶりは失格です。「公平原則」や「慎重な検討が必要なのです」は、言い逃れでしかありません。