投稿者アーカイブ:岡本全勝

連載「公共を創る」執筆状況

2020年8月28日   岡本全勝

定例の、執筆状況報告です。
連載「公共を創る 新たな行政の役割」は、第3章1(2)「成熟社会の生き方は」の「その2」を右筆たちに手を入れてもらい、編集長に提出したのが7月31日。それを紙面の形にしてもらいました。すると、10月16日までできたのです。これで、一安心。

そこで、他の本に手を出し、執筆が進んでいません。この暑さですから、頭が回りません。冷房も入れるのですが、身体も頭も夏休み状態です。仕事で現地に行くと、熱中症もどきになりました。で、読書も進まず。まあ、夏はそんなものですわね。

しかし、時間はすぐに経ちます。あっという間に、8月も下旬になっていました。気を取り直して、執筆に取りかかりました。
「その3」は、平成時代に大きく変化した、あるいは変化を余儀なくされている個人の私生活です。それを、家族の形、もてあます時間、個人の信念と社会の道徳、などに分けて議論しようと考えています。
これらについては、だれもが、いろんなところで見聞きします。そして、調査や書物が出ています。それを、「公共を創る」観点から、どのように整理するか。断片的事実は知っているのですが、文章の形にするとなると、事実確認など労力が必要です。いつものように悩みながら、少しずつ書いています。

インターネットでの不適切広告削除

2020年8月27日   岡本全勝

NHKウエッブニュースが「ヤフー 掲載認めない広告件数 初公表 昨年度は2億件超」(8月24日掲載)を伝えていました。「ヤフーの公表

・・・IT大手のヤフーは広告の表現や画像が不適切だとしてサイトへの掲載を認めなかった数を初めて公表し、昨年度1年間で2億3000万件余りに上ったことを明らかにしました。
ヤフーは運営するさまざまなサイトで広告を掲載していますが、内容が不適切な場合は掲載を認めず、24時間態勢で審査しています。

社内の基準に沿って掲載を認めなかった表現や画像などの数をこのほど初めて公表し、昨年度1年間で2億3000万件余りに上りました。
このうち、肌の露出が多い画像など利用者に不快感を与えるとされた事例が17%を占め、次いで明確な根拠がないまま「世界初」や「No.1」などとうたい、誇大表示とされた事例が14%となっています。
また、医療機関の広告で、所在地が海外だったり連絡先などがなかったりした事例も5%ありました・・・

大変な労力がかかっているでしょう。でも、これも、インターネットサービス提供事業者の責務でしょうね。

コロナ危機への政権対応

2020年8月27日   岡本全勝

8月21日の日経新聞経済教室、谷口将紀・東京大学教授の「コロナ危機への政権対応 官邸主導の誤用、混乱招く」から。
・・・官邸主導とは、与党と官僚それぞれに対する首相のリーダーシップを意味する。もしかつての党高政低(与党の政府に対する優位)のままだったならば、族議員に押されて「お肉券」や「お魚券」が現実化したかもしれない。官僚主導が続いていたら、法務省の抵抗を前に、感染拡大国・地域に滞在歴のある外国人の入国拒否は遅れていただろう。むしろ官邸主導「にもかかわらず」、あるいは官邸主導の「誤用」に基づく不出来というほうが適切なように思われる。
筆者の見るところ、安倍政権の新型コロナ対応には3つのつまずきがある・・

第1に同じ危機対応でも自然災害のノウハウは蓄積されていたのと比べ、感染症対策については備えが不十分だった。
第2に政治決断にはやるあまり、専門的知見やエビデンス(証拠)に基づく政策決定を軽視するきらいがある。特に専門知識の活用方法、つまり有識者との役割分担に丁寧さを欠く。
第3にアベノミクス「3本の矢」を貫徹させられなかったツケだ・・・そして肝心のアベノミクス第3の矢、成長を軌道に乗せる社会経済構造改革については、少なくとも十分な成果を得られていない・・・

人事院、課長補佐級リーダーシップ研修

2020年8月26日   岡本全勝

今日8月26日は、人事院の「課長補佐級リーダーシップ研修」で、公務員研修所(埼玉県入間市)に行ってきました。
二泊三日の研修なので、コロナの下で実施できるか心配だったのですが、いろいろ配慮して実施されました。

私の主題は、東日本大震災への政府の対応、原発被災地の現在とこれから、そしてリーダーに期待することです。話したい内容は山ほどあるのですが、そこをかいつまんで90分。残り30分は、質疑です。
皆さん熱心に聞いてくれ、さらに鋭い質問も。将来の日本を背負って立つ人たちなので、私も突っ込んで話しました。ああ、話したりない・・・。

補足。「麻生内閣の主な政策体系」は、ここに保存されています。

福島民友、農産物の風評を分析する

2020年8月26日   岡本全勝

福島の地元紙「福島民友」は、精力的に、福島復興の特集を組んでくれます。もう一つの地元紙「福島民報」もそうです。ありがとうございます。
民友は、連載「風評の深層・豊かな大地」として、原発事故風評の農産物について詳しく分析しています。3月23日は「県産品に立ちはだかる見えない壁」でした。
紙面では、もっと詳しい分析が、図表を使って載っています。農産物の全品目が、価格が低いわけではないのです。キュウリなどは、高い値段がついています。記事でも書かれているように、消費者というより、流通の過程で「安く扱われている」ようにも見えます。

24日は「断たれた販路、店から消えた県産品」、26日は「ブランド産地苦悩...安全は数字」です。