「講演の準備3」の続きです。これも準備でなく、本番の注意点です。
良くない講演の一つに、早口があります。何を言っているか聞き取れない場合です。
私は早口の方です。ゆっくり話せばよいのでしょうが、関西漫才のようにテンポの良さも、一つの売りです。早口でも、聞き取りやすい話し方があります。一つの文章と次の文章の間に息継ぎを入れると、早くても聞き取りやすいのです。
私が骨子を使うのは、そのためもあります。「これから、骨子の3を話します」「今、骨子の3(2)を話しています」というように、何を話すか、何を話しているかを示すのです。これで、聞いている方は理解がしやすいと思います。
もちろん、基本はゆっくりと話すこと。主語と述語をはっきりすること。一つの文章を短くすることです。「ユーチューブの字幕」
声の大きさや通りやすい声も、聞き取りやすいかどうかに関わります。私は声が大きいので、マイク無しでも大丈夫。
滑舌の良さも、重要です。なので、マスクをしての話は嫌いです。