連載「公共を創る」執筆状況

恒例の、連載原稿執筆状況報告です。
8月18日号の締めきりが近づいたので、執筆を急ぎ、また右筆にも急いでもらって、完成させました。なんとか、締めきりに間に合いました。先週と先々週は、ほかの原稿執筆があり、また講演もあったので、執筆時間が取れなかったことが原因です。でも、それって、いつものことなのですよね。

ところが、次の締めきりが、1週間後にやってきます。
夏の間に書きためて、貯金をしたいのですが。別の原稿もあるし、暑いとそんなに気力が続かないし・・・。8月末には、同じことを言っていると思います。

ところで、森鴎外の死後100年とのことで、報道で鴎外が取り上げられています。陸軍に勤め、軍医総監・医務局長まで出世しました。その間に、あれだけの名作を残しているのです。すごい人ですね。明治の人には、すごい人がたくさんおられます。

オンライン取材の背景

7月16日の朝日新聞「メディア空間考」、浜田陽太郎記者の「同調圧力は米にも? ビル・ゲイツ氏とのマスク談議」から。本筋でないところを紹介します。

・・・6月中旬、米マイクロソフト創業者で、社会貢献活動家のビル・ゲイツ氏(66)に、オンラインでインタビューした・・・
・・・オンライン越しのゲイツ氏は瀟洒なオフィスのテーブルの向こう側に座っていて、かなり距離があった。背後には大きな窓。逆光になるので表情は陰になる。「あちゃー」と思ったが、声はちゃんと聞こえた・・・

・・・さて今回、私は自宅の寝室兼書斎から取材した。後ほど先方から送られたスクリーンショットに映っていたのは私のでっかい顔、背後には量販店で買ったカーテンと家庭用エアコン。世界屈指の富豪が、一介の記者が日々寝起きしている部屋のインテリアを見ながら話していたのか。不思議な気分だった・・・

オンラインセミナー「超加速経済アフリカ」

自治体国際化協会シンガポール事務所が主催するオンラインセミナー「超加速経済アフリカ: LEAPFROGで変わる未来」を紹介します。日本時間で7月27日19:00~20:00です。ご関心ある方は、お申し込みください。ウエッビナーとは、オンラインでのセミナーだそうです。

・・・シンガポールを拠点に、アジアやアフリカをはじめとする新興国における新規事業育成・市場参入等幅広い分野でご活躍されている椿進様をお迎えし、「超加速経済アフリカ: LEAPFROGで変わる未来」をテーマにご講演いただきます。
経済発展が急速に進むアフリカでは、日本で一般的に想像される以上に、最先端のテックビジネスが加速しています。
本講演では、アフリカの経済成長のファクトとともに、救急医療や発送電、送金など、既存のサービスがないからこそ、一足飛びに進化する、公共的サービスの現状について、具体例を交えてお話しいただきます。
椿様は日本初のアフリカ投資・ファンドの運用やアフリカビジネスコンサルティングなど長年にわたりアフリカで活動されており、ご経験を踏まえ執筆されたご著書は、Amazonランキング 世界の経済事情カテゴリでベストセラー1位を獲得し、中田敦彦さんのYoutube大学の参考文献になるなど、幅広い層にアフリカの新たなイメージを伝えています。
アフリカの経済発展の状況を把握するとともに、遠隔地でのサービスの提供方法など、日本の自治体が社会課題を解決する方策についての示唆も得られることと思います・・・

落第のない日本

7月8日の日経新聞1面「成長の未来図 知で越える危機」「異能が呼ぶ革新、果実に ギフテッド封じる平等主義」は、飛び級がないことを指摘した記事です。
各国の15歳時点での在席する学年が割合が図で示されています(経済協力開発機構調べ)。日本は、飛び級がないのに対し、各国では標準より上の学年に在籍する生徒が結構な割合でいます。

ところで、私が注目したのは、その逆の場合です。本来の学年より下の学年に在籍する生徒です。「落第」などです。日本は、この生徒もいませんが、外国には結構いるのです。
でも、すべての小中学生が、きちんとその学年に学ぶことを身につけることができるか。授業が成り立たない荒れた学校や、先生の言うことを聞かない生徒もいます。それでも、全員進級進学できるのです。おかしいですよね。学校からすると、面倒なことはせずに、早く出ていって欲しいのでしょうね。
ここにも、きれい事ですませる「教育現場」が現れていると思います。

舞田敏彦「飛び級、落第を許さない日本の「横並び」主義が生む教育の形骸化」(ニューズウィーク日本版2021年1月6日)

ワクチン接種4回目

昨日7月22日の夕方に、4回目の新型コロナウイルスワクチン接種に行ってきました。今回も、円滑にすみました。心配した副作用は、翌日も注射したか所が痛いことと、だるさがありました。

新型コロナ感染症が、かつてないほど爆発的に拡大しています。皆さん、2年間の経験を基に気をつけているようですが、うつっています。無症状の人が気が付かないうちに、うつしているのでしょうね。

ところで今回も会場では、「拝外思想、日本語と国民軽視」は健在でした。「日本語を大切に」「日本語を大切に2」。係員はみんな、「STAFF」と書かれた札を、首からぶら下げていました。待ち時間の間に、暇そうにしている誘導係のお兄さんに、「あんた、日本人を相手にしていて、その英語の札、おかしいと思わないか」と聞いたら、「ええ、変だだと思うのですが、全員に渡されるので」と答えてくれました。