今日から、東京国立博物館が開くので、「高御座と御帳台」を見学に行ってきました。
大変な数の待ち人で、列ができています。外国人と思われる人も多かったです。90分待ちの列に並びましたが、50分で入ることができました。
間近で見ると、大きくて立派ですね。ふだんは、京都御所に置いてあって見ることができるのですが、紫宸殿の中なので、よく見えないのです。
伝統は、引き継ぐものであり、変えていくものだと、改めて思います。
かつては、天皇陛下が即位を宣言される際は、高御座だけでした。皇后陛下が立たれる御帳台は、大正天皇から始まったと聞きました。お二人が立たれることは、現在ではしごく当然ですよね。
高御座と御帳台だけを見るなら、特別の入場券を入り口でもらって、無料で入場できます。
私は通常の入場券を買って、他の展示「天皇と宮中儀礼」「人、神、自然-ザ・アール・サーニ・コレクション」、好きな平成館の「考古展示室」も見てきました。(ところで、The Al Thani Collection Foundationの冒頭は、ジでなくザと発音するのですね)