新聞、元日の1面

元日の朝刊は、分厚いですよね。芸能やスポーツなど、各紙が特集を別刷りで、届けてくれます。
それとともに、今年の最初のニュースは何かと、1面をふだん以上に期待して見ます。新聞社も、通常のニュースの他に、元旦の1面トップの記事を用意するのです。

で、今年令和2年の、3紙の1面のニュースは、
朝日新聞、国会議員の統合型リゾート(カジノ)汚職疑惑、カルロス・ゴーン元日産会長のレバノン逃亡
読売新聞、ゴーン元会長の逃亡、中国製機器制限へ新法
日経新聞、特集・逆境の資本主義、ゴーン元会長の逃亡

う~ん、元気が出ませんねえ。
これは、記事を用意した編集局記者たちも、同じ思いでしょう。さまざまに知恵を出して考え、1面用に用意した記事を、逃亡と汚職疑惑に抜かれてしまいました。日経は、それでも原案を優先したようです。
それは、しかたのないことですが。1年の始まりが、暗いニュースなのはねえ・・。
ニュースとはそんなものだと理解して、私たちはそれぞれの持ち場で、努力しましょう。