平成30年の回顧2、執筆・講演など

平成30年の回顧、その2は執筆活動についてです。(その1

今年の成果の第一は、日経新聞夕刊コラム「あすへの話題」の連載でしょう。1月から6月まで半年間、25回にわたって掲載されました。
もう半年経つのですね。多くの方から、「読んでいます」「面白いですね」と言ってもらえました。「新聞を使って、3度もキョーコさんをヨイショするとは」という批判もいただきました。

新聞では、5月23日の毎日新聞「論点 国家公務員の不祥事」に、私の発言「現場の声 政策に生かせ」が載りました(補足)。7月4日の日経新聞の特集「ゆがむ統治、私の処方箋」に、「霞が関、政策勝負」が載りました(補足)。官僚機構の機能不全、官僚の不祥事は、残念なことです。信頼を回復するには、努力と時間がかかります。

連載「明るい公務員講座」のうち、実務上級編を3月に『明るい公務員講座 仕事の達人編』として出版しました。『明るい公務員講座』とともに、よい売れ行きのようです。ありがとうございます。第3弾となる課長編を編集中です。

慶應大学法学部での講義は、引き続き、地方自治論Ⅰ、Ⅱと公共政策論を行いました。春学期の1週間に2コマの授業は、楽ではありません。秋学期は、週に1コマです。毎回、何をどのように話すか考えなければなりません。講義ノートや配付資料の見本はあるのですが、レジュメも資料も作り替える必要があります。地方自治論Ⅱを1月に終えると、慶應大学講師の契約は終了です。
講演会も、たくさんこなしました。最近は復興の話とともに、明るい公務員講座についての依頼が多いです。

このホームページは、270万人近くで今年を迎えました。現在、297万人余りで、もうすぐ300万人になります。よく続いたものです。今年は、700件近く記事を書いたようです(この表紙の右欄)。
「官僚は何を考えているか、後輩たちに先輩は何をしているかを伝えたい」と考えて、このホームページをつくりました。私の日記でもあり、過去に書いたことの検索には重宝しています。
一般の方には面白くない内容ですが、毎日600~900人の方が見てくださいます。ありがとうございます。
その3へ続く。