移民の受け入れ

ヨーロッパでは、移民の増加に苦慮しています。フランスも、かつての植民地から肌の色の違う人を、たくさん受け入れてきました。そして近年の、中東やアフリカからの大量の移民に、拒否反応が出ています。
パリに行くといつも思いますが、「国際化」「国際都市」とは、大変なことです(例えば2004年訪欧記)。文化の違い、社会への受け入れ、さらに治安の悪化も。海外旅行で気を遣うのは、スリや置き引きに遭わないようにすることです。
それはさておき、旅行前に書いておいた記事を、載せます。

政府が、外国人労働者受け入れ枠の拡大方針を打ち出しました。移民政策ではないとの位置づけです。
しかし、すでに定住外国人が増えていて、さらに増えることは予想されます。
法務省の組織を充実するとの報道もありますが、より必要なのは、定住外国人の地域への受け入れ、特に子どもです。
ゴミ出しの決まり、町内会への加入などは、周知することで住民とのあつれきが減っているようです。
日本語が不自由で、学校になじめない子どもがたくさんいます。授業について行けず、不登校になったり、極端な場合は非行に走ります。これは、彼ら彼女らに責任があるのではなく、受け入れ側の問題です。
8月19日の朝日新聞に大野博人・編集員が「分断の政治 統合されぬ移民」を書いておられました。

内閣府・共生社会担当統括官の下に、定住外国人対策室があります。麻生内閣時につくられました。(現在のホームページは、日系定住外国人となっているようです)
問題は地域で発生し、解決を迫られるのは、地域住民であり自治体です。より積極的な支援が必要でしょう。

2018年8月フランス旅行

8月21日 成田発、パリ経由ニース。ニース泊
22日 モナコ、エズ、ニース観光、シャガール美術館。アルルへ移動、泊
23日 アルル旧市街、ゴッホの跳ね橋、ポン・デュ・ガール見物。アビニョンからTGVでパリへ。ベルサイユ泊
24日 ベルサイユ宮殿観光、バスで移動後、シュノンソー城見学。トゥール泊
25日 モンサンミッシェルへ移動、修道院見学。モンサンミッシェル泊
26日 パリへ移動、市内・ルーブル美術館見学。パリ泊
27日 パリ発。28日朝成田着

ホームページ再開、休暇報告

休暇を終えました。休載中も、たくさんの方がホームページを見てくださったようで、申し訳ありません。

キョーコさんのお供をして、フランスに行ってきました。旅行会社のツアーに参加しました。ホテルで6泊、機中1泊、8日間です。キョーコさんのママ友が、「よかったわよ」とおっしゃる名所旧跡を巡る旅です。ママ友たちは、世界中を旅行しておられるようです。
去年も書きましたが、結婚以来、海外旅行はもちろん、国内旅行もほとんどしませんでした。去年夏のアメリカ東海岸に続く、罪滅ぼしの第二弾です。
アメリカは、息子と婿が現地にいたので、様子を見に行く旅でした。2人の「現地駐在員」を頼りに、手作りの旅ができました。今回は、25人の団体ですので、自由はききません。その代わり、とても効率よくいろんなところを見て回ることができました。さすが、よく考えて作ってある行程です。少々詰め込みすぎですが。

パソコンを持って行ったので、ホテルやバスの中でも、インターネットに接続できました。ところによって、なかなかつながらないことがあったことを除けば、便利なものです。ホームページの加筆もできたのですが、休暇中に「仕事」をするのも興ざめなので、やめておきました。
もっとも、電子メールと携帯電話は、旅先まで追いかけてきました。メールの際に「おはようございます。こんばんわ」と挨拶を書いてくれた人がいます。日本との時差が7時間です。気が利いた台詞ですね(笑い)。
携帯電話は、朝の4時に鳴ったことがありました。「すみません、いまフランスなんですわ。・・・」と話したら、相手はびっくりしておられました。日本では、朝の11時ですからね。
旅行日程

近況報告

肝冷斎が、このホームページの休載について、間違ったことを書いているので、訂正します。

キョーコさんのお供をして、休暇を取っているのです。
キョーコさんの指示ですから、私には拒否権はありません。「たまには、ゆっくりしてもよいなあ」(私の辞書にはない言葉です。しかし、後輩たちには休むことを強要しています)と思いました。一番の理由は、インターネットの接続環境がよくないところにいるので、しばらく休む宣言をしました。
きがかりなのは、自宅の朝顔です。これは、娘夫婦が水をやってくれていて、私が世話をしているときより、たくさんの花を咲かせていると、報告がありました。

いま、インターネットがつながり、加筆できたので、書いておきます。もっとも、このようなことをしていては、ゆったりした休暇にならないのですが(苦笑)。