今週は、月曜から木曜まで、4日間の福島勤務でした。毎日、部下や秘書が、忙しく仕事を入れてくれます。それは、喜ぶこととして・・・。
2か所で勤務すると、いろいろと身の回りの準備が必要になります。公用パソコンは福島でも東京でも、同じもの(電子メールなど)を見ることができるので、これは便利です。とはいえ、いつも使っているお気に入りの万年筆などは、東京に置いてあるし。
下着はもちろん、替えの上着とズボン、靴なども、宅急便で送っておきました。細々(こまごま)としたものが、必要になります。使い慣れたボールペンをもう一本、オードトワレを同じものを一瓶・・。昨日と一昨日は、福島は最高気温が20度です。今日の阿武隈高地も涼しく、上着とネクタイでちょうどでした。夕方東京に帰ってきたら暑くて、ネクタイを外しました。
私用の携帯パソコンも、ホテルのケーブルにつなぐと、難なく使えました。これは便利です。毎日、けっこうな電子メール(私用の)をいただくので、その確認、返事は重要なのです。もっとも、このホームページは、自宅パソコンからしか、加筆できないようにしてあります。それで、この3日間、更新できませんでした。見てくださった方には、申し訳ないのですが。この問題を解決すべく、あのIT社長に依頼中です。
3泊4日といっても、私の場合は、仕事場があり、ホテルも連泊するので、楽です。かさばるものや洗面道具などは、宅急便で送っておき、ホテルや仕事場に置いておけば良いのですから。毎日移動しながら仕事をしている営業の方は、大変でしょうね。
一番の問題は、食事です。ホテルの朝食は、内容も充実しています。夜は、懇親会があり・・・。昼は外食、コンビニ弁当などになります。かなり気を遣っているのですが、東京でキョーコさんの弁当(カロリーを計算したもの)を持たされているのと、同じようにはいきません。4日間で2キログラム以上太りました。来週は、もっと節制しましょう。
月別アーカイブ: 2016年7月
明るい公務員講座、第27回
連載「明るい公務員講座」の第27回(7月4日号)が発行されました。今回は「人は外見で判断される―身だしなみ」の第4回目で、「立ち居振る舞い(2)所作が人格をつくる」です。
部下を怒鳴る上司は、見たくないですよね。そのような場面を見たら、反面教師にしましょう。人間は感情の固まりです。怒りたくなる場合もあります。そこをこらえるのが、大人です。という私も、若いときを思い出すと、恥ずかしくなります。詳しくは、原稿をお読みください。今回の内容は、次の通り。
熱くなったら冷ましましょう、平常心を保つ術、目は口よりも物を言う、所作が人格をつくる、職場のしつらえ、自分を磨く人間修養道場。
暑い東京
いや~、今日は暑かったですね。早起きをして、原稿書きをしたのですが、午後からは、さすがに耐えかねて、冷房を入れました。東京都心でも、35度だそうです。いくつか買い物や、区立図書館に行く用事があったのですが、夕方まで待ちました。薄いベージュ色のズボン、パナマ帽子、お気に入りの茶色の靴という「ちょい悪親父」スタイルで、出かけました。最近気に入っているのです。キョーコさんには、笑われています。「似合わない」と。汗びっしょりになり、かなりのダイエットに成功しました。
最近、帽子をかぶる男性が増えました。パナマ帽やそれに似たものです。良いことですねえ。秋冬にも、はやるとうれしいです。
昨日、庭木に水をやっていたら、椿にチャドクガの卵が産み付けられていました。その葉は処分しましたが、剪定を下半分で中断していたので、残りもしなければなりません。密集した風通しの悪いところに、卵を産むのです。今日は夕方日が陰る頃を待って、剪定に着手。途中で、もう一か所、卵が産み付けられていました。これも、早速に処分。これまた、汗びっしょり。冷たい水のシャワーが気持ちよいです。さあ、ビールがおいしいですぞ。
上級職はエリートにあらず
6月28日の朝日新聞夕刊に、「省庁 組合離れ加速」という記事が載っていました。労働組合加入率が5割を割ったとのこと。詳しくは記事を読んでいただくとして。労働組合は職員の処遇改善を目的とした組織ですが、その目的の大きな部分を達成して、使命を終えたのでしょう。社会では、労働組合に入っていない非正規労働者が問題になっています。これに答えないと。
ところで、私が興味を持ったのは、次の点です。
・・・組織率が下がる背景に採用の変化を指摘する声もある。95年度の公務員白書によると、試験による新規採用の6割は国家3種などの高卒者だった。ところが、15年度の白書では大卒・院卒者が採用の6割を占め、主流は逆転した。
立教大の原田久教授(行政学)は、国家公務員の労組が元々、幹部候補のキャリア組に比べて昇進・昇給が遅いノンキャリアの処遇改善を要求してきた歴史に着目する。「国家公務員の定数は大幅に減ったが、1万人余りのキャリアの人数はほぼ変わらず、相対的に職員に占めるキャリアの割合が高まった」・・・
かつては、少数のエリートである上級職と、その他の大勢の職員という構図でした。それが、いつの間にか変化していたのです。すると、いわゆる上級職の役割や昇進経路が、変わってきます。幹部への選抜方法も変わってきます。これは、各人にとっても、組織にとっても、意識の変革を求めます。
役割がある人が元気
読売新聞オンライン6月30日、石川善樹医師の「地域で役割ある高齢者は長生き」が、興味深かったです。詳しくは記事を読んでいただくとして。
・・・私たち(千葉大、東大、米ハーバード大の研究者チーム)は、地域で役割を担っている高齢者は、長生きするのか、調べてみました。愛知県で、自治会などの組織に参加している65歳以上の高齢者1万271人を約5年間(2003~08年)追跡し、役員(例:会長、世話役、会計係など)かどうかで、死亡状況が異なるかを検討しました。
その結果、通常メンバーと比較して、役員の死亡リスクは12%減少していることが分かりました・・・
まあ、元気な人が役員を引き受けているのだという考えもありますが。面倒なことを引き受けて、仕事をしている人が、健康で長生きするのでしょうね。現役会社員でも、退職後の人でも、同じでしょう。受け身で楽をしていてはダメなのです。納得します。