送り出す際と受け入れる際の、使い分け

2月18日の日経新聞夕刊、宮島喬お茶の水女子大名誉教授のインタビュー「築こう多文化社会」から。
・・バブル期の労働者不足を補うため、日系人の受け入れが決まった。受け入れるなら日本人労働者と平等にと思い、見守っていましたが、そうならなかった。多文化共生という言葉には、対等な関係を築くという響きがある。でも日本では、ほとんどの大企業が日系人を直接雇用しなかった。受け入れたのは、中小や下請け企業。それが対等の受け入れにならなかった原因です。日系人は、派遣や契約社員など非正規労働者になってしまった。ドイツのフォルクスワーゲンもフランスのルノーも、自社の生産ラインに移民を受け入れていました・・
・・日本は米国や南米などに、大量の移民を出してきた。それだけに戦前、米国で排日移民法が成立したときは、日本の世論が激高した。それなら日系人などが日本で働きたいと扉をたたくとき、自分たちの過去を思い、温かく迎えても良いのにと思います。送り出し国は、伝統的に受け入れの姿勢ができていない・・

おやすみ終了

先週金曜日からお休みを頂いて、今日火曜日で5日になります。お医者さんの言いつけを守ったので、明日から出勤します。
職場のみんなには申し訳ないのですが、神様の命令と思って、安静にしていました。私がいなくても、いいえ、いない方が、職場の仕事は円滑に進むのでしょうが。
日頃働いているときに、時間が経つのは早いですが、寝ていても、時間が経つのは早かったです。丸4日間以上、ほぼ眠っていました。ふだんだったら、こんなに毎日、長時間寝ることはできないでしょう。寝転がっても、たぶん本を読んだはずです。何もせず、何も考えず睡眠ばかり。やはり、病気だということですか。
次回は、元気な状態で休みがほしいですね。

医学の進歩

今回、インフルエンザにかかって、医学の進歩を目の当たりにしました。
まず、検査です。先生が私の症状を聞いて、「じゃあ、検査をしましょう」とおっしゃいました。私は「結果が出るまで、何日かかるのですか?」と質問。先生曰く「5~6分ですよ」。
長い綿棒で鼻の奥をこすられ、それを小さな検査キットに移します。5分も経たないうちに、私の場合はAと示したところに線が出て、「A型のクロ判定」でした。仕組みは、このようなもの(協会の解説)らしいです。私が使ったモノとは違いますが。
次に、治療薬です。イナビルという新薬です。これも先生の説明を受けながら、とんちんかんな質問を繰り返しました。錠剤ではなく、粉を口から吸入することは理解できました。
私「で、毎日、何回飲むのですか。食後ですか?」。先生「1回です」。私「毎朝ですか」。先生「いいえ、1回です」。なんと、その日に1度飲めば、それで終わりでした。
なぜ効くかの仕組みは、この解説のようです。使用法は、会社の説明のページをご覧ください。2010年から発売されているとのこと。医学は進歩しています。
別途、解熱剤は飲みましたが。かつては、痛い注射を打ってもらい、毎食後に薬を飲むと、「病気を治しているなあ」と実感できました。今回は、何か拍子抜けでした。もっとも、そう簡単に体力は戻らず、引き続き、布団の中で、安静を続けています。

残念な8,100,001番

「私も、少々お疲れ気味で・・。お互いに、気をつけましょう。」と、このページに書いたのが、16日の木曜の夜でした。翌17日金曜日の朝から体調が悪く、ただごとではないので、午後に早引けをして病院に行きました。
検査の結果、インフルエンザA型。予防接種もしたのですが、かかってしまいました。先生曰く「疲れているからですよ」。はい、思い当たるところ大です。
この冬のインフルエンザの流行は、下火になりつつあります。新聞によると、これまでに810万人の人が、かかったそうです。よって、私は810万1人目でしょうか。1億2千万人のうち8百万人ということは、15人に1人です。結構な数の人が、伝染しているのですね。

記憶にある限り、私はインフルエンザにかかったことがありません、普通の風邪と違って、とてもきついことを思い知らされました。しんどいですわ。
新薬のおかげで、翌土曜日にはかなり体調は戻り、熱も下がりました。しかし、今日日曜の夕方まで丸2日間、家族から寝室に隔離され、食事と手洗い以外は、ず~と寝ていました。いくらでも、寝ることができます。というか、起きていられません。
ようやく、ホームページを加筆するまで回復しました。回復してもウイルスをまき散らす恐れがあるので、先生の命令により、火曜日まで自宅で謹慎します。申し訳ありません。

寒い日本列島

寒い日が続いています。今日は、帰宅途中で、ちらほらと雪が舞っていました。もちろん、北国の大雪や寒さに比べれば、東京は大したことはありません。職員に聞くと、インフルエンザによる学校の休校が増えているとのことです。
私も、少々お疲れ気味で・・。お互いに、気をつけましょう。