鎌田浩毅・京都大学教授が、またまた本を出版されました。『もし富士山が噴火したら』(2012年、東洋経済新報社)です。先生の本はいつも読みやすいですが、今度は漫画とクイズが入った、さらに読みやすい本です。いろいろと工夫して、サービスしてくださいます。先生の似顔絵も、良くできています(失礼)。
東京出張中に富士山の噴火に遭遇した場合の、身の処し方が、話の展開になっています。
私は、鹿児島勤務時代に、しばしば桜島の噴火を経験したので、かなり良い正答率でした。でも、多くの方は、火山の噴火はご存じないでしょうね。しかし、実際に首都圏が灰まみれになったら、大変です。どうなるか。本屋で、手に取ってみてください。
月別アーカイブ: 2012年1月
1月3日から始動
昨日今日と、福島県に、出張に行ってきました。いろんな都合から、1月3日から、復興の打ち合わせです。3日の夕方は、東北方面からUターンの客で、帰りの新幹線の座席が取れず、現地で宿泊しました。
地震と津波被害地域では、仮設住宅などに入ってもらい、がれき片付けなども終えて、復旧に取りかかっています。政府は、復興のための制度や資金を用意しました。今後は、復興のお手伝いをする状態になっています。
しかし、原発被災地では、まだ炉が冷温停止しただけで、帰宅することができない状態です。言ってみれば、津波の水が引いていないようなものです。これから放射線量を詳しく計測し、また除染をして、低線量地域からようやく復旧に取りかかります。
清明上河図
今日は、意を決して、上野の国立博物館へ。故宮博物院展で、清明上河図を見てきました。かつて本で見て、いい絵だなと思っていました。ホームページで確認しても、行列することはわかっていたのですが。今日行っておかないと、このあと休日をもらえるかどうかわからないので、決心しました。
家族3人で並びました。結果は、入場に1時間、清明上河図に2時間待ちでした。そのほかの展示物も入れて、5時間かかりました。久しぶりですね、こんなに並んだのは。ひょとして、1970年の大阪万博以来かも(笑い)。
インターネットで見て、かつ会場での拡大写真と解説を見たので、良くわかりました。拡大図や解説なしに実物を見ても、小さくて、そして経年によるくすみで良くわかりません。さらに、立ち止まって見ることも、できませんし。やはり、その精密さにびっくりです。
さて、私は、明日から仕事です。皆さん、ゆっくり休んで、頑張りましょう。
新年のご挨拶
明けまして、おめでとうございます。皆さん、良いお年をお迎えのことと存じます。お正月も出勤しておられる方々、交通機関、商店、消防、警察、病院、もちろん郵便職員にも感謝をします。
私は、今日が誕生日。57歳になりました。若い人から見ると、えらい歳を取ったおじさんですよね。私も若い時に、先輩たちをそう見ていましたから。なかなか、そんな貫禄は付きません(反省)。これも、毎年同じことを書いています(苦笑)。
いつものように、キョーコさんに立派な鯛(お正月用と誕生日祝と、1尾ですみます)を出してもらい、満足。息子と近くの氷川神社にお参りし、たくさんのお願いをしたあと、残った年賀状を書き上げました。
今年は、700枚で勘弁してもらいました。申し訳ありません。たくさんの方から頂いていながら、返事を出さずに。総理秘書官の時に、印刷したのに1枚も出さなかったことに比べれば、良しとしましょう。「今どき、宛名も手書きですか」とあきれられていますが、私の下手な字を待っている人もおられるので、宛名と添え書きを万年筆で書いています。まあ、年に一度のペン習字の時間ですね。
今日いただいた年賀状には、「テレビで観たよ」とか「頑張ってください」との、励ましの言葉が多かったです。ありがとうございます。
皆さんにとって、今年が良い年でありますように。