月別アーカイブ: 2006年12月
年末恒例の苦しみ
昨日から、年賀状書きを開始。先週までに、今春いただいた年賀状を整理しておきました。1000枚を超えると、その分類だけでも大変なのです。手帳を見ると、昨年より着手は早いです。
ワープロが普及する中、私は宛名をペンで書いています。また、ちょっとした添え書きも。この下手な字を、待っていてくださる方が多いので、なかなかワープロにはできません。私の字を「読みやすい」と言ってくださる方もおられるのですが、まあ我ながら下手な字です。それでも、お一人お一人の顔を浮かべつつ、あんなこともあったなあ、こんなお世話にもなったなあと、思い出しながら書いています。居間の掘りごたつで、年賀状を積み上げて書いていると、娘が曰く「冬休みの宿題に追われている小学生みたい」と。
ここはどこの国
築地の交差点で信号待ちをしている間、町の景色を眺めていました。築地は、日本を代表する魚市場ですよね。しかし、交差点の4面にあるのは、ローソン、ジョナサン、マクドナルドで、しかもすべて英語表記の看板でした。「うーんこれが日本の街角か」とがっかりしながら銀座へ向かうと、これまたヨーロッパの有名ブランド店が立ち並んでいます。
これが、日本人のあこがれなんでしょうね。また、西欧からの観光客も、違和感なく歩けるでしょう。きれいなネオンとショーウインドウを眺めつつ、「立派になったもんだ」と、感心。しかし、西欧からのお客さんが、わざわざ日本でヨーロッパ製品を買うとは思えません。
よく見ると、アジアからの観光客と思われる人たちが何人も、きれいな夜景を背景に、記念写真を撮っていました。客層は、日本人の他、このようなアジアの人たちなんでしょうか。でも、このような西欧風の景色を写しても、日本らしさはありませんよね。彼らは、もう少しお金が貯まったら、欧米の本場に行くでしょう。日本の魅力って、何なのでしょうか。日本の街並みが醜くなったこと、海外のお客さんに「これが日本の街です」と見せるところがないことは、「新地方自治入門」p170に書きました。
2か月で忘年会
今日は、再チャレンジ担当室のみんな13人で、忘年会をしました。この後、年末まで忙しくなるので、早めの忘年会です。といっても、この部屋は、発足してまだ2か月です。「今年1年」ではなく、「この2か月いろいろありました」です。職員に一言ずつ感想を言ってもらったら、多くの人が「この2か月で、これまでの1年以上の仕事をしました」とのことです。そうだと思います。それぞれ異動の内示をもらったのが前日、翌日着任したら机はあるけどパソコンも電話もなし、さらに何をしていいか分からず・・。それが、再来週には支援総合プランを決定し、その中で関係法律改正を提示し、関係予算を発表するはずです。再チャレンジ寄付税制もできます。
室長として、まあまあの所まで来たのではないかと、満足しています。もっとも、この仕事は私たちの満足が目標でなく、どれだけ社会を変えたかです。しかし、一歩ずつ進んでいることを、良しとしましょう。私たちの仕事の評価は、また後日、国民の皆さんにしてもらいます。早いところでは、新聞記者さんたちが評価してくれます。
今日は、若手が盛り上がっているのを見つつ、51歳の室長は、ほどほどで先に帰りました。久しぶりに築地から銀座まで、散歩がてら歩いたら、いろんな発見がありました。それについては、また明日書きます。