あなたの限りある1日

このホームページ定番の、スマホ批判です。
毎日、地下鉄を待つ間も乗ってからも、学生や会社員が熱心にスマホを操作しているのを見ます。ドラマや漫画を見たり、ゲームのようです。朝から、そのようなことに体力と脳力を使って、もったいないですね。
「隙間時間に、何をしようが自由だ」と言われそうですが、そうではないのです。

私たちの1日で貴重なもの。それは、時間、体力、脳力です。これらは、限りがあるのです。
時間に限りがあることは、明確ですよね。みんなに同じように24時間が与えられています。それをどのように使うのか、何に使うのかで、有意義な1日かそうでないかが決まります。そして、あなたの人生も変わってきます。

体力も、わかるでしょう。時間と違い、体力には個人差があります。そして、体力は鍛えることができます。しかし、24時間走り続けることはできず、24時間働き続けることもできません。限りがあります。時間と同じように、あなたが何に体力を使うかが重要なのです。

脳力は、少し説明が必要でしょう。人間の脳の機能にも、限界があります。体力と同じで、1日中勉強をしたり、仕事をすることはできません。子どもも私たちも、根を詰めて勉強すると疲れて、嫌になります。また、そのような知的活動でなくても、映画を見続けると疲れますよね。ゲームも同じです。疲れると、眠くなります。脳力が限界に来ているのです。そのようなときは、寝なくても、ボーとしているだけ、あるいは気分転換と称して散歩したりすることで回復します。
もう一つは記憶力です。一度に覚えることができること、あるいは1年間覚えていられることには限界があります。つまらないことに脳の機能を使うと、重要なことを覚えることができません。

体力も脳力も、朝が一番さえています。貴重な時間と脳力を朝から浪費している人を見る度に、もったいないなあと思います。そして、このあと、学校や職場で勉強や仕事に集中できないのではないかと、心配になります。この項続く