3つの疲れ

あなたの限りある1日」の続きにもなります。
「疲れる疲れる」と言いますが、私たちの疲れには、3種類のものがあるようです。体(肉体)の疲れ、頭(脳)の疲れ、心(精神)の疲れです。

体の疲れは、わかりますよね。運動したり農作業をすると疲れます。頭の疲れは、勉強をしたり文書事務をしたときの疲れです。いすに座って、体を動かさないのに疲れます。この二つはわかりやすいです。しんどくなって、やめたくなります。眠くなります。

三番目の心の疲れは、少々わかりにくいです。対人関係などに疲れ、心の病になることがあります。同じ仕事でも、淡々とこなしているのと、上司のプレッシャーがあるときでは、疲れ方が違います。同じ内容を話すとしても、大勢の前で話す場合や、厳しい上司の前で話す場合は緊張して疲れますよね。緊張や不安がストレスになり、それが原因になるようです。

最初の二つは、自分でも疲れたとわかり、休憩を取り回復させます。難しいのは、三番目の心の疲れです。休憩を取っても、回復しないことがあるのです。常に頭の隅に残って、本人に負担をかけます。そして、自分では気づかない。何が原因か、周囲の人はわからない。また、同じような原因でも、心の病になる人とならない人がいるのです。
参考「疲労の原因は脳