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2007.12.15

2007年12月15日   岡本全勝
今日は、8回目の授業。地方財政の話のうち、残っていた地域間財政格差と、地方交付税の話。交付税については、まだまだ話したいことがあったのですが、時間の関係で涙をのんで終了。簡単にわかってもらうために、新しい図表も作りました。日本地図と新幹線は、わかってもらえたと思います。
その後、第2部課題と改革・第7章分権改革に入りました。

自治体財政健全化の反応

2007年12月12日   岡本全勝

12日の朝日新聞は、「赤字減らし加速へ」として、全国首長アンケートを報告していました。今回のテーマは、財政健全化です。
夕張市の財政破綻が財政運営見直しのきっかけになったという首長が、4割です。新しい地方自治体財政健全化法を評価する首長は約半数です。病院会計、国民健康保険などについての解説もあります。時宜を得たアンケートと解説です。

国が決める地方税制

2007年12月11日   岡本全勝

今日、福田総理と石原都知事が会談し、都の税収を暫定的に他の県に配分することを、条件付きで同意したと報道れています。ここに見えるのは、地方税制が、国によって決められているということです。
もちろん、日本は単一国家であり、連邦制ではありません。国とは別に、地方が完全に独自に税制を決めることは、現実的ではありません。しかし、都知事が発言していたように、国が一方的に決めることが、分権の姿から適切なものか、疑問があります。今回は総理と都知事が会談しましたが、これは珍しいことです。初めてのことではないでしょうか。
私は、地方税制改正に際しては、地方団体の代表の意見を聞く場を作るべきだと考えています。地方税は国庫補助金と違い、地方の本来の収入なのですから。
これに関連して、大臣と知事との会議の様子を、思い出しました。政府主催の知事会議です。議事録を見ると、税財政・医療福祉・教育・道路などに関して、意見が交わされています。そしてその多くは、知事から大臣への「お願い」になっています。
日本語では、対等の場合や上の者が下の者に対しても「お願い」を使う場合がありますから、文脈をよく読まないと陳情なのか依頼なのか、わかりません。しかし、依頼にしろ陳情にしろ、知事が自らの責任で処理をできない、あるいはできないと考えておられるようです。これに対し、連邦制のアメリカでは、州知事は滅多にワシントンに行かないのだそうです。

2007.12.08

2007年12月8日   岡本全勝
今日は、7回目の授業でした。地方財政のマクロの仕組みの解説に入っています。この分野は、私のホームグラウンドです。係員で3年間、課長補佐で2年8か月、課長で3年間、地方財政計画と交付税に関わってきました。今日と来週の2回で、お話しする予定です。
国の予算との関係なども、解説しました。なかなか聞けない話も、しました。聞いてみて、「なーんだ、そうだったのか」と思うことも、多かったと思います。おもしろかったでしょ。次回も期待してください。
レポートの選択課題を、追加しました。今日もらっていない学生は、来週もらってください。

2007.12.01

2007年12月1日   岡本全勝
今日は、慶応大学での授業。地方財政に入り、今日はミクロの観点から「市の財政」を説明しました。仕組みを聞いてもぴんと来ないでしょうから、いかに関心を持ってもらうかが、技の見せ所です。みんなの暮らしとどう関わっているか、救急車を呼ぶとどれくらいかかるか、どんなところから税金を取っているかなどなど。市の予算書も、実物を見てもらいました。
官庁会計と企業会計の違いを説明したり(公営企業は企業会計ですが)、第三セクターとの関係を説明したり、普通の教科書には出てこないことも。まあ、この分野は私の得意分野なので、しゃべることには事欠きません。でも、現場から離れてかなり時間が経っているので、それなりに努力が必要です。
授業も半分を過ぎたので、レポートの課題を配りました。受け取っていない学生は、来週受け取ってください。