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福島、国と地方の協議の場

2020年2月24日   岡本全勝

今日は、天皇誕生日の振替休日。福島市で「原子力災害からの福島復興再生協議会」を開きました。国と地方とが、復興について意見交換する場です。法律に定めてあるので、「法定協議会」と略称しています。
福島からは知事や市町村長が、国からは復興大臣、経産大臣、環境大臣ほかが出席しました。国会開会中に、この人たちの日程を合わせようとすると、休日になることが多いのです。

大臣が、福島に出かけて意見交換することに、意義があります。今回で、20回になります。定期的に開くことで、関係者がそれぞれの考えや課題を述べ、実行できたことを報告します。
原発被災地の復興は、そう簡単には進ません。しかし、意見を交換することで、齟齬のない施策が立案実行できます。

銀座三越で、被災地応援販売会

2020年2月20日   岡本全勝

東日本大震災被災地で、昨年10月の台風19号で被害にあった地域の事業者を支援するための販売会を、銀座三越9階銀座テラスで開催します。
台風19号被災地東北事業者応援マーケット」です。
2月23日(日曜日)、24日(祭日)10:00~18:00
出店団体は、次の通り。
・岩手県釜石市 かまいしDMC
・宮城県丸森町 一社)筆甫地区振興連絡協議会
・福島県国見町 株式会社陽と人

民間企業から復興庁に出向してくれている職員たちと先輩たちが、企画してくれたそうです。
ありがとうございます。

空間放射線量の減少

2020年2月18日   岡本全勝

原子力規制委員会が、第一原発周辺の放射線量地図を公表しました。毎年公表しています。どんどん低減しています。
p3を見てもらうと、赤い区域はなくなり、黄土色(19μSv/h以下)の地区が少しと、黄色(9.5μSv/h以下)の地区が残っています。黄緑色(3.8μSv/h以下)は問題ない線量です。

経年変化は、p4とp5を見てください。赤い区域がなくなり、黄色の区域が小さくなっているのが分かります。
福島第一原発から80Km圏内における空間線量率平均は、 平成23年11月から令和元年9月までの間で約78%減少したそうです。
予想を上回る低下で、避難指示解除が進んでいます。

大月規義・朝日新聞編集委員、中間貯蔵30年に見る政治的課題

2020年2月16日   岡本全勝

朝日新聞社の月刊誌『ジャーナリズム』2月号に、大月規義・朝日新聞編集委員の「中間貯蔵30年に見るフィクションと矛盾の連鎖」が載っています。2月号は、特集「東日本大震災から9年 教訓を忘れるな 原発と民主社会」です。

大月論文は、放射能汚染による、除染作業と除去土壌の中間貯蔵を取り上げます。
原発被災地での中長期の課題としては、廃炉、帰還、賠償などがあります。それぞれに難しい課題ですが、除染と中間貯蔵を社会的、政治的な角度から取り上げた記事や分析は、多くはありません。

・どうして、世界で初めての除染が行われるようになったか
・どうして、中間貯蔵施設ができたか。
・その施設を受け入れるという「大きな犠牲」を決断した二人の町長と、拒否した町長
・30年後に県外に移して最終処分をするという「フィクション」がもつ意味、など
当初からこの課題に取り組んでいる記者でないと、書けない内容です。

「報道してきた側の自省を込めて9年間を振り返ると、原発事故の特殊性に振り回されてきた。中間貯蔵施設にしろ廃炉・汚染水問題にしろ、事故の被害をより克明にする報道が多かった」
「それはそれとして、従来の方針や計画の実現性のなさと、不可能な場合の対応策について、報道する側としても避難者、県民、国民の目線で再評価すべきときに来ているように思う」とあります。

原子炉の溶解崩落、放射性物質の大気放出という未曾有の事故に対し、当初は「その場しのぎ」の対策で進めたようです。その後は、一日も早い住民の帰還という方針で進めました。
指摘の通り、これまでの政府の方針が良かったのか、それとも他に策があったのか、また今後はどのように進めるべきかは、検討されるべきことです。
批判や評価はもちろん重要ですが、代案は何か、またその決定過程は正しかったのか。そのような視点からの検証です。二度とこのような事故は起こしてはいけませんが、次回とんでもない事故が起きたときに、より良い対応をするためです。
そのような検証は、マスコミ、識者、政治家とともに、官僚の役割だと思うのですが。

原発事故が起きたことの調査は本格的に行われましたが、その後の政府の対応については検証されていないようです。事故後の評価は、「原子炉の後始末」と「敷地外の地域や社会への影響」の2つの分野で行う必要があります。原子炉の後始末は科学技術的観点から、そして地域への影響は政治・社会的観点から行う必要があります。

私が携わった大震災の被災者支援復興の過程において、常に将来の人による検証を念頭に置いていました。「この判断は、認めてもらえるだろうか」と。そのために記録を残し、自分でも文章にして残してきました。「閻魔様の前で胸を張れるか

もうすぐ330万番

2020年2月15日   岡本全勝

今朝(2月15日朝)の時点で、閲覧者数が3,295,000を超えました。もうすぐ、330万です。320万番が、昨年9月15日でした。

かつて、キリ番を記録した方に、賞品を贈るという邪道なことをしていました。330万番を記録された方がおられたら、その画像をつけて、申し出てください。