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岩手県沿岸南部視察

2015年4月14日   岡本全勝

今日14日は、岩手県宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市を視察し、市町長と意見交換してきました。特に、山田町、大槌町、陸前高田市は、市の中心部がすべて津波で流され、役場機能も失うという大きな被害を受けた町です。そのため他の町に比べ、復旧・復興事業が遅れていたのですが、最近になって大きく進みました。
すなわち、住民の意見集約ができて、高台移転や区画整理の計画ができあがり、用地買収もほぼできました。工事も着実に進んでいます。また、早い地区では公営住宅や宅地造成が完成し、引き渡しも始まっています。首長さんたちも、自信を持ったお顔です。工事完成までには、まだ2~3年かかりますが、見通しが立っていること、順次完成することで、住民の方にも安心してもらえます。
その他の市も、順調に工事が進み、次の課題は生業の再生や集団移転跡地の利用計画などに移っています。新しい街並みができると、仮設商店街から本設の商店街に移転してもらう算段が必要になります。また仮設住宅での孤立防止見守りや新しい住宅地でのコミュニティ再建支援の他に、自宅を再建するか公営住宅に入るかを決めかねている家族への相談なども必要になります。現場に行くと、新しい課題やそれに対する新しい試みなども勉強になります。工事の完成時期や残る事業とあわせ、後期5か年の財政要望なども聞いてきました。
時間を有効利用するために、昨日夜に盛岡まで入り、今朝から一筆書きで、回ってきました。今日も、強行軍でした。

ふたば未来学園、開校

2015年4月12日   岡本全勝

福島県立ふたば未来学園高等学校が、双葉郡広野町に開校しました。原発事故以来、双葉郡内の学校はすべて外に避難し、4校あった高校も避難先でサテライト校として授業を続けてきました。今回、郡内で1つの高校として、再発足しました。学校は地域の拠り所であり、未来の双葉郡を担ってくれる若人の育成の場です。復興の一つのシンボルになると思います。いろんな方が、応援してくださっています(小泉進次郎政務官のブログ)。
復興を進める行政の立場からも、これは一つの試みです。郡内には、学校をはじめいろいろな施設や機能が、町村ごとにあったものも多いです。他方、消防やゴミ処理など、郡内で協同してやっていたものもあります。この後、復旧と帰還を進めますが、直ちには、住民全員が戻れるわけではなく、また以前のような人口にも戻りません。すると、その間に提供する行政サービスや民間サービスは、人口に見合ったものにする必要があります。ふたば未来学園は、いくつかあった高校を、結果として統合した形になっています。一つのモデルとなると思います。

自治体からの被災自治体への職員応援

2015年4月11日   岡本全勝

読売新聞、毎月11日の連載「震災再生への歩み」、4月11日は自治体応援職員についてでした。現在も、全国の自治体から約2,300人の職員が被災自治体へ応援に入っています。新年度になって交代があり、新しく派遣された職員も多いです。早く現場に慣れてくださることを願っています。慣れない土地、支度から遠く離れた地なので、ご苦労が多いと思います。ただし、受け入れ側も経験を積んでいますので、比較的円滑に行くと期待しています。記事でも紹介されているように、中には2度目の派遣の方もおられます。
石巻市には226人もの職員が応援に入っています。岩手県大槌町は、町職員133人に対し、応援職員が124人です。同数近くの職員が入っています。
実は、被災自治体からは、なお270人ほど欲しいと要望があるのですが、送り出す自治体も職員が余っているわけではありません。余裕のない中で送ってくださっていることに、感謝します。これ以上追加をお願いできないので、被災市町村自体で、任期付き職員を採用することを薦めています。経費は国が負担しています。そのほか、人材不足対策は、こちらをご覧ください。

知事への挨拶、意見交換、2

2015年4月7日   岡本全勝

昨日に続いて、今日は岩手県知事に挨拶に行ってきました。14:20東京発の新幹線で、盛岡には16:33着。仕事を済ませて、18:15盛岡発、20:32東京駅着。便利なものです。行き帰りの新幹線では、ゆっくり資料を読めましたし。盛岡は、桜はまだでした。

知事への挨拶、意見交換

2015年4月6日   岡本全勝

今日は、福島県知事と宮城県知事に、次官就任の挨拶に行ってきました。お二人とも、大震災発災以来、いえその前から、長くお世話になっています。しばしば、厳しく指摘をしてくださいます。耳は痛いですが、私たちの立場ではわからない点を教えてくださることは、ありがたいです。知事や市町村長は、現場で苦労をされています。その課題を、支援し解決するのが、私たちの仕事です。
あわせて、復興局でも、職員に挨拶をしました。復興庁が、被災市町村長から比較的高い評価を得ているのも、復興局職員が現地に出向き、被災自治体と緊密な意思疎通をし、課題解決に汗を流しているからです(例えば読売新聞3月2日。「市町村長アンケートが詳しく載っています。その中で、政府の震災対応への評価では、大いに評価できるが3人、ある程度評価できるが35人と合わせて38人、9割の首長さんが高く評価してくださっています」)。職員に感謝し、さらなる努力をお願いしました。