カテゴリーアーカイブ:歴史遺産

学生企画訓練

2010年5月26日   岡本全勝

今日、消防大学校では、救助科の学生たちが、自ら企画した訓練を行いました。6人ずつが10の班に分かれ、それぞれが「災害現場」をつくります。増水で川の中州に取り残された親子、高層ビル外壁で宙づりになった作業員、縦穴の中に転落し酸欠状態になった作業員、崖下に転落した自動車と運転手などなど。そして、ほかの班が、その想定の下で救助するのです。明日も、同じ想定で、別の班が訓練します。
学生が自分たちで、事故と救助方法を考えるというところが、ミソです。教官に指示された内容や方法でなく、自らが考える。教育訓練の理想像です。もちろん、企画を練り上げるまでには、大変な労力がかかります。また、事前に練習をやってみて、可能なものかを確かめる必要もあります。時間と手間暇が、かかるのです。でも、彼らは、所属の消防本部に帰って、今度は自分たちが教官を務めなければなりません。
今日は、東京消防庁ほか、川崎市、相模原市、埼玉県央消防本部、川越市から、救助隊が支援に来てくれました。同じ想定の下で、お手本を示してくれます。明日も、さいたま市、横浜市、横須賀市、宇都宮市から、支援に来てもらいます。ありがたいことです。
この訓練は、消防関係者の間では結構な人気で、見学者がたくさん来てくれました。宣伝したわけではないのですが、「訓練要領」パンフレットは、300部なくなりました。これまた、うれしいことです。

消防学校での教育訓練

2010年5月24日   岡本全勝

前にも紹介しましたが、各県や大きな政令市は、消防学校を持ち、消防職員を教育訓練しています。京都府の消防学校が、ホームページを更新しました。どのような教育をやっているか、画像と映像が豊富なので、わかりやすいです。「初任科生(新規採用職員)の一日」のほか、動画のページではそれぞれ2~4分で訓練の様子を見ることができます。

山岳救助訓練

2010年5月22日   岡本全勝

今日は、消防大学校の救助科が、山岳での救助訓練をするので、付いていきました。東京の奥多摩、秋川渓谷の山林を借りての訓練です。東京消防庁の支援を頂きます。
急な斜面20~30メートルを上り下りし、負傷者を担架に乗せて救出します。立っているのも難しいくらいの急斜面です。幸い雨は降りませんでしたが、早朝まで降った雨で、斜面はぬかるんで、さらにすべりやすくなっています。ロープを使って自らの安全を確保しつつ、担架を引き上げます。担架は、バスケット担架と呼ばれるそり状のものです。4人で担架を持ち、数名が上でロープを引き上げます。汗びっしょりです。
私は、その急な斜面は登らず、横に造られている登山道を登りました。これも道と言うより、足場があるというだけのものですが。安全靴にヘルメット姿です。子どもの頃、駆け巡った田舎の山を思い出しました。あの頃は身軽でしたから、ひょいひょいと上り下りしましたが、この歳では、迷惑をかけてはいけないので、慎重に。(2010年5月20日)

山岳救助訓練の写真を載せました。急な斜面の状況が、わかっていただけると思います。
新しいホームページソフトなので、試行錯誤しながら、写真の貼り付けに成功しました。