カテゴリーアーカイブ:歴史遺産

今日も福島往復

2011年7月18日   岡本全勝

3連休。皆さんは、楽しんでおられるでしょうか。深夜・早朝に、なでしこジャパンの活躍をご覧になった方も、多いでしょうね。
私は、今日は、平野復興担当大臣のお供をして、福島県庁に、知事との面談に行ってきました。一昨日も、郡山に行ったばかりですが。 これで、今月は、東北新幹線で6往復しました。明日も、仙台での意見交換会が入っています。
今の仕事は、地方自治体を支援することなので、声を聞くために、現地へ出かけることが多くなります。他方、私の調整相手は各省ですから、東京が基地になります。「東京に戻らず、向こうで泊まったらよいのに」という声もあります。私も、その方が楽なのでしょうが。仕事の関係で、そうもいきません。
今日は、夕方に東京に戻り、大臣にそのまま職場に登庁してもらい、明日以降の打ち合わせをしました。昨日、資料を作り、職員に指示を出してあったので、円滑に打ち合わせが進みました。3連休に仕事をさせて、申し訳ありません。さらに、職員を増やすので、職場は机やパソコンを増やす作業をしてもらっています。
暑い日が続きますが、頑張って乗り切りましょう。

復旧・復興にかかる経費

2011年7月17日   岡本全勝

復旧・復興にかかる経費について、整理しておきましょう。
時間の経過で分けると、応急・救助の段階、復旧の段階、復興の段階の3つに分けることができます。第1段階の応急・救助は、発災直後からの経費で、救急や避難所の運営などです。これについては、現時点までに多くの仕事が進み、支出もされています。第2段階の復旧は、現在進行形です。元の状態に戻すにはいくらかかるかという観点から、ストックについて「被害額」が推計されています(内閣府防災統括官6月24日)。これによると、16.9兆円です。さらに第3段階として、復興経費が必要です。高台に移転するとか、堤防などをかさ上げするとか。道路や鉄道を付け替えると、復旧以上の経費がかかります。これは、現時点では、見込みが立たないので、確実な推計はできません。
次に推計手法に、いくつかの方法があります。正確なのは、市町村の各事業を積み上げてくることです。しかし、これは事業の計画が立たない自治体が多いので、だいぶ先になります。現時点では、過去の災害(阪神淡路大震災など)を参考に、マクロで推計するしかありません。もちろん、これにも、どの程度の区分で推計するかによって、いくつかの数字があり得ます。
そして、これらの事業が、これから何年にわたって行われるか。年割り額があります。
次に、これらの事業費のうち、どこまでが民間の負担で、どこまでが公費(国と地方自治体の負担)かが、別れます。道路や学校の復旧は、ほぼすべてが公費です。民間の建物や施設は、基本的にはその所有者の負担です。救助経費でも、ボランティア活動や民間の寄付によるものがあります。
復旧事業は、現場で、どんどん進められています。財政負担の枠組み(国費と自治体の負担割合など)が、できているからです。総事業費は、事業や計画を進めながら、確実なものになるのでしょう。それまでは、一定の推計で進めるしかありません。

原発事故市町村との会議

2011年7月16日   岡本全勝

今日は、福島県郡山市での、原発事故市町村との意見交換会に行ってきました。菅総理、細野原発事故担当大臣、平野復興担当大臣らが、出席しました。片山総務大臣主催の会議が、これまで3回開かれました。それを入れると、今回は4回目になります。今週は、月曜日と土曜日に福島県に行ったことになります。
原発事故で避難した人たちは、まだ帰宅のめどが立ちません。そこが、地震津波による避難と、違うところです。原発は、次第に冷温化しているようです。安定化すると、被災地の放射線量を量って、帰宅できるかどうかを調べることが可能になります。しかし、それには、まだ時間がかかりそうです。
今日は、12市町村の首長と議長さんから、意見を聞きました。いつになったら、帰宅できるのか。放射線に汚染された土壌は、どのようにしてきれいにするのか。子どもたちが帰るには、どの程度の放射線量なら安全なのか。帰宅しても、働く場がなければ、町は成り立たない。住民の健康診断を続けて欲しい。などなど。大変なご苦労を、おかけしています。
復旧・復興には、インフラ整備だけでなく、働く場、教育と社会保障といった安心の3つが必要だということを、痛感しました。

喉を痛める仕事??

2011年7月12日   岡本全勝

復興本部事務局勤務になって、2週間が過ぎました。組織の立ち上げや職員の仕事の配分、仕事の進め方の共有など、相変わらず苦労しています。これまでにない仕事、初めて顔を合わせる職員ですから、いろいろ大変です。
どうしたら、職員が気持ちよく効率的に仕事ができるか。そして、早く良い結果が出せるか。その段取りをつけるのが、わたしの仕事です。職員との呼吸も合い、徐々に、仕事が軌道に乗りつつあります。
私は、朝から晩まで職員に指示を出すため、しゃべり続けで、また喉を痛めました(4月13日の記事)。ペットボトルのお茶と、のど飴が離せません。職員からは、「黙ればよいのです」と言われました(笑い)。指示は、紙に書いて職員に渡したいのですが、忙しくてそれすらできず。
常に、「しなければならないことで、何か忘れていないか」「大臣からもらったたくさんの指示を、処理し忘れてないか」「先ほどかかってきた電話は何だったっけ」「次の仕事のために、何を準備しておくべきか」と心配の連続です。

今日は福島へ

2011年7月11日   岡本全勝

今日は午前中に、福島市で原発事故市町村との意見交換会。片山総務大臣のお供をしてきました。テーマは、地方税の特例についてです。
地震で壊れた家や津波に流された家について、固定資産税を免除する特例を既に定めました。原発の避難区域の住宅は、壊れていないのですが、使うことができません。これらも、地震で壊れた住宅と同じ扱いをするための法律を考えています。
もっとも、ことはそう簡単ではありません。その市町村にとっては、税収が減ります。必要な財政支出に対し税収が不足する場合は、地方交付税で補填します。天災によって税収が減った分を税金で補うことは、国民も納得してくださるでしょう。しかし、原発事故の場合は、原因者がいます。その人(会社)が補填すべきである、という議論もあるのです。でも、損害賠償請求をしていては、時間がかかります。

15時に東京に戻り、国会議員への説明やら、事務局内での打ち合わせやら。昨日(日曜日です)のうちに、職員に仕事の段取りを指示してあったので、その進捗状況や課題を、報告してもらいました。
今月中に「基本方針」をつくらなければならないので、忙しいのです。他方、国会も開かれていて、大臣への質問も多く、その準備も必要です。職員には、休日出勤やら残業をお願いしています。申し訳ありません。