カテゴリーアーカイブ:歴史遺産

NPOによるコミュニティ支援

2013年3月25日   岡本全勝

今回の大震災復興の特徴に、NPOによる支援があります。避難所での手伝いや、仮設住宅見守りは、何度もこのホームページで紹介しました。説明しにくかったのが、コミュニティ支援です。町内会がまとまるためのイベントや、高台移転への話し合い、市役所への掛け合いなどのお手伝いをしています。
藤沢烈さんが代表のNPOが、釜石市でコミュニティ支援を行なっています。今回、東北復興新聞が、特集記事で紹介してくれました(「岩手県釜石市 コミュニティ 形成支援のモデル事例に学ぶ」前編後編)。
・・彼らが住民からの大きな信頼を得ている理由は、さまざまな支援活動とともに、外部の人間として「前に出過ぎない」立ち位置にも秘訣がありそうだ・・
・・「大切なのは代表性のある住民組織があることです」。こう話すのは同法人代表理事の藤沢烈さんだ。地域内にさまざまな住民組織やコミュニティが存在する中で、「あの人が言えば」という信頼を得ているリーダーの存在は非常に重要。そうしたリーダーや組織は代表性を持つため、行政から見ても会話や調整がし易い相手となる。当然、住民からしても意見が通り易くなる訳で、結果的にまちづくりが加速化する。
「よく行政・住民間の連携が課題と言われますが、実は本質的な課題は住民同士の連携だと気づいたんです」(藤沢さん)。復興コーディネーターは、住民活動の促進や場づくりを行いながら、住民間のコミュニケーションを円滑化しているとも言えるだろう・・
なるほど、納得します。烈さん、ありがとう。

復興特別委員会審議

2013年3月25日   岡本全勝

今日は、衆議院復興特別委員会で、大臣所信に対する質疑がありました。参議院総務委員会で、岡本統括官への質問通告があり、そちらに出席したのですが、質問はなく空振りでした。
国会は、この後、年度末の日切れ法案の処理と、暫定予算の処理が予定されていて、復興特別委員会での法案審議は、その後になるようです。

震災関連倒産と新規法人設立の動向

2013年3月24日   岡本全勝

帝国データバンクが、東日本大震災の関連調査をしています。今回、2年目の調査が発表されました。それによると、企業の倒産件数は1,139件で、阪神・淡路大震災に比べ3.4倍、負債総額は14倍です。直接被害による倒産が1割なのに対し、9割は間接的被害です。地域も東北地方だけでなく、関東や中部、近畿、九州でも多くなっています。
また、東京商工リサーチの調べでは、被災3県で復興に向けた新しい法人の設立が増えています。2012年1月から9月までの間、全国で設立された法人は7万5千社、前年同期比106%増に対し、被災3県では2千8百社、44%増です。
その内訳は、内陸部で1,761社、32%増、沿岸部で1,046社、68%増です。復旧は内陸部が早く、沿岸部の遅れを心配していましたが、そうでもないようです。産業別でも、建設業だけでなく、農林水産業や製造業も多いです。

避難区域の復興計画

2013年3月19日   岡本全勝

今日、避難解除等区域復興再生計画」を発表しました。この計画は、福島特措法に位置づけられたもので、避難命令の出た12市町村について、おおむね10年間の復興の計画を明らかにしたものです。知事の申し出に基づいて、総理大臣が決定しました。
見ていただくとわかるように、この地域全体の復興計画とともに、市町村ごとの復興計画も書いてあります。もちろん、市町村ごとに状況が異なるので、内容もさまざまです。市町村も、それぞれ独自の復興計画を持っています。それらと内容を合わせて、作ってあります。今後これを、具体化し、進めていきます。

被災地での企業とNPOの連携

2013年3月16日   岡本全勝

3月12日の朝日新聞社説は、「被災地の復興、スモールビジネスを力に」でした。被災地の復興には、働く場が重要です。その際に補助金頼りでは、補助金がなくなると事業は終わってしまいます。小さくてもビジネスとして定着させる試みが、NPOの支援によって広がっています。そして、企業の持っている「能力」を活用することも、試みられています。
これは、官と企業と地元をNPOがつなぐ、新しい社会の試みでもあります。私たちが進めようとしている、官と企業とNPOと地元の連携です。
記事の中で、藤沢烈さんが、紹介されています。ぜひ、原文をお読みください。紹介が遅くなりました。